局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

古久谷を訪ねて歩いた町

2021-09-26 23:41:25 | 
金沢駅から北陸本線に乗って



こちらの駅へ ここからeco乗りクーポンというチケットを使ってキャンバスというバスに乗る



バスはワタシともう一人の年配女性
運転手さんと車掌さんまでいて解説してくれる
申し訳なさすぎる 

大聖寺で降りる ここは加賀百万石の支藩 大聖寺藩の城下町である
初代藩主は加賀藩の三代目前田利常公の三男 前田利治 金山銀山をひらき 九谷焼を起したりして産業の元を築いた名君
また小堀遠州から手ほどきを受けた茶人だったそう
私の主目的は 九谷焼美術館で古久谷を見ること









エントランスから素敵でしたよ





美術館は隣に図書館が併設 美術館はまた誰もいない・・・

こちらの小学生と台南の小学生の焼き物のコンクール入賞作品









中庭にある水琴窟






青手





色 五彩久谷独特の 藍 紫 赤 黄 緑








 





赤手 金襴手





ここで仕事を終えてタクシーでかけつけたオットと会った
ステキな風景 二人占め













申し訳ないくらいだーれもいないここの美術館
年代別に作品が並んでいてわかりやすいし、 他の有田焼などの関係性 まだ謎が多いその歴史なども勉強になった
こんなに人がいなくていいのだろうか?
気を取り直して 次の目的地の寺へ



こちらは大聖寺藩前田家代々の菩提寺 利治から始まり14代のお墓がある
萩の寺として知られているそうな ジャストな季節でしたね

しかし ここも人がいないのであった
確かに萩があちこちと







拝観料を払って
本堂でお参りしてから裏の山に登ると代々のお墓がありますよと案内される





急な山道の階段を上る
当然誰もいない









次に行きます 次
松尾芭蕉と曽良が泊まったと言われる 熊谷山実昌寺へ















ここが芭蕉庵と言われる茶室





芭蕉の木像もある



ここで芭蕉と曽良は

庭掃て 出でばや寺に 散る柳  芭蕉
終夜(よもすがら) 秋風聞くや うらの山  曽良

という句を作ったという 
本当にこの寺のすぐ後ろがうっそうとした山で 静かな夜中に風の音が心に沁みただろうなと思いましたよ

またこちらの寺は慶応三年に完成した500羅漢像が一体も欠けずに現存されている













寺を出てまた歩く
絵になる景色が続く街





バスのチケットのサービスでもらえるスイーツをgetしに指定のお菓子屋さんに
何気なく看板を見たら 創業 天保年間だそうな



大聖寺 一見地味だがすごい街かもしれない

この大きなどら焼きと草餅 ただでいただいた



ecoバスチケット バス2回 タクシー200円引き 美術館560タダ スイーツもついてて 確か880円
申し訳ないくらいお得で心配になってしまった。
コロナ禍の前はインバウンドのお客さんもたくさん利用したのだろうか? 間違いなく赤字だな~ 今は
行く機会があったらみなさま是非利用いたしましょう
コメント (4)
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