ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

今年こそ!白菜編

2017-08-26 09:33:17 | 農業

 神さんから引き継いだ畑作り2年目、去年はずいぶん失敗したからねぇ、今年こそ!だぜ。

 白菜も軽くぶちのめされたものの一つだ。盆前って、時期はしっかり選んで3種類も種播いた。軽くくぼみをつけて種多めに播いて、土かけて乾燥防止にもみ殻をふりかけ、水やりもし、・・・なのに、やたら発芽が悪い。1か所10粒以上播いたのに、出てきた芽は数本、それが日1日となくなって行く。ヨトウムシにばっさり根元を食い切られたり、ピンピン虫?に葉を齧られたり、まともに育ちそうなのはわずか数株。こりゃいかん、と、さらに種を買ってきて追い播きしたが、これまた同様の悲惨な有様、結局、なんとか出た芽を無理やり株分けしたりして20株ほどにしたが、そんな痛めつけられた苗が逞しく育つわけねえよな、まともに結球したのはたったの2個!残りはぶはぶはの半結球で収穫する始末だった、これ去年。

 こんなに発芽とその直後の生育が悪いとなると、こりゃもう苗作って移植するっきゃないな。ってことで、今年はポットに種まきして寒冷紗までかけて大切に育ててきた。畑に直播きすれば少ない種だが、ポットに播くとなるとかなり多い。余らせて捨てるのも癪なので、ポット1個に10粒以上も分厚く播いた。畑と同じで出ないかもしれないしな。

 ところが、予想は良い方に裏切られびっしり発芽。ありゃありゃ間引きが必要だ。2回にわたって間引きをして、最終的に1ポット2本立ちの苗に仕立てた。どっちか食われたりして無くなってもいいようにね。順調に大きくなったらどっちか間引くってことで。

 さて、順調に育った白菜苗、いよいよ畑に定植だ。

 線引き綱に沿って穴を掘り、水をたっぷり流し込み、ポット苗を配って、いよいよ植え付け開始。カラーポットは錦秋、黒ポットは聖徳、紛れ込まぬよう、ちょっとしたことだが、これも反省にたった新しい試みだ。株間が狭いのは、畑が足りなくなってきているのと、欲かいてたくさん収穫したいから。それぞれ1列26本植わった。余りは、捕植用にとっておく。隣りの畝には60日早生を移植して、

 定植完了!全部取れれば、60個以上だぜ!って捕らぬ狸の皮算用だって、それ。作業修了と同時に雨。ほれほれついてるぞ、狙い通りだ。と、ほくそ笑んでたら、昨夜の土砂降り、半分は水に浸かってしまった。

 でも大丈夫、水はけいい畑だから。葉にかぶった土をそっと取り除いてやって活着も順調に進んだ。ヨトウムシにやられたのも3本と十分想定内、これは取ってある補植用を植え替えることにしよう。

 去年の反省を生かし、まずは難しい発芽の第一歩を乗り切ったぜ。なっ、こうやって1年1年上達して行くもんなんだよ、何だって。

 

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やっぱりやられた!トウモロコシ

2017-08-25 09:28:10 | 農業

 今年こそ、万全だぜ。タヌキだかなんだか知らねえが、横取りなんてさせるもんかい。ちゃぁんとポール立てて、周囲はぐるりとワリフめぐらして、鉄壁の守りだもの。これでやられるようなら、いさぎよくトウモロコシは断念するぜ。

 悲劇は暴風の夜にやってきた。ほれ数日前の東風、荒れ狂ったろ、あれだ。低気圧だか前線だか知らんが、上空を通過したせいで、大荒れ、東からの冷たい風が吹きまくった。あの風が、防御壁の一部を破壊したんだ。その破れ目から侵入したんだろ、翌日見回ってみると、侵入口の近く5,6本がなぎ倒され、実はきれいにかじり落されていた。

 やられた!3年連続の敗北だぁぁぁ!まさかなぁ、あの暴風の中、襲って来ようとは思わんじゃないか、てのは人間の思惑か、動物にとっちゃ屁でもないってことだったんだ。迂闊!と、言おうか、ヌケ作、と言おうか、甘く見ていた隙を突かれた。

 大風のせいばかりじゃないんだ。実は、破壊される部分、すでに綻びかけていたんだ。これ、ちょっとヤバイかも。って不安感じちゃいたんだが、まっ、この大荒れの天候にやってくるなんてないだろう、明日直せばいいか、とやり過ごしてしまっていたんだ。だから、この被害は自然災害とは言えぬ。明らかな人災なんだ。今どき流行りの自己責任ってやつだ。

 ダメなんだなぁ、すぐやるべき仕事をついつい先に延ばしてしまう。それで痛い目を見る。なんとかなるべ、って希望的観測と怠け心でへまをする。幾つになってもこの悪癖、治らんもんだなぁ!なんて慨嘆してちゃいかんのだよ。気がついたらすぐに取り組む、この心がけ、是が非でも身に着けなくっちゃ。ほらほら、ウィスキーの空き瓶、ほったらかしになってるぜ、小屋に片付けなくっちゃよ。

 

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台本締め切り過ぎた!ビデオ見せて時間稼ぎ

2017-08-24 09:55:20 | シニア演劇

 やっぱねぇ、間に合わなかったよ、台本締め切り。まっ、予想通りって言うか、計画通り?って言うか、どうも、このところ1週間延期!ってのが恒例化しつつあるなぁ。なんとなく、1週間延びたって間に合うべ、って甘ったれた根性が根付いてしまったようで、いかん、まったくいかん!

 菜の花座なら、今週稽古なし、お互い良かったねぇ、で済むところだが、シニア演劇学校となると、そうはいかない。月謝取ってるわけだからね、やることはやらないと。さてどうしよう、遅延対策。

 苦肉の策、前回5期生の本公演ビデオを見ることにした。

 たった2名しかいない6期生、まさか二人芝居、ってわけにもいかないから、キャストも菜の花座メンバー3人に手伝ってもらうことになっている。いずれもシニア演劇学校の卒業生、そう、先輩ってことだ。そのうち二人が5期生ってこともあるし、すぐ間近な公演ってことあるので、これから初舞台に向かおうというお二人にはぴったりじゃないか。

 シニア演劇ってどれほどのもんなんだい?初心者が舞台に立つってどうよ?そう、向かうべき目標を事前に見定めるって意味、大きいと思うね。

 6期生2名に助っ人5期生2名、それに事務局と僕、6名で こじんまりとビデオ鑑賞会。正味2時間を超すお芝居、凄いセリフの量だ。改めて、よくぞやり通したもんだと5期生全員に拍手を送った、心の中で。

 初めてシニア演劇を見た6期生にはかなりショックだったようだ。あんなにセリフ覚えんのか!できるか、自分に?拍手も盛大だったし、どうなんだ?俺たちの舞台は。ビビッて尻込みしてもらっちゃ困るけど、目標の高さに心引き締めてもらうことはできたんじゃないかな。

 改めて見直してみての僕なりの反省は、もっと声を出す指導とか、動きに変化をつけることとか、場転の扱いとか、スタッフワークの問題とか、いくつも問題点に気付いた。

 止む無く取った代替策だったが、シニア6期生にも、手伝いの5期生にも、始動の僕にも役立った2時間半だった。さあ、1週間の猶予をもらった。なにがなんでもいいものを仕上げなくっちゃ!

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さあ、ダンスだ!菜の花座公演『ニャン婆と時之助』

2017-08-23 11:33:54 | 菜の花座

 ダンスの稽古が始まった!R先生の振り付け指導で1時間半、びっしり取り組んだ。

 若手を中心に踊れるメンバー5人が前列、後ろはシニアたちが固める、菜の花座いつものパターン。踊る曲は3曲だが、今回はネコ全員で踊る2曲のうちの『嗚呼、素晴らしきニャン生』を振りつけてもらった。ずいぶんアップテンポの曲なので、ついて行けるのか配したが、さすがにRさん、無理ない身ごなしでネコらしく踊りを作ってくれた。

 今回はシニア公演とは違うので、ばんばんぶっ飛ばして、曲の2/3まで進んだ。さすがに若手+1、覚えも早いし、振りもすぐに様になっていた。センターで踊る主役時之助、見込んだ通り、動きがどこまでもコミカルだ。意図してはいるんのだろうが、やはり役者の持ち味も大きい。ただかっこよく踊るだけより、アクセントがあっていいなぁ。

 菜の花座のダンス能力については、すでに十二分に分かってらっしゃるね、後列のメンバーには簡単な振りの繰り返しと、ちょっと演技的な要素なんかも絡めて、負担を小さくしてくれていた。これならシニアたち、無理なく踊れるでしょう。アマチュアが芝居にダンスを取り込むとなると、内情をしっかり見知った指導者が絶対に必要だ。この点、菜の花座はほんと、恵まれてる。

 今回の舞台では踊らない人間役の3人やスタッフの1人も後列ダンスに加わてもらった。なんたって、菜の花座、出前のお座敷多くなってるから、いつこのダンス踊ることになるやもしれぬ。その時のためだ。ダンスが好きだけど、今回は外れてしまったメンバーなど、嬉々として踊りに加わっていた。上手い下手、配慮は当然必要だが、下手は締め出す、そんな仕上がり至上主義は絶対ダメだ。それが地域のアマチュア劇団の在り方だと思う。

 だから、お客さんにもお願い、下手は下手なりにおおらかに楽しんでもらいた。ただし、少しは踊れるって連中に対しては手厳しくダメだししてもらって大いに結構。そうやって、みんなが楽しく踊りつつ、各自のレベルを上げていかれればいいよなぁ。

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カボチャどっさり!

2017-08-22 08:45:12 | 農業

 見てくれ、カボチャ大豊作だぜ!

 コンテナ6個もありゃ十分だべ、って収穫に入ったら、なんとこの有様。全部で66個も穫れた。早とりしたのが8個あるから、しめて74個!見事なもんじゃないか。まるでカボチャ農家だね。

 今使ってる畑は、ハウスとその周辺の狭いものも含めれば、3か所。家の裏側はキュウリやナスやピーマンなど、毎日手入れや収穫が必要な野菜を植え、ちょい離れた4畝では大豆とカボチャと里芋を育てている。こまめな管理が要らない作物だ。4畝って20メートル×20メートル、けっこう広いのよ。だから手間のかからないもので埋めてやらないと、とてもじゃないが手が回らない。

 カボチャはその点、いいんだよ、少ない株数でかなりの面積覆ってくれるから。それと収穫に手間がかからず、しかも保存性に優れている。適当な保管場所に置いておけば、冬近くまで持つ。て、ことはもらった人も有難迷惑ってことにならない。ねっ、いいこと尽くめだろ。

 去年、神さんから畑耕作権を引き継いで初めて導入したカボチャ、試行錯誤の末に辛うじて成功し気を良くしての再挑戦だ。去年の苦戦の轍は踏むもんかい。問題点は三つ。一つは肥料をしっかりやること。購入苗に頼らず種から育てること。それと雑草への対処、これが一番の問題なんだ。5月半ばに苗を畑に下ろしてからの3か月間、雑草がもっとも元気にはびこる時期をやり過ごさにゃならん。

 まずは移植前の畑をよくよく耕す。植えた後は、蔓が伸び広がる前に何度か苗のぐるりを管理機で回って草を埋め込み、その後も蔓が伸びるそばから管理機で通っては随時敷き藁を敷いて行くことにした。一度に敷き藁をしてしまえば作業は楽だが、藁の合間から育ってくる雑草にゃ手で立ち向かわにゃならん。ここが昨年失敗したところ。あまりの雑草の繁茂に実の着くころには完全に雑草畑、お手上げ状態になってしまった。

 今年だって雑草ははびこった。

 でも、見ての通り、ところどころにひょろりと立つだけで、カボチャの生育を邪魔することはなかった。そうなれば見回りにも自ずと気が入るから、ちょと着いた実を回して全体に日を当てるなんてこともできた。おかげで、今年のカボチャはどれも美しい。大きさも適度。市場にでも出したいくらいの良品に仕上がった。

 さっ、せっかくの大豊作、無駄にせぬよう、腐らせぬよう、知り合いに配りまくろうかい。

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