8月第2週に入ったっていうのに、ようやっと!出穂だよ。それも、ぽつらぽつらとしょぼい出方。大丈夫なんかい?お米さん。
例年なら、この時期はほぼ8割方穂が出て、水口を除けば、全面きらきらと黄緑色に彩られる時期なんだ。
遅れてる、確実に1週間、いや、10日は遅れてる。しかも、このはっきりしない夏?だ。しやきっと暑かったのは、7月半ばの2週間ほどだけ、あとは、曇ったり、降ったりの日々が続いている。
苗作りに問題あったかなぁ?と、振り返ってみるが、周囲の田んぼもみな同じように遅れているので、やっぱり気候だな、原因は。6月の低温か?そうだなぁ、たしかに活着に時間かかったもんなぁ。いつまでもひょろひょろのままだった。
苗は悪くないと思ったんだけど、その後の低温ボディブローが効いて、イネの姿ももう一つ元気がない。幸い勢いは止まっているものの、イモチの病斑もちらほらと見え隠れする。広がらないでくれよ、お願いだ!でも、秋口にゃ穂首にも出現するだろうな。
この調子で行くと、出揃うのは、8月末、いや、9月にずれ込むか。これから先のお天気さん、あんた次第だ。このまま夏らしい夏も到来ずいつの間にやら、秋だもう!なんてことになると、豊かな実りなんてまず無理。稲刈、杭掛け天日乾燥、脱穀、作業も10月から場合によっちゃ11月にもつれ込むかもしれない。まいったなぁ、こりゃ。
関東以西じゃ炎暑に悩んでるんだろ、なのに、こっちじゃ、低温、日照不足で生育遅れ、温暖化てのは一筋縄にゃいかんもんだなぁぁ。