局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

私がかげ様になったら

2021-09-06 11:36:53 | 日々の生活
先週末の話です

土曜の昼下がり・・・
新宿デパ地下にて お寺用のお供え菓子と両親用のお菓子とご飯の友の塩昆布など購入
ちょっと喉が渇いたのでペットボトルでも と思っていたがどうせ飲むならALC含有のモノにしてしまった。

新幹線は高いし距離的にあまり意味がないので乗らない その代わりにグリーン車にしてゆっくりくつろぐ
この日も一車両6人ほどの乗客で周りもいなかったので



携帯用アルコールスプレーで缶周りと手指を消毒 飲むときだけマスクを外してこっそりと飲みつつ読書(やることはオヤジです)



図書館で借りた旅の友(東〇さんは中盤まで引き付けるのに読後ガックリってことが多いけどこの本もそうだった 初期の頃は良かったのに乱造すぎるんじゃないの?)

日曜日 祖母の33回忌をすることになっていた
このコロナ禍の折、葬儀もままならないのに33回忌もどうしたもんかと思ったが祖父の時もやったしこれで区切りにしようかと
参列はワタシと弟のみの予定だった

駅に弟が車で迎えに来てくれてたのでその足でショッピングモールに向かい 供花や果物、その日の夕食と朝食の買い物(これは私がカードで購入)

さて お布施額 (あらかじめお寺さんからの指定)は、「ほへ~~!」 と言いたい額ではあった
表書きしてある香典袋を弟に出して「ほい、中身はよろしく」 と言ったら「なんだよそれ~~、袋だけかよ、ねーちゃん」と言いながらも札を用意していたw
まあこういう時は長男を立てようww





keba様 これが以前申し上げたかものビーズ織りの香典袋入れです 弟に「鎖帷子みてえだな」と言われたが私は気にいっております
もう10年ほどつかってますが新品同様です



時間ピッタリに行ったがご住職は他で法要があったとかで不在 30分ほど待たされた

このほかに畳の広い広い広間もある 



法要が始まる 昔は広い本堂に親戚一同が勢ぞろいするとあふれかえるほどだったが今日は二人だけ
世の中の趨勢なのか一族の衰退なのか まあ33回忌ですからね オットや子供たちまして親戚にも最初から出てもらう気もなかった

結構気合が入った読経も終わり ご講和をいただく

まだ若いご住職(40代くらいかな?)
先代が貫禄があった分継いだ時はなんだか頼りなくご講和も今までは真面目に聞かず印象にも残らなかったが 昨日の話は良かったな

「おかげさまで」の「かげ」は仏になったご先祖を指していて 「おかげさまで 元気です」などは「ご先祖さまが守ってくださっているから元気です」の用な意味なんですよ って話だった

確かに私はどこかで「守られてるなあ」って感じたことが自分の人生で多々あったから
あれこれ気を回して自分で守りも固めつつも どうにもならない局面は「えい、どうにかなる」と案外楽天的に考えて乗り越えてこられたのは運というか何かの導きみたいなものも感じてきたから

それがご先祖の「かげ様」だったら今更ながら感謝ですね

と言ってもワタシの実家って怖いんですよ その「かげ様」らしい存在をワタシと弟は実際に物理的に感じさせられるのだ(決して二人ともスピ系じゃないのに)
最近の弟の報告によると 「春のお彼岸を忘れて仏壇に線香もあげなかったら誰もいないのに鈴が鳴った事件」など
私も東京じゃ感じないが実家に行くと色んなことが地味に起こるんですね このブログにも何度か書いたがそのうち一記事にまとめてみよう 口の悪い野鳥観察オジ仲間などは「おまえんちのお化け屋敷」と言う
なので「悪い存在」じゃないと思うが実家にいるかげ様には視覚的に出くわしたくないので一人で実家に泊まるのだけは勘弁してくださいの状況(ホントに怖い)

法要が終わりお卒塔婆をいただきお墓参りしてすぐに東京へ戻る



帰り道の旅の友はこちら これはまだ途中までだけど大変面白くてワクワクしてる所です

オット一人の所にムスコ一家が来ているというので途中でプリンなど買って帰宅

息子のところの孫1.2と 娘のところの孫3がZOOMで国際会議wをしていた



つい最近7歳を迎えた孫1



3歳になって落ち着いて来た孫2(この子のイタイケな憂い顔がバーバ琴線を刺激する)



なんだか遊び場のスケールがすごすぎる孫3

はしゃぎながら楽しそうに話をする孫1.2.3を見ながら 将来ワタシは間違いなく彼らの「かげ様」になるんだろうな と思った

子供に対して望むことは自立して幸せになって欲しいが、成長するためにはある程度の試練も必要なんじゃないか? もちろん不幸になって欲しくないががんばって自分で乗り切っておくれ とどこかでクールに見守れる部分もあるんだけど 孫となると ひたすら大きな病気やケガもなく 苦労もなく幸せに成長してねって思ってしまう不思議 これが バババカの心理ってものなのだろうか?

ワタシが「かげ」になったら病気やケガからはもちろん 彼らを理不尽に虐める子とかパワハラする教師や上司 さらに通り魔とか痴漢とかあらゆる外敵から守ってあげると思う 
そのために敵のかげとは徹底的に戦うであろう
実際の肉体は腕力もないけど かげになったら多分負けないであろう

(見出し画像はボーイフレンドとツーショットの孫3)



















コメント (10)
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