
朝、目が覚めた時本降りの雨の音。
昼間は上がったけど、曇り空で空気はひんやり。実家地方には珍しく風もない。
これぞ草むしり日和である。
地面は湿って柔らかいし日焼けもしないし
「灯篭の前の所が草ぼうぼうだからやってよ」と母からの要請である。
やりはじめると止まらなくなるのが草むしりである。
根の浅い草は草掻きで
根の深いのはシャベルで掘り起こして
一網打尽といきたいが菫は残してと…
草掻きも慣れてくると、雑草の種類によって地面に突き刺す角度の調整がわかってくる
花の終わった牡丹の花びらも一緒に集めて袋につめる
目標エリアが終わって邪魔な雑草がなくなり、庭がすっきりしたのを見て地味な自己満足
しかし、たまにだからできる草むしり
これであと一週間もすれば元の木阿弥になるのである。
継続してここに住んだら空しい作業になるかもしれない。
今のところ点で接っしてる故郷
これが線になると色々見方も違ってくるんでしょうね。
草むしりをしながら故郷とのかかわりの過去と未来に思いを馳せた。