昨日の午前中、宅配が来たので開けてみたらお届けものであった。
いつも美味しい物をお届けくださる、オットが仕事関係でつきあいのあるマダムから
開けた途端、へっ?と思った。
こちらのクッキーであった。
こちらのブログの読者さまならこのこの缶に懐かしさを覚えますよね。
しかし、今時はあまりお使い物にはしない。デパ地下の中でも地味目のところにひっそりと存在しているがあえて買わない・・・
みたいなもんじゃありませんか?(泉屋さんには失礼ですが)
しかしよくよく外箱を見たら、これってあのサダハル・アオキパティシエとのコラボ缶であった。
このオサレイラストは、ノートルダム寺院 ルーブル パリの街灯 シトロエン エッフェル塔 凱旋門など、自転車はツールドフランスのオマージュか?
なんか捨てるにしのびない箱だな・・・
開けてみたら
昔ながらの懐かしいクッキーと目新しいカラフルなクッキーが顔を出した。
この辺がオールドファッションのもの?
ワタシは直方体の表面がザラっとしているのが好きだったな。
食べてみたら、やっぱり油脂感もスパイシー感もなく、口の中のうるおいを持っていかれそうな粉感であった。
しかし、これが昨今のバターたっぷりクッキーズに慣れたワタシにはかえって目新しさにうつって美味しくいただきました。
昔もこのクッキーって紅茶や牛乳にちょっと浸して食べるのが好きだったな~
そういえば、去年のお歳暮だったか? この詰め合わせをいただいて、これまた「懐かしい~」と思ったが、これも泉屋とならんで昭和の贈答品にはよくあった品じゃなかっただろうか?
これも 懐かしいけど今更買わないよな~ と思って食べたが、繊細な薄い作りの生地が重ねられての食感は、美味しく感じられて、「やるな、エコルセ」と思ったものであった。
一方、また話は泉屋に戻りますが
この辺がサダハルなのか?
小さい瓶もそえられてあって、解説を呼んだら サダハルの軽井沢の工房?で作ったフランボワーズのコンフィチュールだそうだ。
オットは「何か汁っぽいものがついてるな」とのたまったが 汁って・・・
思いがけない泉屋クッキーで記憶の箱が開いたが
この缶って丈夫で蓋がしっかりしていたので、クッキーを食べ終わった後にたいてい何かを入れて活用していませんでしたか?
母は、この缶を刺繍糸の入れ物にしていた。
縄状にひねってあって真ん中に色番が書いてある紙ラベルがベルトの様になっていた刺繍糸を、母は丁寧に自分で画用紙で作った糸巻きに巻いて、色番をそれに貼り付けていた。
小さい時のワンピースとかエプロンとかは母が得意のスモック刺繍で胸元が飾られて、ピアノのレッスンバッグにもさまざまな花をちりばめてくれた。
(こんな母に育てられたのに、ワタシは針仕事にはアレルギーがあって、ムスメの小学校支度などはすべて友人作であった)
(メルカリでお借りした画像、こういうモノにも愛好者がいるんですね)
あと一つ、実家のリヴィングのすぐそばにはちょうど子供の頭くらいの位置に戸棚があり、そこにいただきもののお菓子やおせんべいが入っていた。日の当たらない中廊下のちょっとひんやりした所で、背伸びして扉の引手を開けると、この泉屋の缶には蕎麦ボーロ(その頃の実家では京都と取引していたので蕎麦ぼうろは定番お菓子だったのである)が入れられ、この粉ミルクの空き缶には祖母が愛好するくろ飴とか栄太郎の飴が入っていた。
この缶のイラストの女の子は同じように缶を持っていて、その缶の女の子もこの缶を持っているはず・・・
奥にいくほどどこまで小さく女の子の持っている缶は連なって行くんだろう? と戸棚を開けてぼ~っと想像していた幼い自分の姿も記憶に蘇ってきた。
いつも美味しい物をお届けくださる、オットが仕事関係でつきあいのあるマダムから
開けた途端、へっ?と思った。
こちらのクッキーであった。
こちらのブログの読者さまならこのこの缶に懐かしさを覚えますよね。
しかし、今時はあまりお使い物にはしない。デパ地下の中でも地味目のところにひっそりと存在しているがあえて買わない・・・
みたいなもんじゃありませんか?(泉屋さんには失礼ですが)
しかしよくよく外箱を見たら、これってあのサダハル・アオキパティシエとのコラボ缶であった。
このオサレイラストは、ノートルダム寺院 ルーブル パリの街灯 シトロエン エッフェル塔 凱旋門など、自転車はツールドフランスのオマージュか?
なんか捨てるにしのびない箱だな・・・
開けてみたら
昔ながらの懐かしいクッキーと目新しいカラフルなクッキーが顔を出した。
この辺がオールドファッションのもの?
ワタシは直方体の表面がザラっとしているのが好きだったな。
食べてみたら、やっぱり油脂感もスパイシー感もなく、口の中のうるおいを持っていかれそうな粉感であった。
しかし、これが昨今のバターたっぷりクッキーズに慣れたワタシにはかえって目新しさにうつって美味しくいただきました。
昔もこのクッキーって紅茶や牛乳にちょっと浸して食べるのが好きだったな~
そういえば、去年のお歳暮だったか? この詰め合わせをいただいて、これまた「懐かしい~」と思ったが、これも泉屋とならんで昭和の贈答品にはよくあった品じゃなかっただろうか?
これも 懐かしいけど今更買わないよな~ と思って食べたが、繊細な薄い作りの生地が重ねられての食感は、美味しく感じられて、「やるな、エコルセ」と思ったものであった。
一方、また話は泉屋に戻りますが
この辺がサダハルなのか?
小さい瓶もそえられてあって、解説を呼んだら サダハルの軽井沢の工房?で作ったフランボワーズのコンフィチュールだそうだ。
オットは「何か汁っぽいものがついてるな」とのたまったが 汁って・・・
思いがけない泉屋クッキーで記憶の箱が開いたが
この缶って丈夫で蓋がしっかりしていたので、クッキーを食べ終わった後にたいてい何かを入れて活用していませんでしたか?
母は、この缶を刺繍糸の入れ物にしていた。
縄状にひねってあって真ん中に色番が書いてある紙ラベルがベルトの様になっていた刺繍糸を、母は丁寧に自分で画用紙で作った糸巻きに巻いて、色番をそれに貼り付けていた。
小さい時のワンピースとかエプロンとかは母が得意のスモック刺繍で胸元が飾られて、ピアノのレッスンバッグにもさまざまな花をちりばめてくれた。
(こんな母に育てられたのに、ワタシは針仕事にはアレルギーがあって、ムスメの小学校支度などはすべて友人作であった)
(メルカリでお借りした画像、こういうモノにも愛好者がいるんですね)
あと一つ、実家のリヴィングのすぐそばにはちょうど子供の頭くらいの位置に戸棚があり、そこにいただきもののお菓子やおせんべいが入っていた。日の当たらない中廊下のちょっとひんやりした所で、背伸びして扉の引手を開けると、この泉屋の缶には蕎麦ボーロ(その頃の実家では京都と取引していたので蕎麦ぼうろは定番お菓子だったのである)が入れられ、この粉ミルクの空き缶には祖母が愛好するくろ飴とか栄太郎の飴が入っていた。
この缶のイラストの女の子は同じように缶を持っていて、その缶の女の子もこの缶を持っているはず・・・
奥にいくほどどこまで小さく女の子の持っている缶は連なって行くんだろう? と戸棚を開けてぼ~っと想像していた幼い自分の姿も記憶に蘇ってきた。