自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

本能的欲望は悟りに有害か否か?

2023年06月06日 | 健康を実現するための言霊(マントラや真言)

第一チャクラ・エネルギーのスピリチュアルな

必然性 2023年6月6日

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かなり昔、10年ほど前になるでしょうか?

私は、”タントラ”という表題で、原始的エネルギーについて

書きました。

人がもつ、本能的な生命力です。


ヨガでいえば、第一チャクラから発する性的エネルギーです。

この話題が、スピリチュアルと自称する方たちの間でも、

なんとなく、避けられるのは、なぜか? 

私たちは、このエネルギーとともに生きているのにも

かかわらず、人前ではあまり、公然とせず、隠していることが

慎みがあるように、感じられています。

一方、求道者でありながら、それで苦しんでいる人たちも

少なくないはずです。

これが、どんなに、大切なエネルギーかということを語る

のには、意味があると想い、今日から、数回にわたり、

まとめてみました。


タントラを語ることが、スピリチュアル的な探求と矛盾しない

という、建設的な視点でまとめたいと思います。

タントラに関しては、インドで多少学びました。

私がインドに滞在していた当時の、タントラの第一人者は、

プーナに本拠地を構えていた、OSHO(ラジニーシ氏)

が有名でした


教養あるインド人から、タントラには近づくな・・と

助言されましたがある側面では、ヒンズー教からみて、

正当的でないということもわかり、ある側面では、

タントラは、とても、スピリチュアル的だということに、

私は気がつきました。


ラジニーシの元には、世界中から、国籍を問わず、

何十万という信者が、彼のアシュラム(修行場)に

集まってきていました。

私の親しい知人は、日本から、ここに移り住み、

OSHOから世捨て人称号名前(修行者としての名前)

をもらいました。

彼女に、OSHOのことを端的に紹介して欲しいと頼んだら、

以下のような紹介原稿を書いてくれました;

 
OSHO:オショー、
本名、チャンドラ、モハン、ジャイン(1931-1990)
インド人神秘家。

現代人のために新しい瞑想法を編み出し指導。
個人の意識開花のためのガイダンスとして約7千回に
のぼる講話を行った。

インド西部、プーネのアシュラム(道場)、
アメリカ、オレゴン州のコミューンには世界中から
内なる旅をする者たちが集まって来た。

いまでもプーネの
アシュラムには多くの人々が訪れ、瞑想やセラピー、
ダンスやペインティングなどの創造性のワークショップが
開催されている

 

ここには、彼女の師匠であるラジニーシ氏が、タントラの

第一人者だとは、触れていません。

彼女は、とても精神的に、自己啓発をし続けている人ですが、

もしかしたら、彼女自身の生き様が、とてもタントラ的なの

かもしれません。


客観的にそれを語るのは、難しいのかもしれません。

タントラの教えは、彼女にとって、空気のように自然に、

日常に、溶け込んでいるのだろうと、想像しました。


 話が戻りますが、今日から数回にわたり、タントラについて

書こうと思った理由は、次です;

タントラの主軸となる、”人間の本質的欲望との向き合い方”を、

偏見や社会的常識の路線から離れた、無色透明な心で

理解すると、そこに、普遍的で、誰にでもあてはまる、

精神的な法則があるからです

そして、この協会で目指す、健全なる”自然治癒力”も、

タントラへの理解と多少、関係あると思ったからです


病になるか、ならないか、病が癒えるか否か、も、

欲望(全般的)を持つ自分に、どこまで、肯定的で

いられるか?が大きな鍵になっているような気がします。


ただし、欲望と、強欲とは、違います。

ここでいう、欲望とは、本能的な生物学的にサヴァイヴ

をするために必要なそれを指しています。

おおらかに、自分の中の欲望を含めて、自分全体を

愛せること、それは、自然治癒力の発動に、大切な要素

ですから・・・

自分を否定しない・・ことが、免疫システムの働きにも、

関係して来るのも事実です。
 
否定とか、恐れとか、焦りとか 批判とかの感情思考・・

それらは、”今”の”状態”に、マイナス的な態度を示す思考

であるのが共通しています。

自分は、愛されるに足る、実際、大いに天から愛されて

いるのだと、”思い出せば”、ほとんどの、病は、良くなる

はずです。

もちろん、この”思いだす”ことは、一生かけて、なされる
人生のゴールでもあります。

決して、容易ではないのも、事実なのですが・・・


では、次回に続きます・・・・・

 

コメント
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