局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

連休はまたもや実家の断捨離&ちょっと溜飲が下がったこと

2024-11-05 01:52:07 | 日々の生活
この三連休はまた実家の片付けに行った。
今回はオットとムスコと孫①と 孫②はお嫁ちゃんと東京に残ってキッザニアに行ったらしい。たまには変則行動も効率が良い時もありますね。

私がこれからリフォームして実家の拠点にしようと思っている両親の寝室の整理は先日だいたい終わった。
これから工務店の見積もりを出してもらってOKならば今年中に着工してもらいたいと思っているのだけどどうなるかな?


次は母屋の断捨離の第一歩である。こちらは弟もやるべきとは思うがやらないけど奴が動き出すのを待ってても仕方ないのでこの際勢いで手を付けることにした。
納戸になっている部屋に大き目の洋服ダンスが2棹 もう一つの着物部屋には回転式のラックがあってそこにも両親の服がぎっしり それをどかさないと未開の地になっているその奥の押し入れが手を付けられない状態である。
その部屋をすっきりさせてスペースを空けてから他の部屋からのモノを取捨選択して運び込んで整理しようという遠大な計画なんですが まずそのとっかかりである。

日曜日、先日お願いした同級生とその手下2人が来てくれて上下に分かれるかがわからなかった箪笥が幸いに分かれて、そうなると男手三人でさっさと運び出しと軽トラに積むまではあっという間だった。あと両親がホームに入って以来使っていなくて邪魔になってたサブの冷蔵庫も撤去してもらった。

しかしその後 箪笥の中身の整理と搬出が待ち構えていて、私の号令下で オットとムスコと孫①で服や色々の取捨選択→ゴミ袋に入れる→リレーで玄関ホールに→門の内側まで運ぶという作業に何時間か費やした。












ホントにどんだけ服が好きなんだよ~ と両親に問い質したい。父のスーツは殆どがオーダーで質も良さそうでもったいないんだけど家族とサイズは合わないし黴臭くなってるのもあるしクリーニングに出したりリサイズしたりしたらいくらかかるかもわからないので涙を飲んでゴミ袋へ・・・

箪笥の上には私たちが昔遊んだボードゲームやら祖父の会社時代の写真や大量のネガなどもあったがそれもゴミ袋へ・・・

昭和の社員旅行だわー ここはどこ?






そして未開の地だった押し入れの中には「こりゃ~捨てちゃだめだよな~」 みたいなものも発見されたのである。

これは飲むより売るほうがいいかも・・・


使わないけど捨てちゃダメそうな硯と墨


これは値はつかないだろうけど どこから来たのか謎の揮毫


達筆ですね


保存状態が悪いけど捨てちゃダメなやつ これは他の同時代の画家のシリーズで存在。




これは表装しなおしてあったからやっぱり捨てちゃダメなやつ



これはちっちゃいし持って帰ってウチに飾ろう
裏に銀座の画廊のラベルあり



などとめんどくさいが捨てる前のチェックは必須である。
手を付けたのはまだ二部屋分の押し入れの中だけ・・・・
こんなことやってるといったい何年かかるんだろうか?

大雑把な作業が終わってから私がこんなことやってる間、オットたちはサイクリングに行った。
孫①もよく手伝ってくれたので遊ばせないとね。

ムスコと孫はチャリを運んで来ていたので


オットの車で途中まで行ってから ムスコと孫①は頂上まで漕いだそうだ。




無駄に体力があるお父ちゃんにつきあうのも大変だなあ 孫①




次の日 服類をピックアップに来てくれた同級生に着いて行って 今後のためにゴミの自主搬送の所に案内してもらった。

紙類と衣服類をきちんと分別しておけば平日ならばこちらに持ってきてこの物置に入れておけばいいそうだ。服類(和服も!)古本類はまだまだ捨てなきゃならなそう。
これならこの先 私一人でも地道に運ぶくらいはできそうである。








その他の家庭ごみや不燃物は市民の証明書(自動車免許証など)が必要で受付で手続きをしなきゃならないそうだ。

それでムカついたのはまた弟。
同級生と 私たち家族が働いてる間、まるで ま・る・で! 指一本動かさず!
オレはやりたくないもんね。やるんだったら勝手にやれば~ の姿勢も崩さずである。

あー腹がたつ!
しかしこの断捨離をしておかないと結局困るのはワタシと次世代‥
この日 トラックに積み残した雑多なゴミ袋が3つあったのでこのくらいは良いだろうと
「明日ゴミに出しといてね」と言ったら
「え~~! あんたたちが来たからゴミが増えて台所のゴミ袋2つあるんだよ」
「そのくらい出しても大丈夫でしょ ダメだったら二回に分けて出しといてよ」
※注 ゴミ置き場は門から10mほどです
「ダメじゃないだろうけど俺の労力の問題だよ」

私たちかこれだけやった後でゴミ袋5袋 10m運ぶのを拒むのか! 弟よ・・・

しかしこの三日間の中で思い出すと快感なことがあったのである。
一昨日の夜 みんなでどこか食べに行こうと出かけた時の事。

この市の政治の中心地区

なかなか趣のある煉瓦造りの建物群の中に




地下に続く階段







中はこんな素敵なレストラン









昭和の昔から続く老舗の洋食屋さんである。
幼少時 何度か家族で来たがなぜかここ数十年訪れてなかった。

食べてみてビックリ!

すんごく美味しかったんだもの
大人はコース 孫①はメンチカツの単品を頼み私のコースとシェアしたんだけど

メンチカツはジューシーでナツメグが効いてて複雑な美味



優しい味の野菜スープのあとに出て来たカニクリームコロッケ これは家庭じゃ出せないプロの味




柔らかくちょうどいい焼き具合のポークソテーも 添えられた野菜のドレッシングも玉ねぎがほどよく効いててうるせーワタシがうなる味


いいねえ トロトロのオムライス(これはハヤシライスと二択のうちの一つメニュー)


ハヤシライスも一口もらったがデミグラスの深い味わいは抜群であった


スパークリングと赤のハーフボトルも三人(弟は飲めない人)で開けて


デザートのプリンはしっかり堅くカラメルもほどよく甘苦くオーソドックスなスタイルで美味しく





なんでワタシは何十年もここに足を運ばなかったのかと後悔したのであった。

で、みんな堪能したあと(弟は頻繁に来てるらしく ほらうまいだろ くらいになぜか得意げであった) お支払いになった時に
戯れに 「じゃ じゃんけんで負けた人のおごりね~」なんて言ってじゃんけんをしたら
一回目であっさり弟が負けて 四人分のコースとメンチカツの定食分とハーフボトル2本の支払いは彼が出すことになったのである。

いつもなら オットが「いいよいいよ 冗談だよ」なんていって自分で出す流れになるのだがこの日は な~~んにも手伝わない彼にみんな秘かに腹がたってたこともあり あっさり
「お~ 〇〇君 悪いな~」「オジ ありがとう」「おじちゃん ごちそうさま」 
そしてワタシの高らかな笑いとともにそのままお開きになったのである。

ちゃんとお墓参りにも行ったしね~
両親も味方してくれて当然よね~










コメント (7)
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