地球外生物をやっつけた・・・
1からの続き>>
自分がアートマ(サンスクリット語で、人間の本質、つまり完全なる神性)であるなら、
その影である肉体(想念エネルギーが造った現象的物質)も完全であるはずである。
しかし、誰しも寿命という制限はある。
運命という限定条件もある。
しかし、寿命と運命の枠の中で、生かされているこの身ならば、
必ず完全体になろうという無意識の意識があるはずだ。
ここでいう、意識というのは肉体の意識であって、
通常の心で感じる意識とは異なる。
心臓が滞りなく機能しているのも、われわれの意識で動かしている
のではないように、その他の臓器や身体機関の働きを
自律神経が主体になって、動かしている意味である。
自律神経という言葉を構成している漢字の意味を見ると、
その含蓄深さを感じざるを得ない。
自律神経が起動してわれわれの生命は維持されているのだが、
その意味は文字通り“自ら神が律している経路”なのである。
自律神経が正常に動き身体が機能している限り人は
そうそう重大な病にかかるわけではないだろう。
自然治癒力が誰にでも、備わっているからである。
次に、自然治癒力の源泉となっている肉体の働きを見てみたい。
免疫力
アレルギー患者はある特定の物質に対する免疫力が弱いために
その物質が体内に入ると、蕁麻疹やぜんそくなどを引き起こすことは知られている。
細菌やカビなども自然界にはわれわれの5感でとらえられない領域に生息して人間の体内でも
繁殖して共存している。
そのように、感染したとしても、なぜ、発病しないかといえば、
自然に備わった肉体の免疫作用による。
その菌にたいして“免疫”を創る生理作用もあり、肉体を守っている。
最近観た宇宙戦争の映画では、強力な地球外物体が地球を襲い、
人類滅亡の危機に瀕するが、最後の一瞬というところで、地球外物体が崩壊する。
その要因がなんと、地球人にはある免疫力が、彼らにはないために、
ある種の細菌に感染してしまい、ミサイルや近代科学を駆使した
地球の攻撃にも耐え抜いた地球外生物はそれで苦しみながら崩壊していくという結末であった。
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