古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

こまっちゃった  エドガー・アラン・ポー

2022-10-08 10:40:04 | 小説の紹介

「八月の暑さのなかで」所収 1838年

 

言わずと知れたアラン・ポーの作品って、この作品はそんなに

 

有名ではないかもしれない。

 

ここで問題になってくるのが、筆舌に尽くしがたく、って

 

表現。この表現を作家たるものが使っちゃいかん、という

 

作家の人がいて、長らく、ぼくも、そうだよな、使っちゃいかん

 

よな、とは思っていたのだが、最近になって、筆舌に尽くしがたく

 

も、ひとつの表現なんじゃないか、アリ、なんじゃないか、

 

と思うようになってきた。

 

で、この作品だが、12歳の子が書いたという設定で、コメディタッチ

 

全然怖くない。いや、逆にそれが怖いのか。いやいや、ぜんぜん

 

怖くないって。

 

           (読了日 2022年 9・15 3:05)

                    (鶴岡 卓哉)     

コメント
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