16日(日)『異聞・巷説「安寿と厨子王」』の本番、その10日前に通しができた!
ええーっ、遅すぎじゃなぁぁい?うん、まぁな、早くはないわな。でも、菜の花座としちゃ画期的?は言い過ぎとしても、まずまず順調なんだぜ。なんたって、出演者、スタッフ全員が集まったっの初めてなんだから。
そう、これが現実なのよ、アマチュア劇団の。夜勤でぇぇす、とか、10時前に今残業終わりました、とか、これから会議で遅れます、とか、みんな仕事の合間を盗むように稽古してる。来れない役者の部分は代役立てて稽古続けてきた。出演者全員が揃って通したことないシーンだってあったくらい、信じられない!よな。通しって言ったって、途中舞台監督の出はけの支持が飛んだり、役者が勝手にやり直したり、部分稽古の延長みたいじゃあるんだが。
稽古終了時間を過ぎても強行、10時半近くなってやっと終わった。ふぅー!それでも、最後までどうにかたどり着けたのは、大きい。足りない部分、いろいろとはっきりしたしからな。セリフの入り具合とか、動きの不自然さとか、場転の理解とか、・・・。この通しでわかったことをこれから10日間の稽古で一つ一つつぶして行く。役者たちには、ここがスタートだ、本物の舞台になるかどうかの分かれ目だ、って伝えた。
稽古不足のシーン、もの足りない役者、集団演技、課題は山積みだ。サンプラーと初めて取っ組む音響さんも手こずっている。照明さんは悩みに悩んで憔悴してる。この期に至って?って感じはあるが、台本の手直しもした。
ここで、様々チェックできて、ほんと、幸せだ。まだ10日もある、となるのか、もう10日しかないとなるのか、ここからの頑張り次第ってことだ。