ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

楽しく踊ろぜ、ZUMBA!

2018-09-01 09:22:04 | トレーニング

  ZUMBA、人気だよ。ジムのZUMBAレッスン、ついに、30人超え!スタジオ満杯!開始の直前に行ったら、もう入り込むスペースなし。すんません、すんません、って声にゃ出さないが、心で謝りつつ無理やり割り込んだもの。新加入は、50~60代のおば様方だ。友達に誘われて、とか、ガラス越しに見て楽しそうって思ってなんて理由なんだろな。やっぱりエアロと違って、音楽に乗る喜びってことなんだと思う。ああ、かかる音楽もラテン系のノリのいいものだしね。、

 狭いスペースで控えめに小さくなって踊り始めるんだが、曲が進むにつれて、あれ、周囲の空間広いんじゃね?うわーっ、ごめん!なんか押しのけて踊ってるみたい。でも、まっ、いいか。踊った者勝ちよ。楽しんで没頭して踊らなくっちゃ。

 で、レッスンの雰囲気、なんかすっごいストイックなのよね。メンバーは終始無言。声を出すのはインストラクターのお姉ちゃんだけ。みんな前で踊る彼女の振りを見ながら真似るのに精いっぱいだ。そりゃ仕方ないよな、ほとんどシニアばっかりなんだもの。どう見たって、運動も苦手、ダンスもこれが初めて、って人たちばっかなんだから。おっと、こっちだって、ついこの間までは、振り間違えまいと、必死で後追いしてたんだっけ。いやいや、今だって、見ないと次が出てこないとか、この振り、どうしてもできない、なんてこともあるから、インストラクターに注視、注目なんだけど。

 さすが1年以上、それも週2回も通ってると、勝手に体が動くようになってきている。と、なると、この変に押し黙った雰囲気って、異様だろ、不自然だ?声出したり、掛け声かけたり、楽しく笑顔で踊りたいじゃないか。あんなノリノリの音楽に体揺らしてて、仏頂面はないだろうぜ。ヨガや筋トレじゃないんだからさ。

 顰蹙買うかもしれんから、最初は控えめに。回数も少なく、声も小さめで。あれっ、なんか聞こえた?程度の慎み深さでね。ダンスで声出す、ってけっこう難しいのさ。どの拍で発するかとか、どんな気合いかとか、声は裏か地声かとか、曲によっても、リズムによっても違う。場違いな掛け声かけたら、気持ちよく踊ってる人たちの迷惑になる。そもそも、そういうお調子乗った賑やかさが嫌い!って人だっているかも知れない。生真面目にダンスに没頭したいとか?

 先週から始めた掛け声運動?いや、ダンス。昨日はなんと、仲間が出てきたんだ。前列で踊ってる常連さんたちが声を出し始めたんだよ。おおー、いいぜ、その調子!こっちも気持ち大きく、声も大きく。なんか、一気にスタジオの温度が上がったぜ。

 1曲踊り終えて、自然と沸き上がる拍手と笑い声!おお、いいね、いいね!こんなのなかったよなぁ、これまで。声出して踊っての高揚感、半端なかったんだろう。みんな生き生きとして声出して踊り終えたことを喜び合ってる。そうだよ、それなんだ!あれだけリズムに乗り切って踊ってれば、声だって気合いだって出てきて当然なんだ。体と一緒に心だって弾んでるんだから。そんな飛び跳ねる心を押し殺して押し黙って踊ってるって、それこそ、異常なことなんだよ。精神修養、身体鍛錬じゃないんだから。踊ってる曲の大部分はラテン流熱烈な愛の賛歌なんだから。

 でも、声を出して踊ってるのは一部、振りも完全な上級者?のみ。まっ、それはそうだろう。こっちだって、声出すぞ、って所まで1年以上かかったんだ。昨日今日レッスンにはまってきた人たちは、ダンス覚えるのでそれどころじゃないだろう。歳も歳だとしね。その羞恥心を飛び越えのは容易なこっちゃない。だけど、ZUMBA踊ってるってことが、いい歳して、って世間の常識から一歩踏み出してるわけだから、ここは一つ、大きな声出して、みんなで掛け声で心通わせながら楽しもうじゃないか。

 そう、楽しんだ者勝ちだぜ、ZUMBAはさぁ。

 

コメント
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