7月3日~5日
このたび、縁があり
トヨタ白川郷自然学校内の
宿泊施設に滞在させていただきながら、
岐阜県白川村で20213年7月に結成された
公益社団法人日本山岳ガイド協会認定団体「白山白川郷トレイルクラブ」会員向セミナーを大学山岳部の後輩でもありガイドのS君とお手伝いをさせていただきました。
1日目
研修打ち合わせ。
研修課題の一つ、白山白川郷トレイル上にあるいくつかの”渡渉ポイント”の安全管理をどのようにするか。課題の沢渡渉のある”道宗道トレッキング”コースを歩いてみました。
宿の夕食なのですが、
フレンチで、ちょっと贅沢をさせていただきました。
2日目
前夜、スタッフの方とのお話やセミナーへの要望など伺い、S君と相談し、2日間で基本をしっかりマンでいただくという研修プログラムに再構築してみました。
一日目は、
ガイドの役割についてなどの講義や、
ロープワークなどの実技行い
午後から、課題の一つ”渡渉方法”
について試行錯誤していただきながら、
検証、考察をしてみました。
今夜も、夕食はフレンチです。
2日目
会員個々の課題、クラブの課題などが見えてきたなかで、昨日と違う渡渉ポイントで、石などを利用した支点構築を考えていただき
場面に応じた渡渉ポイントの安全管理方法について、検証、考察をしていただきました。
次にガイドの役割の一つでもある、
危急時対応について、
『ガイド中にアクシデントが発生したら』という設定で、検証、考察していただきました。
【お客様が登山道を踏み外して滑落】
【ロープを利用して
ガイドが現場に向います】
【ケガをしたお客様を
介助しながら引き上げます】
【登山道まで戻り、ザック搬送へ】
2日間という短い期間でしたが、
講義でもお伝えしたガイドの役割
”危険の予測と排除”がいかに
大切なことかに気づいていただいた
研修になったのではと思います。
白山白川郷トレイルクラブの
みなさまお疲れ様でした!
PS
今回は、気心の知れた
後輩と一緒にこのような研修の
お手伝いができたことに感謝、
S君、ありがとう!