昨日の夕方、ワイン仲間ラインに衝撃が走った。
https://www.atago-jinja.com/?lang=jaこちらの神社に向かう急な坂道は、都心にもかかわらず、緑が濃くて、静謐な雰囲気が漂う空間だった。そのなかほどのビル、一階はチーズの専門店で、独特な香りが漂い、そのわきのエレベーターに乗って階上まで行くと、今度はワインの香りに包まれた。
震災の次の年、10年通った着物の研究会に区切りをつけて、何か新しいことを学びたいなと模索していた時に、こちらの講師の先生と出会い、舞台友Nを誘って門をくぐったのだった。
ワタシとNがその教室では長老だった。10人ほどの生徒はみんなワイン初心者で、半年毎週座学と試飲に通った。年齢層も違うし、子持ちもワタシたちだけだし、最初は親しくなるつもりもなかった若い子たちと、授業を重ねるうちにうちとけあい、先生主催の飲み会なども経て、親しくなっていった。
卒業記念のパーティーで終了証をいただいたのも良い思い出だった。
校長先生は日本のソムリエ界の草分けみたいな方だったし、ちょうど通っている期間に世界ソムリエコンクールなんぞもあって見にもいけて、(あ~、この世界、足を踏み入れたらとんでもないな)とも思わされたけど、勉強になったっけ。
初級が終わり、ワタシは中級に進んだが、エキスパートなどの資格を取るコースに進んだり、そのまま単発のコースだけ参加する人たちもで、バラバラになったが、みんなそのままでは別れがたく、定期的に会うようになった。
その中の一人のマンションの部屋で食べ物持ち寄りのワイン会も何度も。
つぶれたりもしたが楽しかった。
時には外でも盛り上がり
遠出もした
国内旅行も
海外旅行も 一緒に行った。
牛にも追われた。
なぜか、浴衣を着て競馬に行こうなんて企画もあった。
馴染みの寿司屋を紹介したら、みんな気に入ってしまって、季節ごとに通うようになった。
メンバーの中には日本酒にシフトして資格をとった人も居て、彼女の催す日本酒講座にも参加した。
新潟にも飲むために集まった。この時はオットも参加。
オットもいつの間にかこの仲間と親しくなり、寿司会や持ち寄りにも参加。
陽気で美人な若い子たちに囲まれまんざらでもなさそうだったし、そのオットたちと「ダンナーズ」を作って男飲みもするようになった。
みんなそれぞれ本業で多忙ながらも、楽しい事を見つけるが上手、美味しいもの、酒に目がない。 陽気で、ほどほどに猥雑の彼らたちと一緒にいて嫌な思いをしたことがない。
その出会いの場がクローズするという知らせ。
そりゃ~、教室に集まって試飲もある場、コロナ禍では危険には違いないだろう。
自粛期間から講義が中止になったり延期になったりしているのは聞いていたが、まさかクローズになるとは・・・・
しばらくご無沙汰だったが、またいつか単発の講座でもチーズの講座でも行きたいな ともくろんでいたのにダメになってしまった。
ワタシも幼少時からいわゆるお稽古事だの花嫁修業的なものもやってきたが、振り返って役だったのは「食」に関することだった。
料理は毎日のことだから当然だが、ワインも必ず料理がついてきて、そのマリアージュも学べたし、それに付随する色んな国の地理とか歴史とかも学べて、より奥が深かったので大げさでなく人生に役立ったと思う。
こういうのも薙ぎ払ってしまったコロナって・・・
小中や高校大学よりも通っていた期間は短いけれど、母校がなくなってしまった喪失感は同じだと思う。
私たちの出会いの場だったワインスクールが今秋クローズになるという知らせがあったから。
https://www.atago-jinja.com/?lang=jaこちらの神社に向かう急な坂道は、都心にもかかわらず、緑が濃くて、静謐な雰囲気が漂う空間だった。そのなかほどのビル、一階はチーズの専門店で、独特な香りが漂い、そのわきのエレベーターに乗って階上まで行くと、今度はワインの香りに包まれた。
震災の次の年、10年通った着物の研究会に区切りをつけて、何か新しいことを学びたいなと模索していた時に、こちらの講師の先生と出会い、舞台友Nを誘って門をくぐったのだった。
ワタシとNがその教室では長老だった。10人ほどの生徒はみんなワイン初心者で、半年毎週座学と試飲に通った。年齢層も違うし、子持ちもワタシたちだけだし、最初は親しくなるつもりもなかった若い子たちと、授業を重ねるうちにうちとけあい、先生主催の飲み会なども経て、親しくなっていった。
卒業記念のパーティーで終了証をいただいたのも良い思い出だった。
校長先生は日本のソムリエ界の草分けみたいな方だったし、ちょうど通っている期間に世界ソムリエコンクールなんぞもあって見にもいけて、(あ~、この世界、足を踏み入れたらとんでもないな)とも思わされたけど、勉強になったっけ。
初級が終わり、ワタシは中級に進んだが、エキスパートなどの資格を取るコースに進んだり、そのまま単発のコースだけ参加する人たちもで、バラバラになったが、みんなそのままでは別れがたく、定期的に会うようになった。
その中の一人のマンションの部屋で食べ物持ち寄りのワイン会も何度も。
つぶれたりもしたが楽しかった。
時には外でも盛り上がり
遠出もした
国内旅行も
海外旅行も 一緒に行った。
牛にも追われた。
なぜか、浴衣を着て競馬に行こうなんて企画もあった。
馴染みの寿司屋を紹介したら、みんな気に入ってしまって、季節ごとに通うようになった。
メンバーの中には日本酒にシフトして資格をとった人も居て、彼女の催す日本酒講座にも参加した。
新潟にも飲むために集まった。この時はオットも参加。
オットもいつの間にかこの仲間と親しくなり、寿司会や持ち寄りにも参加。
陽気で美人な若い子たちに囲まれまんざらでもなさそうだったし、そのオットたちと「ダンナーズ」を作って男飲みもするようになった。
みんなそれぞれ本業で多忙ながらも、楽しい事を見つけるが上手、美味しいもの、酒に目がない。 陽気で、ほどほどに猥雑の彼らたちと一緒にいて嫌な思いをしたことがない。
その出会いの場がクローズするという知らせ。
そりゃ~、教室に集まって試飲もある場、コロナ禍では危険には違いないだろう。
自粛期間から講義が中止になったり延期になったりしているのは聞いていたが、まさかクローズになるとは・・・・
しばらくご無沙汰だったが、またいつか単発の講座でもチーズの講座でも行きたいな ともくろんでいたのにダメになってしまった。
ワタシも幼少時からいわゆるお稽古事だの花嫁修業的なものもやってきたが、振り返って役だったのは「食」に関することだった。
料理は毎日のことだから当然だが、ワインも必ず料理がついてきて、そのマリアージュも学べたし、それに付随する色んな国の地理とか歴史とかも学べて、より奥が深かったので大げさでなく人生に役立ったと思う。
こういうのも薙ぎ払ってしまったコロナって・・・
小中や高校大学よりも通っていた期間は短いけれど、母校がなくなってしまった喪失感は同じだと思う。