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支給

2012年12月10日 | Weblog

働く人たちにとって楽しみの一つ、それは『ボーナス』だろう。そのボーナスがきょう、公務員に支給された。

国家公務員の給与やボーナスは、東日本大震災の復興財源を確保するために削減されており、平均の支給額は56万円余り、去年の冬に比べて5万円余り減という。以下、NHKニュースから・・・・

『総務省によりますと、国家公務員のことしの冬のボーナスは、管理職を除いた平均年齢36.2歳の職員で、およそ56万5300円と去年に比べて5万1800円減りました。
国家公務員のボーナスは、東日本大震災の復興財源の確保などのため、今年度から2年間、一律9.8パーセント削減する措置がとられており、冬のボーナスとしては昭和63年以来の低い水準となりました。また、年間のボーナスの支給額も、過去最高だった平成10年度に比べると30パーセントの減少となりました。
冬のボーナスは、内閣総理大臣と最高裁判所長官がおよそ371万円で、中央省庁の事務次官はおよそ270万円、前衆議院議員はおよそ253万円と、いずれも去年に比べて10パーセントから30パーセントの減少となってます』(NHKニュース)

これでいうと、野田総理は約371万円ということになる。緊縮財政の世にあって、少々多いのではないだろうかと思うのは私だけではないだろう。去年に比べ10%〜30%の減少とはいうものの、自らもう少し、身を切るぐらいの覚悟でやって欲しかったと思う。

日本の借金ともいえる『日本国債』の発行残高が、700兆円を超え、先進国中で最も大きいと言われる時代にあって、公務員はいわば“滅私奉公”型の働きをお願いしたい。そういう観点からも、国民の税金から、のうのうとボーナスを戴けるのは、行政改革を訴えて当選した議員センセイにも言えることだ。

景気や売り上げに大きく影響される民間企業と比べ、公務員はこれまで不況にも強く、安定してボーナスが支給されてきた。働きが悪かろうが、良かろうが公務員という身分は常に安定しているのは大変嬉しいことだろう。民間と比べ高いか安いかを議論することは避けて、公務員はとにかく安定しすぎている。

行財政改革が云々されても、大きく改革されたことはなく、やはり安定しているのはとにかくうらやましい。

選挙で当選して公務員となっている方々と、試験で公務員になった人との区別をつけることを考えても良い時代ではないだろうか。選挙で公務員になったセンセイ方には“歳費”があり、いわゆる家賃の安い宿舎に住み、いろいろな面で優遇されているのだ。だから、この厳しい時代にボーナスは返上するぐらいの奉仕の気持ちがあってよいのではないだろうか。