童謡の『からたちの花』は北原白秋作詞、山田耕作作曲。リリースが1925年ということだから、まもなく生まれて100年ということになる。
小さい頃、おふくろがよく歌っていたがこの歌、3拍子と2拍子が入れ替わるのが早いため、子供の頃は歌い難い歌だったことしか頭にない。母は独特のソプラノ域の声を出して苦しそうに歌ってくれていた。
カラタチの木はとにかく棘が多い。棘だらけなので、刺されないように気を付けながら小さな蕾を撮った。
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♪からたちの花が咲いたよ。白い白い花が咲いたよ。 からたちのとげはいたいよ。靑い靑い針のとげだよ。♪
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歌詞にもあるように白い花が付き、鋭い棘がいっぱいのカラタチの木。白い花が咲いた後、葉っぱが出て来る。昔は垣根にもなっていたが、現在はほとんどなくなってしまった。
白い5枚の花が咲く来月後半、また花を紹介する予定だ。