ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

コント大会、明後日ですから!

2018-09-28 09:04:43 | 菜の花座

 コント大会本番まであと2日!

  残る稽古日は明日1日、仕込み前の数時間のみ。仕上がりはぁぁぁぁ、どんな具合かな?8月盆明けに台本渡してから、ほとんどお任せ、4つのチームがそれぞれ演出を立てて、自力で作っている。強力な演出がぐいぐい引っ張っているところもあれば、メンバー全員で頭を悩ませつつ試行錯誤してるチームもある。定期公演だと、ほとんど僕の言いなりで動くので、こうやって、1から10まで、頭を使うてのは、芝居作りの勉強としちゃ、すごく好ましい。精一杯気張っとおこえ!

 なんて、まったく関わらないてのも、ちょっと無責任な気もするし、正直言って心配もある。で、先週2回の稽古、仕上がり具合を見せてもらった。

 ありゃりゃ、こりゃ見せてもらって良かった!ってチームが二つ。一つは若手4人組。呼び物のダンスがまるで出来ていない。おいおい。得意の分野だろ、もうとっくに仕上がって、踊ってばかりいるんじゃないかってそっちが心配だったのに。まあ、芝居の部分はそこそこ仕上がっていたので、後はダンス、自分たちだけの稽古日も作ったってことなので、なんとかしてくれるだろう。

 もう1つ、おっとヤベエぞ、と思ったのは、ただ一つ大掛かりな舞台装置を使うチーム。上手と下手を交互に使うために、移動型の間仕切りを作るよう指示してあるのだが、その図面が、ワードの乱れで誤解しやすいもののまま印刷されてしまった。そのせいで、こちらの意図を十分にくみ取れずに演出が進んでいたんだ。これは危ういところだった。立ち位置から動きからすべて狂ってしまう。それと、この移動型にした意図は素早い転換の妙を見せ場にしたかったからで、そこを生かし切るっていう意識がほとんど伝わっていなかった。ものはまだ出来ていないし、大物なので、本番前からしか使えない。僕が両手を広げて壁を演じて、目指す動きを理解してもらった。

 残り2チームは順調な仕上がり。余計な差し出口をして、混乱させちまったかな。でも、適当に聞き流して作るだろう。安倍政治手法への風刺劇、観客にもしっかり意図が伝わるだろう。主役の衣装だけは、ちょっとちょっと、で手直しを求めたけどね。流行りの婚活もの、こっちは書き手が考えもしなかった小道具自ら考案して、上手に使い切ってた。これはすでに、面白レベルに達してた。あとは、役者がセリフをしっかり入れることだけかな。

 あのダメだしから1週間、菜の花座4チームは確実に笑いの取れるレベルに届きつつある。さ、高校生の若者ネタとの勝負、今年はどう軍配が上がることやら。去年試験で出られなかった高畠高校と連続出場を続ける米沢中央、どっちも勢いのある演劇部なので、大いに楽しみだ。

 台風がちょっと心配だが、30日(日)13時30分のスタート。川西町フレンドリープラザロビー特設ステージだ。

 それにしても、プラザ共催なのに、プラザのブログにもフェースブックにも載らない!って。トホホ、忘れられてんのね。あっ、そういえば、菜の花座の公演もだったかな?

 

コメント
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