ステージおきたま

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『グレーテルのかまど』:ガリレオのスキアッチャータ!こりゃ、再挑戦だな!

2020-10-23 10:13:14 | 食べ物

 パンとくりゃ、作ってみないわけにゃいかんよな。

 『グレーテルのかまど』今回はガリレオ・ガリレーが大好きだったスキアッチャータだって。なんだ?スキアッチャータって。イタリアのパン、フォカッチャと同じようなあまり甘くない菓子パン?みたいなもんらしい。配合としては、砂糖少なくイースト多め、バターやショートニングの代わりにオリーブオイルたっぷりっ、てところかな。捏ね方も手軽だし、発酵も一度だけ、成型台なんて持ち出さなくてもまな板で十分、オーブンも電気の卓上もので大丈夫。こりゃ楽でいいわ。

 って言っても、『かまど』ご推薦のレシピはワイン用のブドウを大量に使うもので、手に入りにくいでしょ、ってデラウェア―で代用していた。いやいや、この季節、デラだって無理だろ。もう、葉っぱ落ちかかってるぜ、お隣のブドウハウスじゃ。

 生ブドウはとてもとても、だったら、今身近にある果物って言ったら?そうか、リンゴだぜ。ジャム用に20キロも買った紅玉がまだ残ってる。3回もジャム作ったのにね。でも、ブドウとリンゴじゃ水分量が違いすぎるよな。テレビ映像を見る限り、汁気たっぷりの果実が向いてるようだ。だったら、リンゴのシロップ煮使えばいいんじゃね?去年煮て冷凍したものあるから、あれで代用しよう。リンゴだけってのもの、単調だぜ。そうだ、フォカッチャでサツマイモ入りての見たことある。よしっ、リンゴと芋のコンビで行こう。

 パソコンでレシピ確認して、小麦粉、砂糖、塩、イースト、ぬるま湯、そして、オリーブオイルドバッ。一つのボールですべて済んだ。が、捏ねるくらいは台の上で。でも、成形台引っ張り出すてのも大げさだから、まな板で済ませちまえ。適当に捏ねたら、ボールに戻して濡れ付近を掛けてストーブ脇に置いて1時間。イーストが多いから、室温低くても大丈夫だった。

 生地を2等分、適当、して、天板の大きさに展ばす。そこにリンゴシロップ煮と前もって煮ておいたサツマイモ、小指の先っぽ大に切って散らす。その上から砂糖をばら撒くんだが、レシピじゃかなりの量だ。これ、甘すぎだろ!ってここも適当に減らして散らした。残りの生地も展して上にかぶせ、さらにリンゴとサツマイモ、そして砂糖。あとは、180℃1時間焼く。

 砂糖の量、小麦粉の3パーセントって少ないよなぁ。固焼きパンの配合だもの。しかも低温でじっくり、だろ。これ、絶対固くなるぜ。予想違わず!縁はカリカリ。ただし、リンゴが乗ってる部分は、引きは強いがまずまず柔らかい。ここは行ける。うん、まぁ、このくらいなら、簡単にできるってことで差引勘定、この先レパートリーに加えてもいいかな。

 お気に入り、にまでランクアップするには、ちょっと改良が必要だな。果物はともかく多めに敷き詰める。生地中の砂糖は10パーセントくらいに多くする。焼き上げ温度は190℃~195℃くらいで30分程度で焼き上げる。こうすりゃ、縁もそこそこ柔らかいスキアッチャータができるぜ、きっと。リンゴ以外にも、ナッツ類やチーズやハーブなんか混ぜてもいいと思う。これからの生の果物ってことなら、ミカンなんかもいいかも。柿は酸味が足りなくてパンチ不足かな。

 まっ、気楽にパンを!ってことじゃ役に立つ作り方だよな。覚えておいて損はないぜ。

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