局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

仕事帰りのムスコに

2011-09-17 01:29:35 | 家族あれこれ(犬も含めて)
福岡からオットの父方の従兄弟が上京してきた。某企業の九州エリアの営業部長さん。サラリーマンの少ない(自由人系が多い)オットの身内の中で珍しく堅くてマットウな人である。
ドラが就職が決まって福岡に遊びに行った時にこの従兄弟と会って、社会人になるにあたってアドバイスももらったようだった。

私も最後に会ったのは4年くらい前だったかしら? オットと私より3つ年下だけど、頼りになりそうな性格と営業職らしい気遣いとゆったりした語り口、社会人としても頼もしく、家庭人としてもしっかりして穏やかなパパというのがしのばれて(オット含めオット一族には珍しい穏やかって部分も持ち合わせている稀有なヒト)前々から 「いいヤツだなぁ」と思っていたのである。
「Kくんが出張で東京に来るらしいよ。こっちで飯でも食べようって思ってるんだけどお前もくる?」とオット。
「うん 行く行く」

Kくんの家族が喜びそうなお菓子を手土産に神楽坂へ。

 以前も行ったこちらの店へ この日は宴会コースを頼む

 味、量ともにバランスとれててかつリーズナブル。

Kくんは相変わらず穏やかでちょっととぼけたユーモアでこちらを笑わせてくれる紳士なんだけど、大分X軸方向に成長していた。オットより縦横ともに一割くらいデカい。この二人に挟まれるとSPに囲まれてる気分になる。

息子にも声をかけておいたのだけど 「多分その時間には行けないな」とのことだった。9月はめちゃめちゃ忙しいらしい。
コースが終わる頃にやっと電話が来て、「今終わったからお茶くらいつきあうよ」とのこと。

じゃ駅近に移動して待っててあげようとこちらに



暑い日だったけど



デッキ席はお堀からくる風が吹き抜けて案外涼しい。



皇居の上には十六夜が煌々と輝いている。

「ここが東京のど真ん中とは思えんとですね」とKくん。

やがて会社帰りのムスコが現れる。もう10時を少し回ったところである。
お腹がいっぱいだったので食べるものは頼まずにコーヒーを飲んでいたのだけど 息子はてぶらだった。

「飲まないの? ピザかなんか頼もうか?」
「いや いいよ。寮に行くと夕飯がとってあるからね、ちゃんとしたもの食べたい」
「これから夕飯なの? もう10時だよ」
「今日は忙しすぎて 昼飯も食ってないよ」
とムスコは何のこともなさそうに答えて、オットとKくんと話し始めた。

Kクンとは仕事上で話も合うみたいで盛り上がってはいたが、息子が食べてないと言うのでみんな気を使って、その後すぐに引き上げることになった。

「がんばってるね、でも大変だろ」とムスコに言うKくん
「ハハ 結構修羅場もおもしろいっすよ」と生意気言うドラ。

週末M子と家に帰ってくる時は 定番アロハに夏場は半ズボンでどこのテキヤさんですか?のスタイル。ソファにふんぞり返って犬をからかっている姿に 「ホントにこいつは社会人やってるのかいな?」と思うこともしばしばなんだけど・・・
仕事が終わったばかりでまだその興奮の残滓をひきずっているドラはもう私の知らない大人の男の姿だった。
しかしその中に、幼い時に何かを夢中でやってふと我に返った時の表情を見出してなんだか懐かしくもあった。
好きだったレゴで大作を作り上げた後、よくドラはこんな顔をしていたような気がする。
マッチするのかな?と幾分心配だった職種に働き甲斐を感じてるようで母としては安心、だけど12時間以上食べずに動いてるってのは若さにまかせた無茶だと思うけどな・・・ その辺心配してドラと別れた後にオットにも言ったら
「俺だってあのころはもっと大変だった。今だって8時間立ちっぱなしなんてザラだよ」と対抗する。ヘイヘイ。

息子ってのは父親からみると時には対抗心を持たされる存在なのね。母から見るとひたすらいとおしいんだけどね。



この日のおみやは博多Jacquesのドライケーキ類と五十番のしゅうまいと肉まん。どちらもおいしかった・・・









コメント (2)
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