ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

カボチャどっさり!

2017-08-22 08:45:12 | 農業

 見てくれ、カボチャ大豊作だぜ!

 コンテナ6個もありゃ十分だべ、って収穫に入ったら、なんとこの有様。全部で66個も穫れた。早とりしたのが8個あるから、しめて74個!見事なもんじゃないか。まるでカボチャ農家だね。

 今使ってる畑は、ハウスとその周辺の狭いものも含めれば、3か所。家の裏側はキュウリやナスやピーマンなど、毎日手入れや収穫が必要な野菜を植え、ちょい離れた4畝では大豆とカボチャと里芋を育てている。こまめな管理が要らない作物だ。4畝って20メートル×20メートル、けっこう広いのよ。だから手間のかからないもので埋めてやらないと、とてもじゃないが手が回らない。

 カボチャはその点、いいんだよ、少ない株数でかなりの面積覆ってくれるから。それと収穫に手間がかからず、しかも保存性に優れている。適当な保管場所に置いておけば、冬近くまで持つ。て、ことはもらった人も有難迷惑ってことにならない。ねっ、いいこと尽くめだろ。

 去年、神さんから畑耕作権を引き継いで初めて導入したカボチャ、試行錯誤の末に辛うじて成功し気を良くしての再挑戦だ。去年の苦戦の轍は踏むもんかい。問題点は三つ。一つは肥料をしっかりやること。購入苗に頼らず種から育てること。それと雑草への対処、これが一番の問題なんだ。5月半ばに苗を畑に下ろしてからの3か月間、雑草がもっとも元気にはびこる時期をやり過ごさにゃならん。

 まずは移植前の畑をよくよく耕す。植えた後は、蔓が伸び広がる前に何度か苗のぐるりを管理機で回って草を埋め込み、その後も蔓が伸びるそばから管理機で通っては随時敷き藁を敷いて行くことにした。一度に敷き藁をしてしまえば作業は楽だが、藁の合間から育ってくる雑草にゃ手で立ち向かわにゃならん。ここが昨年失敗したところ。あまりの雑草の繁茂に実の着くころには完全に雑草畑、お手上げ状態になってしまった。

 今年だって雑草ははびこった。

 でも、見ての通り、ところどころにひょろりと立つだけで、カボチャの生育を邪魔することはなかった。そうなれば見回りにも自ずと気が入るから、ちょと着いた実を回して全体に日を当てるなんてこともできた。おかげで、今年のカボチャはどれも美しい。大きさも適度。市場にでも出したいくらいの良品に仕上がった。

 さっ、せっかくの大豊作、無駄にせぬよう、腐らせぬよう、知り合いに配りまくろうかい。

コメント
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