自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

自己セラピーの具体的方法

2023年07月22日 | 自然治癒力セラピー協会のセラピー


2023/7/13の記事をもとにして
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前回、発表した記事に具体的な方法がわからないという
感想を身近な読者の方たちから、頂いています。
今日は、もう一度、記事を基に、付け加えさせていただき
ます。

まず、自己セラピー とは何か?
これは、私が行っている、自然治癒力を発揮させるための、
セラピーを”自分で行う”ことです。
それは、具体的には、ツボと呼ばれる、箇所に順に手から
出る、波動を被施術者の身体に流しながら、気の流れを
整えて自然治癒力の動きを活発にせしめるものです。

まず、①”心を整える”、つまり、アートマセラピーをする際の、
心構えをはじめにあげました。

ア)身体と心の 密接な相互関係の理解、
イ)身体に備わっている自然治癒力への信頼。

ア)は、私たちの身体と心は、互いに影響を与えている、という
より、心の想いのエネルギーが身体を作っているという、もっと、
積極的な意味です。
イ)は、誰にでも、”自然治癒力”が生まれながらに、備わっている
いう事実を、信じることです。 

この自然治癒力の源を、私は、”アートマ”というサンスクリット語
呼んできました。
実相、仏性、神性、などなど、すべて、同意語です。
この、ご自身の中の、生きている~生かされている大元のエネルギー、
アートマ(神性、仏性)に、施術中は、しっかりと、心の目をむけると
いうことです。

なぜなら、セラピー(自己セラピーも含む)をするということは、自己
アートマ”を もっと、現象界(身体の上に)表すために、施術を
して、”引き出す”ということでもあるからです。

そのことを、強調したかったので、前回のブログ記事には、次の必要
心構えの項目に
②アートマ(実相)に心の眼を向ける=’アートマに目を向ける’と
念押ししています。

とはいっても、これは、簡単なことではありません。
現在、身体が不調のときに、”自分の健全なエネルギー”に、意識を
もって いくことは、喉を詰まらせていて苦しいときに、自然治癒力
の発動を待つということぐらい、矛盾しています。
救急患者に対しては、取り急ぎ、救急手当が必要でしょう。
そのうえで、それが癒されていくという過程に、ぜひ、自己実相
(アートマ)に視点を置きながら、自己セラピーをされると、早く、
身体の回復が期待できるかと思います。

さらに、ヒトは、誰でも、不安や、悩みやわだかまりといった思い
が、心をよぎることで、心が落ち着かず、自分の自然治癒力の源
まで、集中することは難しいでしょう。

そういう時は、禅寺の瞑想のように、そうした想いの波を、雲の
流れを見ている時のように、内観しながら、自然と、通り過ぎる
のを、見守るのが、一番、効果的のようです。

心はいつも、おしゃべりをしています。
ペチャクチャという雑音に、耳を貸しているようで、聞き流しながら、
ただ大空の雲が通り過ぎで、その背後の光に、心の眼を当てて見つめ
ているという感覚が、一番、とらわれないで、自分の本源にぶれずに、
近づくようです。

こうして、もう一つの眼が、自分の奥底にある、自然治癒力の
エネルギーに注がれていれば、必ず、自然治癒力が発揮されるように
なります。

さらに、ご自分のアートマを深く自覚しようとする努力を重ねていけ
ば、、他者から、施術を受ける必要なく、自己セラピーが可能に
なっていくでしょう。

何故なら、その時、自分が自然と手当しようと 気を流した部位は、
一番,自然治癒力の発現に、適切なところとわかるでしょう。
直観と実感でそうなります。

どういうことかといえば、その時は、ただ、自分の感じるままに、
相手(自己)の体に手当の手を置いただけで、文字通り、必要な
ところに当たり、気の流れが活発化して、免疫力や内臓の動きが、
自発的に、活発化されていくでしょう。

”平常心” 

このように、自分の自然治癒力の底力を信じれるようになると、
どんな症状に対しても平常心で対応できるはずです。

その理由が以下です。
病気とか、身体の不具合は、一時的な現象だと、生命力を信じて
いる施術者は知っています。

良くなった・悪くなったと心を動かすのは、症状が治まったか、
また、出て来たかということに、一喜一憂することです。

でも、自然治癒力が発動していれば、症状が悪くなるように見えても、
良くなる前の、カタルシスだと、とらえます
私たちの身体は、文字通り、健康でも、毎秒、破壊と新生を繰り返
しているのです

特に、悪い箇所の原因は、様々な身体内の、叡智のメカニズムで、
いち早く身体外に出そうと、痛みや、吐き気、げっぷや、下痢など
症状と共に、排出されていきます。

この時には痛みや症状が伴い 不安になりがちですが、自己カタル
シス(悪いものの崩壊運動)と、考えると、むしろ、排出されて
いくことに、安堵することが多いのです。

症状は一種の破壊です。 
膿でも熱でも、痰や咳、発熱などは、悪いものが破壊されるために、
出てくるのです。
”破壊された部分に、新しい組織(細胞)が建設され(造られる)” 
時にも、痛みを伴いますので、 症状が悪化したと思うことが
多いようです。
  
この体に備わっている、自然の働き(治癒力)を理解すれば、症状
に対しての、恐れがなくなる。

病気の悪化の原因は、ほとんど、症状への恐れと、病気と闘おう
する、心の取り組み方そうさせている場合が多いのです。  
ただし、これは、私がいつもクライアントさんに、申し上げますが、
生命力を信じるという前提のもとでの話です。

どれだけ信じているか?
アートマへの適格な凝視がどの位の時間可能か?

もし、不安が勝つようでしたら、直ちに、別の手段を講じるのが
適切だと考えています。
心と身体は、一体、ですから、不安が勝つと、むしろ、自然治癒力
発動するところか、身体に害を及ぼすからです。

④ 身体左右のバランス

さて、ここでは、施術した際に、効果があがると、平行して、
反応が、施術者にも、被施術者にも、出ることが多々あります。
’反応’というのは、先に書いたように、良くなるための、身体の
調節器官によって出てくる症状のことです

先にも書きましたが、微熱や下痢、腹痛や頭痛などの、症状的現象
として出てくることが多いようです。

過度な場合は、嘔吐なども伴ない、苦しみを倍増させてしまい、
かえって、恐怖心を呼び起こして、逆効果となってしまいます。
そのために、なるべく反応を少なくしたい・・・そのために、
身体をほぐすときには、左右のバランスを考える必要が出てきます。

具体的には、身体の左(腕や肩、足など)が重くて悪いから、
いって、そこだけ、重点的にするのではなく、対照的な右の部位
(左手に対して右手)にも、施術(手を当てて)アートマエネルギー
を注入していくことを、お薦めしています。
 
⑤施術する側の、アートマ想念が、相手のアートマ想念を引き
付けることを理解

自分の、アートマと同波長の心で、相手(被施術者)に手当を
するとき、相手の気の流れが引き上げられる効果があります。
これは最初に書いた①と同じことです。
この⑤の基本的な心の持ち方を、第一義に置くことで、自然治癒力
の効能が 発揮されることは、同じ波数が同じ波動を引き出すと
いうことと同じです。




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コメント
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