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ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

タマネギ、今年こそ!

2019-08-27 12:47:31 | 農業

 いくらなんで、今年は失敗できんぞ。畑を引き次いでからすでに5年、これまで一度として上手く行ったことがない!なんてこった、お恥ずかしい。

 去年種蒔きしたやつなんて、苗の育ちが悪かったから、春の生育も極めて不良、ほとんどピンポン玉で終わった。食べる意欲も湧かず、小屋のコンテナの中で寂しく暮らしているほどだ。すまん。俺が何もかも悪いのに、毛嫌いしたりして。

 今年こそのリベンジは、まず、種蒔き時期を1週間前にずらしたこと。こうすりゃ、育苗期間が長くなって、少しでも立派な苗に仕上がるだろう。

 次に、種蒔き床だ。去年は、地中の虫に食い荒らされ、外からの侵入害虫にむしばまれ、挙句はネズミ、モグラの傍若無人な振舞いにとことん痛めつけられ、発芽した種は半数以下に減ってしまった。

 そこで対策だ。まず、2週間前に播き床を設えた。堆肥と肥料を混ぜて耕耘、その上をシルバーシートで覆い、白菜のポット育苗場所にしてみた。で、種蒔きの時には、再度堆肥と肥料を施し深く耕した。どうも、タマネギってやつは、大食いのようなんだなぁ。

 よくよく耕したら、平らに均し、筋を付けて、水をどっぱりたっぷり撒く。そこに1粒ずつ丁寧に蒔く。

 掛け土で覆い、その上を燻炭でカバーして、さらに新聞紙を敷いて乾燥を防ぐ。苗床の周囲の溝には入念に木酢液を散布して、モグラネズミの闖入を防ぐ。

 どうだ、これで?まずは、発芽してくれ!

 土壌中の害虫については、どうなっているのか、わからん。火炎放射器で根絶やしにしたいくらいだが、そんなことすれば、土壌中の微生物相も全滅して大混乱に陥る。それは有機農業とは真逆の在り方だ。あくまで、生き物とは共存共栄を目指さにゃならん。せめて、虫たちみんな仲良くするように、木酢液を撒くくらいができることのすべてだ。

 発芽が願いの通り順調に進めば、次はさらにネズミ、モグラ対策として、波板を周囲に打ち込んで、防御壁を作るつもりだ。いや、待てよ、もうすでに侵入を開始しているやもしれん。悠長に次期対策だ、などと、先送りはできん。よしっ、明日の朝一仕事はこれだ。タマネギ育苗圃場に完璧に囲ってやろう。うん?心配だ。明日と言わず、今すぐに・・・

 

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