ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

小さくたって、芋煮だから!

2020-10-03 13:58:45 | 食べ物

 山形市馬見ヶ崎の大芋煮大会もドライブスルー形式でなんとか終わって、この週末は芋煮シーズン真っ盛りかな?

 それじゃあ、我が家だって。ってわけじゃ全然ない。知り合いからそろそろ芋が欲しいって、注文受けたけど、ここら一般の里芋、収穫期は月末。まぁ無理だよな。まだまだ小さいよ。それでなくても、我が家の芋は生育出遅れでやっと子や孫の葉が出てきたところだし。でも、念のため、と掘ってみた。

 小せぇぇぇ!とても、とても人様に上げられるようなものじゃない。皮剥いたら食べるとこ残らないぜ。がっくり!

 2日ほどそのまま放置。だが、これだって食えるよな。世間並の芋も数個はあるし。せっかくだ、芋煮と行くか。

 と、なると、調理はこちらにすべて回って来る。神さんの作り方と調理はまったく非山形流!はっきり言って、美味くない、と口を滑らせたのが運の尽き。以降、芋煮は俺と決まってしまった。

 やたらいろんなものが入るのと、肉が少ないことと、出汁が効いてないこと。極めつけは味に甘みが少ない。芋煮って言うより、芋汁。それが神さんのお得意。対してこっちは、肉たっぷりのこってり味、これぞ山形流の極意!幸い、ネギも収穫できるようになったし、大根はまだ細いけど、ええいっ、ちょっと顔貸せや!ってことで材料は揃った。

 でも、牛肉は、少ねぇよなぁ。今から買いに行くってわけにもいかんし、豚肉追加で我慢しよう。

 この小さい芋を一つ一つ皮を剥く。ふぇぇぇ、全体剥いたら親指の先!萎えるぅぅぅ。が、食うにゃ剥くしかいない。頑張れ芋煮だ、季節の味だ。

 やっとこ下ごしらえ終わって、まず、芋とこんにゃくを煮る。芋が柔らかくなったら、砂糖をどっぱり!酒にみりん、粉末和風だしも入れて、最後は醤油だばだば!あっ、いけね!入れすぎた。うーん、しょっぱいぜ。仕方ねえ、豆腐入れて薄めるか。最後にネギを放り込んで一煮立ち。さっ、出来上がりだぜ、山形流芋煮!いや、ほんとはもっと牛肉たっぷり、芋と肉が相争うくらいにしたいんだが、残念、我慢だ。

 炊き立てご飯に具だくさんの芋煮!野菜はすべて自家産。贅沢な秋の夕餉だぜぇ!

コメント
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