
イネ科 ジュズダマ属の多年草「ジュズダマ(数珠玉)」。別名「トウムギ(唐麦)」。

雌雄同株。 上部の葉の脇から花穂を立て、 硬くて艶のある壷(苞鞘)の中に雌花、その先に雄花穂。

花後、苞鞘は灰色、灰褐色、黒に色づく。 これに糸を通し数珠のようにつなげて遊んだのが名の由来。

煎じて飲むと、根はリューマチ、神経痛、肩こりなどに、 種子は健胃、解熱、利尿などの薬効がある。

草丈1~2m、花期7~10月。ハトムギはジュズダマを改良した栽培種で食用品種。

花言葉は「祈り」「成し遂げられる思い」「恩恵」など。