自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

ワクチンの本当の副作用(2)

2021年10月15日 | ワクチンと健康

遺伝子組み換えワクチンの原理    2021/10/15

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先回は、様々なワクチン接種後の副作用に、免疫疾患が起きる可能性が

あるということでした。


免疫システムとは、何でしょう?

これは、大きく二つの働きをさします。


①病原微生物を根絶すること

②”自己(self)" と、”非自己(non-self) を

区別すること・人は、自然治癒力があるのと同時に、自然自己抗体を

作ることができます。

ワクチンを打たなくても、健康体である人は脊椎動物の血液中に、

自己抗体がつくられていることは、普通に認められてます(*1)

 

この自然自己抗体の働きは、ワクチン接種後に見られるような自己

免疫疾患、つまり、自分の組織を攻撃することはなく、むしろ、その逆

の作用をしてくれます。

これまで科学的プルーフのもとに、つぎのような自然自己抗体の働きが、

分かっています。

 ① バクテリア、ウィルスなどの、病原性微生物に対する、最初の

防御作用(*2)

② 自然死(アポトーシス)した細胞、死滅したがん細胞、あるいは、

老化細胞などの掃除(*3)

③ 炎症による組織ダメージを最小限にする(*4)

④ 共生微生物の維持とコントロール(*5)

⑤ 自己免疫疾患を予防する(*6)

 

私たちの身体は、こうした自己免疫反応機能が本来、働いて、健康が

保たれているわけです。

一方、自己免疫疾患では、生来もちあわせている、この機能が制御不能

なった状態です。

 

人口ワクチンは、生体場に人工的炎症を起こして抗体をつくるのが

目的ですから、炎症が多岐にわたり過剰にひきおこされると、そこに

異常な反応がみられます。これが、副作用と呼ばれます。


炎症(えんしょう)は、普通に使っている用語ですが、具体的には、

”赤身、腫れ、熱感、痛み”の徴候をさします。

炎症は急性と慢性に別れ、三日間ほどで回復するのが急性ですが、

慢性炎症になると、数週間から数年を要します。


先回、様々なアジュバンドを炎症材料に使い、ワクチンに添加されて

いるお話を書きました。

そして、その重金属などのアジュバンド成分は、体内でゴミと認識

されるため、白血球やリンパ球活発にそれらを排除しようと集まり、

その闘いが炎症作用になることも書きました。


ワクチンの本当の副作用は、この、ゴミを体内に少しずつため込まれ

生体にとっての毒素へと変化してから起きる病です。

これが、ワクチンの本当の副作用なので、短時間に現れないと言って

副作用が無いとはいえないわけです。


体内の毒素は肝臓が処理しますが、一定量を超えない範囲で可能です。

一定量を超えると、病化する可能性が高くなります。

数か月前、熱海の伊豆山付近で大きな土砂崩れが起きて、甚大な

被害が出ました。

その原因には、その付近一帯の土の下には、不法に投棄された

ゴミが処理されないままに、土地そのものが崩れやすい構造になって

いたということでした。

 

人体も同様で、もし、体の不要物がゴミとして間断なく処理して

排除されていなければ、健康な人も病気の土台を、伊豆山の土壌同様

に、作り続けているといえるでしょう。

そのゴミがいつか、炎症をひき起こすことがあるからです。

 

さて、話をワクチンに戻しましょう。

先回書いたように、どの種類のワクチンにせよ、炎症を人工的に作り

出すのが基本目的です。

ワクチンには三種類あります。生ワクチン、不活性化ワクチン、遺伝子
操作ワクチンです。


①生ワクチン

微生物をそのまま接種するものとして、麻しん風疹混合ワクチン、

おたふくかぜワクチン、水痘ワクチン、BCG(結核)ワクチン

 

②不活性化ワクチン

インフルエンザワクチン、ジフテリア破傷風、ポリオ、日本脳炎、B型

肝炎ワクチン

このワクチンは、文字通り、不活性化の死滅させた微生物が使われ、

それだけだと、炎症が起きないので、アジュバンド(前回ブログ説明済み)

が混合されます。


③GMワクチン=つまり遺伝子操作のワクチン

コロナワクチン

病原微生物(ウイルス)のDNAやRNAを組み込んだものを筋肉注射

で体内に入れます。

すると、私たちの筋肉細胞の遺伝子が、それらを取り込みます。


筋肉細胞の遺伝子が発現するとき、取り込んだウイルスの遺伝子情報が、

タンパク質となって、産出されます。

つまり、ウイルス粒子の構成成分が血液の中に入り、全身を回ることで、

免疫作用を行う白血球などの食細胞が、このウイルス粒子成分をゴミ

として認識して、活性化します。

 

不活性化ワクチンのようなアジュバンドは使われないようですが、

それ以上に異なるリスクがこのワクチンにはあります


長期的副作用の原因となる自己免疫疾患の下地です。

血液に乗って、体内中にウイルス遺伝子が組み込まれた成分は、巡り、

あらゆる細胞が血液とともにそれを取り込みます。

 

すると、遺伝子を組み込まれた自分の本来の細胞そのものが、ゴミ

としてターゲットになる可能性ができます。

それこそが、免疫疾患になる可能性を持つということになります。(*7)

 

日頃、食生活を多少気にかけている人たちは、納豆を買うときに、

遺伝子組み換えの大豆、遺伝子組み換えではない大豆、という表記

があったら、もちろん、後者を選ぶことでしょう。


遺伝子組み換えの成分を体にいれることに、本能的に違和感を持って

いるからです。

 

コロナワクチンが遺伝子組み換えの発現に、多少の影響がある可能性

が無きにしも非ずという、危機感をほとんど持たないのは、そうした

背景が説明されていないからなのでしょう。


実際、科学的データをもとにした論文の中では、

”私たちの細胞の遺伝子に、病原微生物の遺伝子が組み込まれると、

正常の遺伝子の発現に狂いが生じる可能性”(*8)

が懸念されているのです。

 

その場合、精子や卵子にも取り込まれて、次世代に引き継がれる

可能性もあり、GMワクチンが分解されにくく耐熱性に富んでいる

物質を含んでいることを考慮すると、生態系にも影響を与えること

が危惧されるべきかもしれません。

 

Reference:

*1- Autoimmune 2013;41:46-9 

*2- Science 1999;286:2156-9

*3- Cell 2010;140:619-30, Sei Rep 2013;3:2271, 

Springer Semin Immunopathol 2005;26:363-75

*4- J. Immunol 2011; 186;4967-72

*5- Sei Rep 2016;6:24072

*6- J Immunol 2009; 183: 1346-72

*7- Curr Issues Mol  Biol.2017 ;22:79-88

*8- Vaccine.2010 May 21;28 (23):3888-95

 

参考図書;

”今だから知るべき!ワクチンの真実” 崎谷博征(さきたにひろゆき)著、20214月、

秀和システム発行

なお、医学的資料もすべて上記本に記載された文献より、引用しています。

 

 

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