ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ニンジン豊作!さて、どうしよう?

2020-10-29 09:01:41 | 畑仕事

 越冬野菜、収穫の目途は11月初め。近づいてきたなぁ。今年は、ともかく暖かいので、中旬、あるいは末にまでずれ込みそうだ。寒さに出会って、待ってたぜおいらの季節って元気になる山形青菜とか雪中キャベツとかはまだまだ先になりそうだぜ。一方、ブロッコリーとかカブなんかは、寒かろうが暖ったかだろうが関係ねぇ、俺は俺の道を行くぜ、ってどんどん育っちまう野菜たちもいる。

 ニンジンもその仲間だ。ここに来て葉っぱはますます元気、大きく伸びあがり、次の世代作りの準備に入りそうな勢いだ。このまま放っておけば、董立ちして花が咲く、春でもないのに。そりゃ困る。子孫繁栄モードに入れば、みずみずしさは失われ、筋っぽくなって割れたりする。ここは思い切って収穫だな。

 1畝に2列、あるもんだなぁ!葉茎がしっかりしてる分、引っこ抜くのは楽だ。すっぽすっぽ抜ける。一輪車も1台じゃ間に合わない。2台目も満杯になってようやく取り終えた。

 うーん、やっぱりちょいと遅かったか。割れてるものが少なくない。一方で、ずんぐりむっくり万年筆みたいな出来損ないも多い。これ、間引きの不足だな。ついついもったいない!って残すから、結局こんな未熟果が出来ちまう。野菜や果物に関しては、非情な選別が不可欠だ。

 茎と葉を切り落とし、食用になる根っこだけにする。生長点もえぐるように切り分ける必要がある。残せばそこからすぐに新芽が伸びあがってくるから。逞しいんだぜ、ニンジンって。

 終われば、水場に移動、大きな舟に水を張って1本1本洗う。これは暖かくって助かる。いくら地下水って言っても、気温が下がれば辛いからね、水仕事は。コンテナ3っつ用意して、洗うそばから選別も終わらせる。ちっこいもの、ひび割れや変形果、それと、まずまずまともなニンジン。こうして分けておけば、使う際に、無駄なく使える。

 ってことじゃあるんだが、こんなにたくさんのニンジンどうするよ?シチューとかカレーとか一生懸命食べなくっちゃ。それでもまだまだ。じゃあ、これからはケーキはニンジンケーキ、クッキーも摺りおろしニンジンたっぷり入れて作るとするか。あとは、なんだ?キュウリが終わってぬか床空いてるから、漬物もいいかもしれんな。

 どっさり豊作の野菜たち、ありがたくはあるんだが、無駄にせぬよう使い切るとなるとぉぉぉ、これがなかなかの難問なんだぜ。

 

コメント
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