局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

あわただしく動いた日

2007-12-04 21:46:04 | 日々の生活
昨日は朝から着物の会だった。
今日は振袖着付けの予定である。娘の着る予定の振袖を持っていこうかとも思ったがあいにくの雨だし、汚れると嫌なので練習用の振袖と帯を持った。
着物一式と言うのは持ってみると本当に重いものである。
満員電車の中にバッグが手に食い込むのを我慢しながら目的地まで耐える。
駅で降りてからも7,8分歩く。
この時ばかりは なんでこんなめんどうなことやっているんだろうと思ったりもする。

掃除当番だったので広い会場に掃除機をかけ、モップで拭き、ふすまをはずしなど準備する。年末の掃除もしないで なんでこんなことやっているんだろうと再び思う。

先生の講義は 振袖の着付け。その話の前に先生が道の途中で拾ってきた桜の葉を示して話をされる。木がいっせいに黄色や赤に染まる銀杏や紅葉とは違って 桜の紅葉は同じ木の隣の葉でも 赤や黄色 オレンジなどそれぞれ違った色に染められるのが面白く美しいと・・・
そして 近くから見て美しい人のことを表現する 「近まさり」という言葉があることも解説してくれた。「要するに夜目、遠目、傘の内」の反対の言葉ですね。
なかなか年取ったら 近まさりになるのは困難だな と 思ったりもした。

そして 振袖の着付けの注意の上に実技。
この会の平均年齢は多分50代だろうから(私が若手ですからねw)主に自分の娘 あるいは孫に着付ける時に役立つ講座である。ただし、お互いがモデルになって着付けの練習をするから 70代、80代の振袖姿なんかが見られる。要するにみんなが宇野千代さんになるわけです。
今更振袖を着たい中高年のみなさま 興味があったらご参加ください。



例えば 上の写真は左から 40代 60代 50代じゃないだろうか?
みなさん なかなかお似合いである。ちなみに左の方には私が着付けしました。華奢で小柄な少女っぽい雰囲気な彼女 振袖がまだまだ着られそうであります。

帯は 揚羽 という 可愛いちょうちょ結びがしてあります。

この後もお弁当持参で 係りの打ち合わせ。来年のイベントで邦楽のコンサートを某ホールで企画しているのでそのちらしの内容と その係りで実習をする帯結びの練習のため お残りである。
来年には複雑な手順の帯結びを諸先輩を前にして披露しなければならない。なかなか形にならない複雑な帯結びの手順を繰り返しながら、三度目に なんでこんなことしなければならないんだろうと思ってしまう。

まあね、たまには面倒なこともしないとね ボケるから・・・

3時くらいにやっと会も終わり家に帰る。それからざっと家を片付け、家族のための夕飯を作って冷蔵庫にしまい 5時頃車で実家に向かう。
幸い都内も高速も空いていて1時間半ほどで実家についた。ただ一日がかりの着物の会と暗くなってからの高速運転で気と目を使いへとへとになっていた。

そうしたら実家の両親のかかりつけの整体の先生が来る日だという。急遽私もお願いすることにして、全身をポキポキ ぐりぐりやってもらった。
目と肩が疲れてますね と 彼が言いながらそこと神経が通じている(要するにツボね)足の裏や腿の部分をちょっと押されると ぎゃ~~っ と悲鳴をあげるほど痛い。(それを楽しそうに見ている母って趣味が悪いと思う)
ただ 全身ほぐしてもらったあと同じ力でそのツボを押されても今度は痛くなくて気持ちがよくなる。たっぷり一時間マッサージしてもらってすっかり楽になってぐっすり寝られた。

今日は実家方面の用事をすませて、また高速を飛ばして帰って来た。12月だから混んでると思ったけどどこもスムーズでまたもや1時間半で家に帰れた。

こんな感じで来週の旅行まであわただしくすぎそうである。

あ~ 疲れる・・・
コメント (2)
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