局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

家族になるのか?

2018-03-07 23:43:22 | 家族あれこれ(犬も含めて)
まあ 色々ありすぎた一週間であった。

先月終わりに姑が退院した。
耳下腺の癌の発症からほぼ一年、一時は転移もあってもうダメかと思ったが、6回の抗がん剤治療が功を奏して今の所、全快。
前から足は悪かったから、車いすにはなってしまったけど、運が良い方だと思う。
本人は「東京オリンピックは見たい」から「10年後はワタシはどうなっているのかしら?」と10年後まで見据えて語るようになったから(本人100歳であるw)

しかし、車いすでしか室内で移動もままならなくなったので、バリアフリーにはほど遠い自宅には帰れなくなった。
当然生活全般一人じゃできないし・・ 介護サービスをフルにつけても危なくて無理であろう。
ってことで、色々オットと考えて何か所も施設を回って、サービス付の高齢者マンションに入ってもらうことになった。
場所的にもオットの職場の近く、ワタシも電車一本で行けて便利だし、建物はできたばかりだし、管理もしっかりしている。
しかもオットの顔で融通も利くって所。
ワタシの実家両親も、とてもいい介護施設に入って、ムスメとしては安心しているが、それと同等、色んな条件を考えるとそれ以上の条件と思う。

でも、それですんなり収まる人じゃないのよね。
予想通り 「あれは嫌だ」「これは聞いてない」「今は行きたくない」「ご飯を食べながら庭を眺めてたのに前に大きな男の人が座って見えなくなった」
デイケアに参加して大きなお風呂に入りたいって言ったからその予定を組んだら 一回目から「今朝は疲れてるから行きたくない」
じゃ、無理を行って個別の介護浴の時間をとってもらったら
「まだ寝ていたい」とか

自分一人の都合が通るわけじゃないってことがわかってない。
結局ワタシが鬼嫁となって
「おかあさんね、この入浴時間は無理を言って確保したんですよ! お母さんが時間をずらせば、その後の予定がみんな狂って他の入所者の方がとても迷惑するんです。入れてもらうんだから時間くらい守ってください!」と説教することになる。
姑はワタシの言うことはなぜか聞くのである。
それにしてもめんどくせー役回りである。

デイケア予定の日は一日目は「疲れてるからどうしても行かない」
二日目は二時間は我慢したらしいけどそこが限界 「部屋に帰る」と言って中途リタイア
結局大きな浴槽での入浴はできなくなった。

そのたびに介護係りやデイケア係りから連絡があって、ケアプランを変更するためにケアマネと会って相談ってことを先週は3度繰り返した。

姑の望みは自宅に帰ってきままに過ごしたい ってことなんだけど、もう自立歩行できずに生活もできない人がどうやって一人暮らしに戻れると言うのかしら?

入った所は一人でいたければずっと部屋にいられるし、ご飯もおいしいし、生活の補助はつけられるし、周りはそこから仕事に行く人もいるくらいの所だから、認知症の人が多い介護施設よりは雰囲気も良いと思う。

ホント 私から見ると 今のところで彼女に示せるベストな環境だと思うのですけどね。

この先どうなるか知らないが、なだめたり恫喝wしたりして、今の状況に馴染んでもらうしかないと思う。鬼嫁全開で臨まねばならない。
ホントにめんどくせー婆さんだと思うが、縁あって義理の母って人なので、かかわる以上は責任感が生じますからね。
ほとんどオットのためにやっているのだ。

って、このバタバタの中にですね。

    ☆ ☆ ☆

ムスメのカレシが一時帰国した。

二人でちょっと遠出して、それから家に二泊。
その間に話がすすんだらしい。




この歌がプロポーズだったとかw

ムスメは彼とはインカレサークルで知り合い、最初は気の合う友達として、もう何年も遊んだり、家にも出入りしていたけど、二年ほど前から付き合いだした模様。
仕事で海外赴任してるので、なかなか話も進まず、結構やきもきしていたのだけど、このお正月にあちらのご実家にも泊まらせてもらったり、お兄ちゃん夫婦とも仲良くなったりで、お互い家族になる決心がついたようである。

遠くに行っちゃうので、心配な所もあるが、めでたし。

で、家族ライン(局家+ドラ(ムスコ)&M子(お嫁))で、ムスメからプロポーズと外国に行くことの報告があった。

「昨日〇〇さんから「家族になろうよ」って言われました」とムスメ

その返しのドラの言葉

「いいねぇ! 俺からも義兄弟になろうやって伝えといて」


唐突な話展開になるが、姑は息子自慢が大好きである。
そりゃ~お勉強もスポーツもできたらしいし、ガチで親孝行であるオットを育てたのは自分の手柄なんだろうけど、大げさでなく100回聞いた幼少時のオットのエピソードをまた繰り返されるのはウンザリだし、知らない間に美化されて(そりゃあないよなあ)と思う事も多々。
その上、もう既に姑と過ごした年月より私と過ごした年月の方が長いわけだから、オットの長所も欠点も把握して 「そんな良い所ばっかりじゃないんすよ。苦労させられてたところもあるんすよね」と言いたいところも多々。
ワタシは息子のヨメであるM子ちゃんには絶対にドラの自慢はするまい と 姑を反面教師として深く自分に誓っているのである。

で、話はドラのlineの返しに戻る。

ワタシは秘かに涙をぬぐったね。

仲の良い兄妹だから、ドラも妹の行く末を気にしていたのはわかっている。

こういうところで、軽やかに祝福できる言葉のセンス、ウェットでなくしかも温かい言葉選びは、言っちゃ悪いがオットにはないところだと思う。

ワタシが育てたんだよ と姑には自慢したいんだよね。
ここで対抗心持つのもアホですけどね。

コメント (4)
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