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局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ワタシを襲ったヤツは・・・

2015-04-05 14:49:28 | 日々の生活
さて はな子と別れたあと、そろそろ予約したランチのレストランに移動しようかと思いつつ、連れのうちの一人がトイレに行く間、もう一人の友達とこちらに入ってみた。





入口は二重扉、中のヤツラ(ええ、ヤツラでいいんですとも、今となっては)が脱出できないような構造になっている。小道をすすんでいくと、ちょろちょろヤツラが出てきて道を横切ったりベンチの上にちょこんと座ったりと一見可愛らしい姿で、見物人をなかなかなごませてくれるのである(最初は)

「わ~ かわいい♪」などと最初は和んでいたワタクシ。
ところが、私の前に現れた比較的デカい個体が、私のジーンズにぴょんと飛びついた。

「えっ?何 コイツあつかましい・・・」と思っていたが、そいつは鋭い爪をワタシのジーンズに食い込ませながらジリジリとワタシの身体をクライミングしてくるのである。そしてジーンズのウエストを過ぎ、革ジャケットの胸あたりに飛び移り、巻いていたマフラーの長めのタッセル部分に飛びつき、そのままジリジリとクライミングしやがったのである。。

当然マフラーの上にはワタシの顔がある。
ジーンズの上からでも鋭い爪を感じられたコヤツに顔までたどりつかれたらどーしたらいいのだ?

そこへ来て焦り始めたワタシは
「やだー 降りてよ。」とヤツに言った。ヤツは聴く耳持たずにマフラーの中まで登って来ていた。しかし、運がいいのか悪いのか、ヤツはマフラーのタッセルと結び目の中でそのクライミング速度を落としている様子である。



おりしも、この日は花冷え・・・ 胸元が寒かったので私はこんな感じのちょっと複雑な巻き方をしていたのである。
だから、マフラーを取ってリスを払い落とそうともなかなか困難であった。 
だけどがんばって取り外し、ヤツを振り落としてやろうとパタパタ振った。

案の定 タッセルにからまっていたヤツは憮然とした顔?でマフラーから地面に降りたので
(あーよかった)と思う間もなく 再びワタシのジーンズに飛びついてきたのである。
今度はマフラーは外してあるし、あっと言う間に顔までクライミングされそうである。

焦ったワタシ。
脳裏には あの「チョコレート工場の秘密」の映画の一場面。我が儘な女の子が訓練されたリスたちに襲われる画像がよぎる・・・w



「やだ~~ また飛びついてきた。どうにかして」と友達に助けを求めるが、犬も苦手というその友人は
「え~ どうしたらいいの?」とワタシと一緒に焦るばかりである。

すると、後ろにいた若いお兄ちゃんが、

「その場で飛び跳ねてください。すぐ離れますよ」と声をかけてくれた。

言われたとおりにぴょんぴょんしたら、すぐにワタシの身体からスタッと地面に飛び降りて何事もなく離れて行ったバカリス。

「ありがとうございます」とそのワカモノにお礼を言ったもののもうちょっと早く教えてくれても良かったのに。しかし、なんでそんなこと知ってるのであろう?

ワタシがリスと闘っている間にトイレから戻ってきたもう一人のオバ(クール系還暦美魔女)は
「何 騒いでると思ったら局ちゃんか・・:・」と側で呆れているし。

この一連の出来事中、私は目の端の方で、周りの見物人がスマホを構えてワタシの方を撮影しているのをとらえていた。

もしかしたらツイッターかFBあたりで
「井の頭公園、リスに襲われてるオバサンに遭遇」とくらい投稿されているのかもしれない。

ふん、いいさいいさ。

気を取り直して



パンのおいしいレストランでウイークエンドランチのプチコース。昼間からイタリアワイン。
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魚と象と

2015-04-05 00:22:40 | 日々の生活
沖縄旅行日記が中途半端になっていたので備忘録として続きを

行った日に紅型体験、ビストロでフランス人日本人カップルと盛り上がった夜を過ごした次の日は、ネットで予約していた観光バスで一日観光をした。
まず前々から行きたかった美ら海水族館へ  





観光バスは連休中とあって結構満杯。中国人の観光客も三割くらいいたようだけど効率よく行きたいところに連れて行ってくれたのでこれはこれで良かった。



まずイルカショーへ イルカって何をモチベーションに芸をするんだろうといつも思う。魚の数匹をもらうためだけじゃない気がする。観客に観られているって快感も感じているような・・・



ひとでやナマコが触れる水槽。私はパス。











海の生物たちの美しさ、時にユーモラスな姿に癒され

圧巻はこの大水槽。水槽の厚さは60数センチあるらしい。今まで世界一の厚さだったらしいが、最近ドバイの水族館のそれに抜かれたそうだ。



見物人と対比して大きさがおわかりでしょう ジンベエサメ。

鳥みたいに自由に大空を飛び回れるのとこんな大きな魚になって自由に海を泳ぎまわれるならどちらを選択するだろうか?
どちらも気持ちいいでしょうね。





観光バスのタイムスケジュールではここでランチも含めて三時間過ごす予定だったがワタシとオットはこの水槽の前で1時間くらいは居たような気がする。
大水槽と猿山は観てて飽きない。


と、話は昨日(4日土曜日)に飛ぶが、ジム友人とランチしてちょこっとお花見することにして吉祥寺で待ち合わせた。

前の日の花散らしの雨と風で井の頭公園の桜はもう終盤だったが、池の上は花びらが舞い散り波に吹き寄せられて「櫂のしず~くも花と散る~♪」の風景をかもしだしていた。

そして三人で急に 「そうだ! 象を見に行こう」という話に盛り上がったのである。
同じような年頃の子供がいる私たち。この象には色々な思い入れがあったのである。子育て中の良い思いでも切ない思い出も(ここには書かないが)







はな子と会うのは何年振りだろうか? 記憶の中の彼女より着実に年取って痩せていた。日本で飼育されている中で最高年齢だというけど、つい最近老衰で愛犬を亡くしたワタシにとって動物が年をとって衰えている姿を見るのはちょっとつらかった。



猿山も以前の記憶よりサルの数も少なく、なんだか体毛が剥げている個体も多くて、面白いというより物寂しい気持ちがした。
ところがこの裏手に回ったら、大勢のサルが地面でウロウロして桜の花びらを拾ってすごい勢いでむさぼり食べているのを見て笑った。





10日くらい前まで真冬の寒さだったのに、桜と一緒にいっせいに春の花が咲いているのね、いつのまにか・・・

と この先 この動物園で私はエライ目に会ったのである。

長くなったので続きは明日。
コメント (4)
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