ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

サツマイモはまぁ、添え物ってことで!

2020-10-13 11:22:26 | 畑仕事

 畑に育つ野菜たち、どんだけ作るか、一つの決め手は保存性のあるなしだ。収穫したそばから食べなきゃならんようなものは、当然、少なめに作付けする。菜っ葉とかカブとかブロッコリーの類だ。ジャガイモやニンジン、これからだと白菜なんかは長く利用できるからたっぷり作る。

 作付け基準のも一つは我が家の食生活だ。利用価値の高いものは、多く、少ないものは少量で、ってこれも当たり前だろう。例えば、大豆なんかは保存性もあるが、味噌、醤油、納豆と使い道が多いので、種まきもぐんと多くなる。あっ、醤油と納豆は原料を提供して、業者さんに作ってもらっているけどね。カボチャなんかも同様だ。加工はしないが、年寄りのいま一品として、カボチャの煮物はとても重宝している。

 一方、保存はできても少なめなのが、サツマイモだ。これだって使い道を考えれば、利用範囲は広いはずなんだが、何故か、我が家の食卓には縁遠いんだ。嫌いってわけじゃない。まっ、習慣ってことだな。ストーブで焼き芋、なんてところが定番の調理法で、これじゃ活用方法も限られてしまうよな。それと、畑が足りないって問題もある。ニンニクとかラッキョウとか玉ねぎなんかと同じ区画に作っているのだが、やっぱり利用価値からして、玉ねぎ、ニンニクには敵わない。サツマイモと落花生は合わせて1畝が割り当て分だ。って言っても、葉茎が伸び広がるから十分に2畝分占領しちまうんだけどな。

 って、ことで、今年も植えた苗の数は10本。途中消滅もなくすべてが育ったが、あまり良いできじゃなかったな。気候のせいかな。活着後の初期成育で足踏みしてたものな。掘り出すのもいたって簡単。他の作業の合間にちょちょいと済ませた。なっ、これだけだもの。

 種類は2種類のはずなんだが、なんだか、どっちもどっち、ベニアズマっぽくて、掘りだす楽しみも半減だな。ほんとは安納芋が植えたかったんだが、なんと人気急上昇で、苗がポットになんか納まってずいぶんお高くすましてやがったので、なんでぇ、芋苗のくせしやがって!とそっぽをむいてしまったせいで、これまで通り、伸びた茎を束で売ってる2種類にした。で、もう1種類は、名前も忘れちまった。すまん、まことに相すまん!

 と、なんか投げやりのついで仕事で作ったようサツマイモだが、せめて、大切に食べてあげるから勘弁してくれよな。

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