局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

落とした財布が出てきた件

2021-04-14 21:27:16 | 日々の生活
前記事、友人夫妻と夕食を食べてワインを飲んだあとのこと。
オットとワタシは結構酔っぱらっていたのでその料亭の最寄り駅からタクシーで帰宅。
支払いはオットで、なぜかおつりの小銭はワタシにくれた。

次の朝、小銭入れがないんだよな~ と いうオット。
メインのお財布 (お札とカード何種類かが入っている)のはあったのでほっとしたが、小銭入れは現金は少ないながら1.5諭吉くらいチャージしてあるsuicaと、5000ポイントくらい残高のあるポイントカードが入っていると聞いて そりゃ~あきらめるには惜しいと思った。

オットの小銭入れは、私が数年前に同窓会のビンゴで当てたもの。某車会社に勤めてる人が寄付した販促品である。
濃い茶の合皮に車名が描いてあって裏地はオレンジである。
カードの一枚には自分の名前と電話番号も書いてあるらしい。
こんな感じで財布は元は貰い物だし、もうボロいけど、大きさと柔らかさが気に入って使っていたらしい。持ち物にこだわらないオットあるあるである。



タクシー会社の領収書があったので電話したらその車両にはなかった、ってことはタクシーに乗る前後だなってことで、オットに代わってワタシが最寄りの交番にいった。
交番の中ではラーメンの香ばしい匂いが漂っていた。次の間でお昼食べてたらしい、若いお巡りさんがマスクをつけながら出てきた。

オットの財布紛失なのでワタシが代行で届け出って言ったら、それはちょっと困ると。
だってオットは忙しい、失くしたモノの詳細は全部ワタシが把握しているんだからいいじゃないですか って言ったら
「じゃ、その事情を備考欄に書いてくださいよ」だと。

ワタシが書いているのを見ながら手元のパソコンを操るお巡りさん。
書き終わって 「それじゃお願いします」って席を立とうとしたら
すっごーく平坦に
「そちらさんが書いたものと特徴が似ているものが 〇〇署に届いているようです」だと。
「あら~~ そうですか!!」と喜んだワタシに
「似ているってことですが、絶対にそうだ とは 限りませんからね」となんか冷たい。

そんなに特徴があって中身も同じで名前のついたカードが入ってたら 絶対にそうに決まってるじゃないか。
この若いお巡りさんがなんとなく不機嫌そうなのはラーメン食ってるのを邪魔された恨みに違いないとみた。

まあ、酔っぱらって落としたのはオット、出て来てうれしいのは確か、ラーメンが伸びて気の毒は気の毒なので、丁重にお礼を言って受領番号のメモをもらった。

家に帰ったらしばらくしたら携帯に ✖✖110から着信、〇〇署の可愛い婦人警官?さんの声で何日までは預かるけどそれを過ぎると飯田橋の遺失物センターに行ってしまうのでお早めに~ と連絡があった。
ご丁寧にありがとうございますだったが、110番なんて番号から着信があるとちょっとビックリしますね。

昨日、オットが自分で取りに行ったが、小銭入れはなぜか駅からだいぶ離れたスーパーに落ちていて、そこで拾った人が交番に届け出てくれたらしい。
私たちはそのスーパーには行ってないので財布がどうやってそこまで運ばれたかは謎だが、小銭もsuicaも他のカードも全部無事であった。
届け出た人は名乗らずにあった場所だけ告げていったらしい。

いずれにせよ まだ東京でお財布を落として出てくるってことでちょっと感動した。
財布もボロだし、入っていた小銭も少額で 「この持ち主、貧乏らしくて可哀そうだな~」って思って届けてくれたんだな~ とオットも感慨深そうであった。


コメント (4)
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