モノは試し

昨日、今年度からテレワーク中心で仕事を始めたお嫁ちゃんの出勤の日のお手伝い（孫①、②のお守）のためムスコ家に行った。
８時から４時くらいまで、やんちゃ坊主二人のメンドウを見るのはゴルフラウンドより疲れるが、男の子っていうのも面白いもんだ。

身内褒めだが（世間では婆バカとも言いますね）、孫①は昔からスッキリ大人っぽいしょうゆ顔系だが、孫②は割りに無骨系だと思っていたら、幼稚園に入って余分な顔の肉が落ちたら、かなり可愛くなってきた。マツゲの長いちょっとたれ気味の二重が愛らしく、何かとしゃべってにぎやかな孫①に比べると無口だけどたまのつっこみ処が的を射ていて、甘え上手な性格もあり、バーバとしては
（こっちの方が女の子にもてるようになるのではないか？）とかなり確信していたりもする。





しかも孫①は前歯が永久歯に生え変わったばかりで、もうちょっと顔全体が成長するまで、歯だけが目立って現在残念期（お嫁ちゃんに内緒のムスメの評価）である。

しかし、人間の平均寿命が８０歳を超えた今、乳歯が永久歯に生えかわる時期って早すぎませんかね？　あと一度くらい３０歳くらいで生え替わればいいのにねえ。乳歯→中間歯→永久歯　みたいに。
とはいえ、今時の子供は幼い頃から歯磨き習慣や定期健診などはちゃんとしているので、歯はみんな綺麗だし虫歯も少ないようですね。
彼らや孫③の白くてぴっかぴかの綺麗な歯を見ると当たり前の話ですが、歯は大切だと思う。

と、例によって前置きが長いが、ワタクシ、今週、初めての経験をいたしました。

かかりつけの歯科医にてホワイトニング。
３か月に一度は友人の歯科医院で健診とクリーニングと嚙み合わせのケアなどに行くのだけど、前回の時に、７，８月のキャンペーンでホワイトニングが４０％引きだったのである。

こういうのってちょっとやってみたいじゃないか・・・・
この際チャレンジ～！とばかりに予約して３か月後の一昨日

オフィスでするかホームでするかの二択だったが、ホームは型を取って何度か自分で施術しなきゃならないのが面倒だし、費用も２倍くらいかかるので医院でやってくれる方を選んだ。




なんだか物々しい雰囲気。
最初に歯石などを落として、綺麗にブラッシングしてもらってから、口をがばっと横に開かされて、薬品を塗布してライトを当てる。
１０分間を３回



この器具を口に入れられて固定されるのは多少苦しいが、我慢できないほどではないし、照射されてる間も痛くもかゆくもない。

結果、確かにトーンは２段階くらい白くはなった。
上の写真の見本のように真っ白ってわけにはいかないし、ここまで白くなったら、亜細亜人種の顔の色には合わないとWちゃん（歯科医）は言っていた。
「前歯から奥にかけて、少しずつグラデーションつけて色がついていくのが自然なのよ。真っ白すぎるとおかしいわよ」
だそうだ。某ビッ〇ボスみたいのは　「なんだか洗面所の陶器みたいでしょ、不自然なのよ」だそうだ。なるほど・・・

で、してもらってからのワタシの結論。

ん～～、せっかくやったけど、次はないかな・・・
ワタシの口元は、そう歯が見えるタイプじゃないし、にっこり笑って歯を見せて撮影する予定はない。（これから見合いもしないし、選挙にも出るわけじゃないであろう）
２段階白くなったと言ってもわかるのは自分だけ。究極の自己満足でしかない。
自己満足は自己満足で良いが、費用対効果としては満足度に値するわけじゃない。
そして、一度すればおしまいじゃなくて、食べ物飲み物で、また着色するから繰り返さなければならない。

その上、この処置の後には、こういう注意があるのですよ。

「局ちゃん今日は赤ワインはダメよ」とWちゃんに言われたので
「白ならいいの？」と質問したワタシは衛生士さんに笑われた。

で、結論としては、モノは試しの授業料としては結構高くついたが、こういう着色しやすい食料や飲料を摂取した後には水を飲んだり、口をゆすいだり歯を磨いたりして、なるべく白さを保つという意識を持つきっかけにはなったかな？

以前の眉のマッピング体験では、凛々しすぎる眉にはなったが、基本形はわかったので、後のメンテナンスは楽になった。

たまの意識改革としては良い体験になったと思います。