賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

「ミズアオイ」

2022年09月15日 | 

ミズアオイ科ミズアオイ属の一年草「ミズアオイ(水葵)」。


日本では、北海道~九州に分布し、湖沼、水田、水路などに生育する。国外では東アジアに分布する。


花茎は葉より高く伸び、先端に花序を形成する。花序内に数花ずつ咲く美しい青紫色の花は一日花。


一年草の種子は土の中で埋土集団(シードバンク)を形成することがあり、生育していた場所の土壌を耕したりすると、いったんは姿が見えなくなった植物が、再生することがある。


草丈20~50㎝、花径2.5~3㎝、花期8~10月。花言葉は「前途洋々」「雲隠れ」など。


2007年から環境省レッドリストで準絶滅危惧種になったが、東日本大震災後に整備した土地に出現した池や湿地で、ミズアオイが復活した場所が数十カ所報告されている。

「フジバカマ」

2022年09月14日 | 

キク科フジバカマ属の多年草「フジバカマ(藤袴)」。秋の七草の一つ。


奈良時代に中国から渡来し、野生化して広がった。本州関東地方以西~四国、九州分布する帰化植物。


対生する葉は長さ8~13cmの披針形、ふちにはギザギザがある。乾燥させハーブや入浴剤に利用した。


両性の小さな筒状花が多数集まって散房状の花房をつくる。花色は白、ピンク、淡紫。


草丈100~150㎝、花径1㎝以下、花期8~9月。野生のフジバカマは減少し、絶滅危惧種に指定された。


花言葉は「あの日を思いだす」「ためらい」など。店頭などで流通しているのは近縁の園芸種が多い。

「ツリフネソウ」

2022年09月13日 | 

ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草「ツリフネソウ(釣舟草)」。別名「ムラサキツリフネ」。


茎の先端部から細長い花序が伸び、そこに赤紫色で横長の花が釣り下がるように咲く。


花の形はキツリフネに似るが、色が赤紫色で、花の後ろに伸びる距の先端が渦巻き状に巻くのが特徴。


ツリフネソウ属の花は葉の下に咲くが、ツリフネソウは葉の上に咲く。3個の萼片と3個の花弁から構成され、下の花弁2枚は左右に広がる。


草丈30~80㎝、花径2.5~3㎝、花期8~10月。北海道~九州に分布し、山麓の湿地や小川の縁に自生。


花言葉は「安楽」「期待」「私に触らないで」など。全草が有毒で誤食すると中毒症状が出る。

「タマスダレ」

2022年09月12日 | 

ヒガンバナ科タマスダレ属(ゼフィランサス属)の多年生球根植物「タマスダレ(玉簾)」。


純白の花で、花弁は6枚。黄色い雄しべはよく目立ち、20cm程の花茎の頂点に1つだけ上向きに咲く。


原産地は南米のアルゼンチン、チリ、ペルー。日本の気候によく適応し半野生化している場所もある。


花は2~3日ほどで終わるが、一つの球根から何回か花茎が上がって咲くので長い期間楽しめる。


草丈10~30㎝、花径3~5㎝、花期6~10月。ヒガンバナ科の植物なので植物全体に毒性がある。


花言葉は「純白な愛」「期待」「便りがある」など。

「ケイトウ」

2022年09月11日 | 

ヒユ科ケイトウ(セロシア)属の一年草「ケイトウ(鶏頭)」。


花穂の形状で羽毛ケイトウ、久留米ケイトウ、ヤリゲイトウなどがあるようですが、ここで載せたのは、トサカケイトウのようです。


原産地はアジア、アフリカの熱帯地方と推定、日本には奈良時代に中国経由で渡来し韓藍(カラアイ)と呼ばれていた。


花の色は赤や黄色が基調とされるが、橙、紫、ピンクなどさまざまな色の園芸品種がある。


草丈60~90㎝、花径10~20㎝、花期8~10月。


花言葉は「色あせぬ恋」「おしゃれ」「気取り屋」など。

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「ゲンノショウコ」

2022年09月10日 | 

フウロソウ科 フウロソウ属の多年草「ゲンノショウコ(現の証拠)」。


葉脇から出た花柄の先に5弁花がつく。 雄しべは10本。 雌しべの花柱の先は5つに裂ける。萼片は5枚。


干したものを煎じて下痢止め、健胃薬とする。飲むとすぐ効くので「現の証拠」というのが名の由来。


日本全土で普通に見られ、日当たりの良い野原や道ばた、山野、原野、水田のあぜなどに自生する。


草丈30~50㎝、花径1~1.5㎝、花期7~10月。花色は紅紫色または白色に紫の筋が入る。


花言葉は「心の強さ」「憂いを忘れて」など。東日本では白系、西日本では紅花系の花多いという。

「イヌショウマ」

2022年09月09日 | 

キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草「イヌショウマ(犬升麻)」。日本固有種。
関東地方から近畿地方にかけて分布し、山地や丘陵の樹木の下や沢沿いなど、やや湿った場所に生育。


長い花茎(かけい:葉をつけず花だけをつける茎)をのばし、穂状に白い小さな花をたくさんつける。


葉が食べられるサラシナショウマに対し、食用にならないことから「イヌ」ショウマと名づけられた。


葉は茎の根もと近くから3枚ひと組で開き、長さ約6~10センチの卵形、浅く3~5つに裂ける。


草丈60~90㎝、花径約5㎜、花期7~9月。茎に葉はつかない。蕾は丸く、淡紅色を帯びる。


花言葉は「逃げる」「控え目」「自由」など。

「ジュズダマ」

2022年09月08日 | 

イネ科 ジュズダマ属の多年草「ジュズダマ(数珠玉)」。別名「トウムギ(唐麦)」。


雌雄同株。 上部の葉の脇から花穂を立て、 硬くて艶のある壷(苞鞘)の中に雌花、その先に雄花穂。


花後、苞鞘は灰色、灰褐色、黒に色づく。 これに糸を通し数珠のようにつなげて遊んだのが名の由来。


煎じて飲むと、根はリューマチ、神経痛、肩こりなどに、 種子は健胃、解熱、利尿などの薬効がある。


草丈1~2m、花期7~10月。ハトムギはジュズダマを改良した栽培種で食用品種。


花言葉は「祈り」「成し遂げられる思い」「恩恵」など。

「アベリア」

2022年09月07日 | 

スイカズラ科科アベリア属の常緑低木「アベリア」。地域や品種によっては落葉することもある。


シナツクバネウツギを親とする園芸品種。日本へは大正時代に渡来、 和名はハナゾノツクバネウツギ。


花色は白色とピンク、芳香がある。花冠は鐘形で先は5つに裂け、雄しべは4本、雌しべは1本。


樹高1~2m、花径1.5~2㎝。花期7~11月。丈夫で育てやすく、庭木や生垣、公園樹、街路樹で利用。


花言葉は「強運」「優美」「気品」「謙譲」など。

「ゼニアオイ」

2022年09月06日 | 

アオイ科ゼニアオイ属の多年草「ゼニアオイ(銭葵)」。


原産地は地中海沿岸。日本には江戸時代に観賞用として渡来、強健で現在は帰化植物となっている。


花は茎の上部に束生し、淡紫紅色で濃色の筋がある5弁花。花は下から上へ咲きあがる。


草丈60~90cm、花径3~4㎝。花期6~8月。花や葉はサラダやハーブティにも使われる。


花言葉は「悩殺」「初恋」「古風な美人」など。

「ハナトラノオ」

2022年09月05日 | 

シソ科 ハナトラノオ属の多年草「ハナトラノオ(花虎の尾)」。別名「カクトラノオ(角虎の尾)」。


北アメリカ東部原産で、開けた日当たりの良い草原や河川敷、道端、線路脇などで見られる野草。


日本には大正時代に渡来、丈夫で育てやすく民家周辺で野生化しているものもあり広く普及している。


伸びた茎の頂部に花序を出し、筒状になった花の花冠不部分が上下に別れる唇形の花が穂状に咲く。


草丈40~100cm、花径10~30㎝(花穂)。花期6~10月。


花言葉は「望みの成就」「達成」「希望」など。花色はピンク、白、紫。花は下から上に咲き進む。

「シュウカイドウ」

2022年09月04日 | 

シュウカイドウ科 シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草球根植物「シュウカイドウ(秋海棠)」。


江戸時代に中国から渡来した帰化植物。戸外でも冬越しできる数少ないベゴニアの仲間。


バラ科の海棠(カイドウ)に似た花を秋に咲かせるので、秋海棠(シュカイドウ)と名づけられた。


葉のわき(葉腋-ようえき-)から紅色の花茎を伸ばし淡紅色の花を咲かせる。雌雄異花同株で、雄花は4片で小さな2枚が花弁、上下の大きな2枚は萼。黄色いのは葯。先端に咲く雌花は2片で貝殻のような形。


草丈40~80cm、花径15mm。花期7月下旬~10月中旬。別名「瓔珞草(ようらくそう)」。


花言葉は「恋の悩み」「片思い」「未熟」など。

モンキチョウ

2022年09月03日 | 生き物
今日もは以前撮っていた蝶を。
名前だけでの紹介ですが間違えているかもしれません。その際はご勘弁を。


モンキチョウ。


モンシロチョウ。


ジャコウアゲハ。


キチョウ。


スジグロシロチョウ。


アオスジアゲハ。

ヤマトシジミ

2022年09月02日 | 生き物
今回は以前撮っていた蝶を。
名前だけでの紹介ですが、間違えているかもしれません。
公園などで撮っている、植物のように名札を付けているわけじゃないので、その際はご勘弁を。


ヤマトシジミ。


キタテハ。


ヒカゲチョウ。


キマダラセセリ。


イチモンジセセリ。

「ギンバイカ」

2022年09月01日 | 

フトモモ科ギンバイカ属の常緑広葉低木「ギンバイカ(銀梅花)」。原産地は地中海沿岸部。


梅に似た5弁の花が名前の由来。細く長い雄しべがよく目立ち、花数も多く木全体に美しく咲く。


葉を揉んだときの芳香がユーカリに似ていて、ハーブ名を「マートル」という。
花も葉もハーブとして肉料理の香りづけに用いられたり精油の材料としても使われている。


乾燥や暑さに強く病害虫も少ない樹木で、屋外で越冬できる関東以西では庭木としても人気がある。


樹高2~3m、花径2cmほど。花期5~7月。花・葉・茎は強壮作用があり、薬草としても活用できる。


花言葉は「愛のささやき」「高貴な美しさ」「愛」など。