初詣に際して・・・一月三日 2024年
***************
正月1日の能登半島地震により 亡くなられた方々に深く
哀悼の意を表し、被災された皆さまに心よりお見舞い
申し上げます。
***************
初詣を済まされた方は多いことでしょう。
神社の聖域の中心に、鏡が置かれています。
この謂れ(いわれ)をご存じですか?
超古代史として現存している、”ホツマツタヱ”の
8綾には、三種の神器の一つ
“まふつの鏡”の記述があります。
この鏡に身を照らすと、”真の姿”を映し出すと
いわれてます。
この鏡に身を合わせると、人に似ているが、人では
ない”はたれ魔”の醜い部が 映し出される鏡
なのです。
どういうことかと言えば、ハタレ魔の種類は、
*鵺(ぬえ)に似て、翼を持ち、人をたぶらかせるもの’、
とか、
*狐の影を持つもの’、などなど、何種類か存在していた
ようですが、この鏡をかざすと、憑いているハタレの
本性が暴かれました。
こうして、天照大神の時代に、何千というハタレ魔が
捕らえられました。
有名な、二見ヶ浦は、当時、”二見の岩” と呼ばれ、
この鏡は、その岩に置かれていたようです。
潮にも色を変えることなく、映った者の本性が
映し出されるという、鏡でした。
ホツマツタヱの8綾には、こう記されています:
”のちのハタレの 人となる マフツの鏡 みる
ために 二見の岩と名付けます”
人に災いをなす、ハタレ魔たちにも、この鏡を
かざすことで、その本性がばれて
しまいました。
しかし、その根性を改めることで、人に生まれ変わり
ができたことも、添えられています;
”すべて 七ます 九千人みな 人なる法(のり)の
御鏡を、セオリツ姫の 持ち出でて、後のハタレの
人となる”
8綾には、ハタレ魔退治のお話が、描かれています。
9千人のハタレ魔が捕らえられたが、人となることを
教える、この鏡をかざすことでハタレ魔たちは
生まれ変わって、人間になることができたというのです。
そして、次の文章には、ハタレ魔といえども魂を改める
ことで、神になれたという、最後の締めが、とても
魅力的です。
”万者(よろもの)斬れど 魂がえし 乱れ緒
解けば 神となる”
こうして、様々な妖術を使い、人々を困らせ、悪徳
をはびこらせてきたハタレ魔たちも、捕らえられ
処刑されても、”魂返し法”という 特別な祈りで、
その魂の乱れた緒を解き、神になれたという結末が
書かれています。
ホツマツタヱには、三種の神器についての箇所が
あります。
“『勅宣(みことの)り;
汝(なんぢ) 忍(おし)仁(ひと)(註:天照大神の嫡子)
朕(わ)が代理(かわり)、常(つね)の任(よさし)も
御(み)糺(たたし)ぞ。
千々(ちぢ)の春秋(はるあき)民(たみ)を撫(な)で、
この八尺(やさか)瓊(に)の勾玉(まがるたま)・
朕(わ)が奇(くし)日(ひ)霊(る)と用(もち)ゆれば、
中心(なかご)真(ま)直(すぐ)に保つなり。
八咫鏡(やたのかがみ)は縦(たて)に振(ふ)れ、
諸人(もろと)の善悪(さが)を鑑(かんが)みよ。
又(また)八重(やえ)垣剣(がき)は剣臣(つ)に預(あづ)け、
荒神あらばよく平(む)けて恵み和せ』
と御手づから賜う、三種神宝(みぐさ)を給え、
尚(なお)も思えよ宝物、見ること朕(われ)を見る如く、
娶(めと)る千乳(ちぢ)姫(ひめ)相共に、常睦まじく
情愛(みやび)なせ。“
ピンクで書いた三つの宝が、三種の神器といわれる
ものです。
私たちが、正月に神社に初詣をすると、社(やしろ)
の中に、鏡が飾られてます。。
この鏡に込められた(ホツマツタヱの超古代史から
窺い知れる)”日本人特有の赦しの考え方”と、どんな
悪人でも、神の心を持っていることを教える、
超古代から受け継がれてきた日本人独特の”精神的遺産”
を、もう一度、初詣にあたり 思い出すきっかけに
なればと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます