クリスマスイブ。外を眺めるとイルミネーションの明かりがまだ点灯されている。いつもだと、9時過ぎには明かりの数が減って、節電の冬を実感していたが、このお宅、多分、今夜とあす夜は粋な計らいをしてくれるのだろう。
政界が動き始めた。自民党安倍内閣の大臣候補者がどんどんニュースとなって出てきている。麻生さんや菅さん、高村さん、石原さんなどの実力者が内定という形であがってきている。
心配なのは、あまり頭でっかちになってしまって、派閥間の思惑が衝突してしまうのではないかなど懸念されることがあると政治評論家が話していた。
確かに、安倍さんは無派閥の方なので、総裁選挙の際も根回しでいろいろな苦労があったと聞く。ストレスが溜まってまた以前のように難病にかからなければ良い・・・がなどと心配している。テレビ画面で見ると総選挙後少し痩せてきたような気がするのだが・・・。やはり、生真面目な性格で“お坊ちゃま”だから野性味が少々不足しているかなっと感じることがしばしばある。
一方、選挙で大敗した民主党の次期代表選は、二人が名乗りを上げているが、どうも線が細い。この党の体質はダイナミックさに欠けるのだが、ますます細くならないように、願いたい。
いずれにせよ、25日には民主党新代表が決定し、新生民主党がスタートするのだが、政権担当時をよーく総括し、野党として再スタートをきってほしい。松下政経塾出身の“能ある”方々が多いのだから、再生も早いとは思うのだが・・・。
年末の大忙しな時期に自民党安倍政権がスタートし、新年を迎えるわけだが、『はじめ良ければ終わり良し』で好スタートを切っていただきたい。
約3年前の民主党政権は華々しさがあったが、中身がほとんど伴わなかった。そして終わりも良くなかった。これも一つの教訓にして、国民の政治不信を払しょくするよう全力で3年半を取り戻す努力をしていただきたいものだ。