ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

生き延びた!庭先果樹

2020-10-02 09:29:30 | 畑仕事

 庭先ならぬ畑の一隅、数年前植えた柿が思いがけずしっかり根付いたんでさ、こりゃ、他の果樹だってけっこう上手く行くんじゃないか?って。図に乗って植えたのは、梅2種類、南高梅、露茜、栗は銀寄せ、それとアーモンド。どれもこれも元気に酷暑を乗り切ったようだぜ。早々と越冬途中力尽きた桃は残念だったが、桃栗3年!この秋再度挑戦すりゃ、すぐに実をつけてくれるだろうさ。

 以前、サクランボを植える、なんて無謀な試みをして手ひどいしっぺ返しを受け、頑張って立てた丈高いハウスはすっかり藤棚になっていたんだが、どんどんはびこる藤蔓に恐れをなして一気に整理!その空き地を畑先果樹園に仕立てようって算段なんだ。ブルーベリー畑の一角なんだが、位置は北側、目一杯育った後も邪魔はしないはずだ。

 ここには先住のイチジクもあって、実は付けども熟すに至らず、むやみに繁っては刈り払われるという残酷な扱いを受けていたんだが、今年は、どうやら食べられるまでになって来た。先日、なんだ腐っちまってるぜ、が、まあ、念のため、と割って食べてみたら、これがなんと甘みたっぷり和菓子のような味わいだった。そうか、そうか、この寒冷地でも熟すようになってきたのかい。って、つまりは温暖化で寒冷地じゃなくなって来たってことだよな。だったら、今はまだ青いこいつらも立派に役割?果たすに違いないぜ。楽しみだ。

 優等生のはずだった柿は、去年成らせ過ぎたせいか、今年はまったくの不作。なんど数えても、わずかに12個!これじゃさわし柿で終わり、干し柿には回らない。それでも、実着きをさぼった柿の木は元気そのもの。来年は取り切れないほどの大豊作間違いなしだぜ。

 日々の食卓を支える野菜たちも大切だが、年に一度の出会いをもたらしてくれる果樹たちは豊かさを実感させてくれる。秋深くなって、葉が落ちたらしっかり雪囲いをしてやるぜ。おっと、桃も新たに植え直してな。

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