息子から「ぜってえ おもしろい」とすすめられて読んだマンガがこれ。
団地 ともお 小田扉作 小学館
多分東京都下のマンモス団地に母と姉と住む 小学生のともお 父は単身赴任中。
その団地の周りの人々や小学校の友達や先生などの何のことがない生活を描いたマンガなんだけど、確かに面白かった。
ほのぼのと言うよりはもう少しクセがある。ともおはひたする能天気だけど周りの人々は どこにでもいそうだけどそれぞれの生活感やキャラクターに あ~いるいる こういう仕事してこういう性格の人ってって思わせる描き方をされている。それがイヤミじゃないけど時に辛口部分もある。
ともおの周りの同級生も たまには自意識過剰で屈折した男の子もいるけど やっていることは小学生。 家の近くの公立の小学校の帰り道の男の子がやってること、その時代家の息子や周りの友達がやっていたこと 共通項があって実に面白かった。
道路に引いた白い線を踏んで家まで帰ろうと決心して 白い線が途切れると立ち尽くしてしまうともお。男の子ってどうして役に立たない事を自ら考え出して実行するんだろう。
家の近くの子の通学時を見ていても、雨の日に壊れた雨どいからじゃあじゃあ流れる雨水の下にかさを差しかけて遊んでいるなんていうのは、たいてい男の子である。
家の子が小学生だったころ いつも家の目の前に7、8人が集まって 息子が出てくるのを待って一緒に学校に行っていたものだったが、みんなが集まるまでのそのわずかな時間でも 男の子っていうのはじっとしていない。しゃべりながらも 何か 「悪さ」をする隙をうかがっている様子を窓から面白く眺めていたもんだった。
女の子たちが集まると行動はもっと「実務的」になる。無目的に何かをやるってことは少ないと思う。同じように育てたつもりでも 自然に性差って現れるんだなあって、男女を育ててみて感じさせられたもんだった。
4巻の最初に 夏休みの一日中 ともおが海パンを履いて一日中過ごすという話があった。結局それで風邪をひいて熱を出してしまうんだけど、家のアホ長男もいまだに半そでアロハで通学している。来年は嫌でもスーツの毎日だから今年は着ていられる限界までアロハで居るんだそうだ。
「さすがに夜は寒いわ」と言って帰ってくる息子。風邪ひくからやめたら と 言っても聞かないのでほっておいている。
ともおが成長した姿と暮らしている母であります。
団地 ともお 小田扉作 小学館
多分東京都下のマンモス団地に母と姉と住む 小学生のともお 父は単身赴任中。
その団地の周りの人々や小学校の友達や先生などの何のことがない生活を描いたマンガなんだけど、確かに面白かった。
ほのぼのと言うよりはもう少しクセがある。ともおはひたする能天気だけど周りの人々は どこにでもいそうだけどそれぞれの生活感やキャラクターに あ~いるいる こういう仕事してこういう性格の人ってって思わせる描き方をされている。それがイヤミじゃないけど時に辛口部分もある。
ともおの周りの同級生も たまには自意識過剰で屈折した男の子もいるけど やっていることは小学生。 家の近くの公立の小学校の帰り道の男の子がやってること、その時代家の息子や周りの友達がやっていたこと 共通項があって実に面白かった。
道路に引いた白い線を踏んで家まで帰ろうと決心して 白い線が途切れると立ち尽くしてしまうともお。男の子ってどうして役に立たない事を自ら考え出して実行するんだろう。
家の近くの子の通学時を見ていても、雨の日に壊れた雨どいからじゃあじゃあ流れる雨水の下にかさを差しかけて遊んでいるなんていうのは、たいてい男の子である。
家の子が小学生だったころ いつも家の目の前に7、8人が集まって 息子が出てくるのを待って一緒に学校に行っていたものだったが、みんなが集まるまでのそのわずかな時間でも 男の子っていうのはじっとしていない。しゃべりながらも 何か 「悪さ」をする隙をうかがっている様子を窓から面白く眺めていたもんだった。
女の子たちが集まると行動はもっと「実務的」になる。無目的に何かをやるってことは少ないと思う。同じように育てたつもりでも 自然に性差って現れるんだなあって、男女を育ててみて感じさせられたもんだった。
4巻の最初に 夏休みの一日中 ともおが海パンを履いて一日中過ごすという話があった。結局それで風邪をひいて熱を出してしまうんだけど、家のアホ長男もいまだに半そでアロハで通学している。来年は嫌でもスーツの毎日だから今年は着ていられる限界までアロハで居るんだそうだ。
「さすがに夜は寒いわ」と言って帰ってくる息子。風邪ひくからやめたら と 言っても聞かないのでほっておいている。
ともおが成長した姿と暮らしている母であります。