ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

転ばぬ先の杖、とでも申しましょうか。ストーブ煙突掃除!

2018-09-24 09:36:51 | 暮らし

 早いよなぁ、いくら何でも早過ぎだ。まだ9月半ばだぜ、まだまだストーブのご厄介にゃならんだろ。

 でもなぁ、転ばぬ先の杖って言うじゃないか。数日前にゃ気温15℃、夜気もさわさわと降りて来たもの、準備だけは怠りなく、ってことさ。冬は思いがけなくやって来る、それが北国だ。それに、孫も来るってことだし、寒さで縮こませちゃなんねえだろうが。

 なぁんて、なんやかやと理由こじつけちゃいるが、本音を引っ張り出しゃ、ストーブ早いとこ試してみたいのさ。いや、ストーブの試運転というより、今年の薪の燃え具合かな、心待ちなのは。

 天気はいいし、部屋の掃除もせにゃならんから、ついでに煙突掃除も済ませちまうか。心動けば作業時、ストーブの回り、2階の煙突掃除窓の周囲、びっしりと新聞紙を敷き詰めて、いざ、煙突ブラシの挿入。おっと、その前に、我が家の秘密兵器、煙突叩き棒で煙突外側を満遍なく叩く。塗装を傷つけないよう優しく、しかし内壁にこびり付いた煤は落ちる程度には刺激的に、右から左から、下から斜めから打ちつける。

 そんな原始的な方法で落ちるのかよ?って、首傾げるだろ。ところが、このがさつなやり方、けっこう効果的なんだ。一発叩くごとにざざぁっと煤の塊が掃け落ちて行く。おうおう、そんなにこびりついていたのかい!1年間、ご苦労さまだった。外部刺激療法の後は、金ブラシでごしごし。さらさらと砂のような煤が滑り落ちて行く。何度も何度もブラシを往復させて、煤掃き完了。さぁぁて、どんだけ落ちたかな?

 ストーブ裏側にある煤掃除用の煙突末端の穴の蓋を外す。だぁぁぁぁっと零れ落ちる一冬分の燃え残りカスたち。いやぁ、あるなぁ!大量だぁ。それでも、去年の薪の湿り具合からすれば、それほどでもなかった。ヨツールの威力だな。太煙突の力だな。

 これをこぼさぬよう新聞紙に包み込み、裏庭に廃棄。あとは裏蓋を元のようにはめ込んで煙突掃除完了だ。うーん、なんか清々しいというか、誇らしいというか。薪は大量に準備できたし、ストーブは準備万端整ったし、さっ、いつでもいらっしゃい、冬の先駆けさん。どんなに外で荒れ狂おうと、家の中じゃ、真っ赤な炎を前にのんびりくつろげるんだぜ。

 昔、昔のその昔から、厳しい冬を前にしてのこのひと時、ストーブの頼もしさにほっこり心安らいできたんだ。ちょっと、試しに燃やしてみるか?ダメだダメだ!そんな無駄遣い、薪たちにごしゃか(怒られる)れる。

コメント
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