毎公演見に行っているこの劇団
今回は下北の小劇場
今までで一番面白かったかも…
場面はいわゆる焼き場である
そので働く人たちと、二組の遺族が登場人物
故伊丹監督の作品で
お葬式という傑作があったけど、あの作品と同様、一人の人間が死ぬってことはそこに多かれ少なかれドラマが生じるわけですね。
それをこの劇団が舞台にのせると
ワンマンだったじいさん
残された妻 息子夫婦とその子供♂♀ 娘夫婦
事故だか抗争だかで死んだヤクザ
その臨月の妻 子分3人(一人は敵側)
焼骨場の従業員3人
この設定だけで面白いに決まっているではないか
もう最初から笑いっぱなしだった。
笑いっぱなしの中で、あーあるある、親族無くした時のヒトってこうだよね、とか、ちょっとしんみりする場面も
今回はオープニングからダンス 劇中ではずいぶん歌の場面もあった。それもうまい人が多かった。
この劇団でのミュージカルも見たいかも・・・
ちょっと残念だったのはワンマンの妻さんの山素さんの出番が少なかったことかなあ
最初の場面で故人への恨みつらみを激しくかました後で疲れて別室に寝ているという設定で、最後の遺骨交換の場面までは出番なし
せっかく元看護士という設定なんだから やくざの未亡人の出産場面で出てきて子供を取り上げる・・・くらいの活躍をしてほしかった。
その場面で子どもを取り上げたのは獣医の勉強中という設定の小山さん この人ホントに可愛いアイドル系 そこらのA○Bのセンターより絶対美女である。彼女がしっかりどたばたに馴染んで全力でこなしているのもああ楽しい。
満足した観劇の後は
笑い皺伸ばさなきゃといいつつ
下北の魚の美味しい居酒屋で熟女四人
終電近くまで盛り上がって 笑い皺を固定させたのであった。
心にも身体にも栄養の日