不要不急な買い物

両親の老人ホームで介護士一人、入居者一人にコロナ患者が発生し、ガラス越しの面接さえも禁止になってしまった。
いつまで、こんなこと繰り返すのかと思うが高齢者は確かにかかったらまずいのでやむなしなのであろう。
第七波が始まる直前のタイミングでムスメ母娘と会わせられてよかった。

それで、今年のお盆はお墓参りは弟に一任して実家に帰っても両親の顔も見られないので東京で過ごすことにした。
台風も直撃だったしね。

お嫁ちゃんは孫①②と一緒に実家に帰っているらしいので、あちらの急襲もないしのんびり過ごしていた日曜日、

妻子がいないムスコは、束の間の独身を楽しんでいるようだ。

で、彼からline。

「今　丸善で見つけたんだけどさ、これそっくりだよ」と



この写真が送られてきた。

「ホントだ～　可愛い～　Gちゃんにそっくり！」

「だろ！　マロ眉まで似てる」

「欲しいな～」

「買ってこうか？」

断捨離しよう、余分なモノは買うまいと思っているのに、時々こういう誘惑が来るのはどうしたもんか・・・

「う～～む」

「欲しいなら早く決めてくれ、もう出るから」

「う～む」

「小さいのもあるよ」



「あっ　これも可愛い、こっちでいいや」

「でも　大きい方はGと同じ大きさだよ。どうせなら大きい方がいいんじゃね？」
結局自分が欲しいんじゃないか疑惑

「じゃ、大きい方買って来て」



ご対面～！　若い頃のGちゃんだったらかじったり振り回したりで遊んだだろうけど、今は（ふ～～ん　何これ？）とあまり関心をもたないのがつまらぬけど。



抱えてみたらホントに同じ大きさ。



定位置はここにした。

ぬいぐるみを置いてさっさと帰ろうとするムスコは今日は中高の友達と飲むらしい。
社会人になってからの仲間より、高校までの友達と遊ぶのが一番楽しいらしいのは　局家親子の共通項ですね。

「M子ちゃんがいないからって飲みすぎるんじゃないわよ」と、もうオジサンの域に入っているムスコについ声かけてしまう母であった。