山、水の一木

山岳点景:冬木の一色×八ヶ岳
先々週末の八ヶ岳で撮った美し森の一木です。
白い樹肌は晩秋の陽光に映えて、枯色とのコントラストが綺麗でした。
こんなふうに違う植生のなか一本だけ立っている木を見ると、ドッチなのかなーとか思います。
最初の一本→これから実生などで増えてゆくのか、
最後の一本→気象変化などで枯れゆく絶滅林なのか、
ま、どっちでも無い事も多いみたいですけどね、笑

でも丹沢のブナ林や三頭山のブナ林は衰退している現実があります。
丹沢も堂平では実生が育つそうですが、三頭山は枯れた倒木が目立ちます。
樹木が消えると山は保水力を失います、で、結果的に土砂崩れ&水源が枯渇する。
それが良質な湧水のメカニズムだから山国日本は水が豊富=草の生えない土地は無いワケです。
ブナの大木の根っこが抱える土は大型ダンプ10台分にもなるんだとか。
そうした樹木で構成する森の地面は80%の隙間があるポイントもあります。
いわゆるスポンジ状になることで空気を含んだ土は、まさに生命を育てる土壌です。
で、森土は一握に1,000億個の土壌生物が生きているんだとか。
なんかすごいなって思います、笑

樹木の種で有名なのはドングリですが、
例えば水楢のドングリから大木に育つのは百万分の一以下と謂われています。
成長するとき幹の細胞は80~90%が生まれて2~3ヶ月で死にますが、この死んだ細胞が硬化します。
人間の爪が皮膚の細胞が変質して硬化するのと同じってことです、で、固い樹皮となって樹木を支えます。
森土にドングリは抱かれて細胞を9割死なせ堅めながら百万分の一の大樹に育つ。
そしていつか朽ちて豊かな森土に還り、そこに新しいドングリが根付いて大樹へと育ってゆく。
そういう繰り返しが続きながら森も山も今の姿になっているわけですが、悠久って言葉が似合うなと。

ちなみに、カリフォルニアのレッドウッドは樹高110m、30階建てビルの最上階と同じ高さまで育ちます。
見あげたらどんな感じするんでしょうね、笑

Savant「Supreme 至上の点3」加筆校正が終わりました。
このあとAesculapius「Pinnacle不尽の燈3」の加筆します、倍くらいになる予定です。
それ終わったら第72話の続きか短編になるかなと、でも寝落ちするかもしれません、笑
取り急ぎ
智


山岳点景:冬木の一色×八ヶ岳
先々週末の八ヶ岳で撮った美し森の一木です。
白い樹肌は晩秋の陽光に映えて、枯色とのコントラストが綺麗でした。
こんなふうに違う植生のなか一本だけ立っている木を見ると、ドッチなのかなーとか思います。
最初の一本→これから実生などで増えてゆくのか、
最後の一本→気象変化などで枯れゆく絶滅林なのか、
ま、どっちでも無い事も多いみたいですけどね、笑

でも丹沢のブナ林や三頭山のブナ林は衰退している現実があります。
丹沢も堂平では実生が育つそうですが、三頭山は枯れた倒木が目立ちます。
樹木が消えると山は保水力を失います、で、結果的に土砂崩れ&水源が枯渇する。
それが良質な湧水のメカニズムだから山国日本は水が豊富=草の生えない土地は無いワケです。
ブナの大木の根っこが抱える土は大型ダンプ10台分にもなるんだとか。
そうした樹木で構成する森の地面は80%の隙間があるポイントもあります。
いわゆるスポンジ状になることで空気を含んだ土は、まさに生命を育てる土壌です。
で、森土は一握に1,000億個の土壌生物が生きているんだとか。
なんかすごいなって思います、笑

樹木の種で有名なのはドングリですが、
例えば水楢のドングリから大木に育つのは百万分の一以下と謂われています。
成長するとき幹の細胞は80~90%が生まれて2~3ヶ月で死にますが、この死んだ細胞が硬化します。
人間の爪が皮膚の細胞が変質して硬化するのと同じってことです、で、固い樹皮となって樹木を支えます。
森土にドングリは抱かれて細胞を9割死なせ堅めながら百万分の一の大樹に育つ。
そしていつか朽ちて豊かな森土に還り、そこに新しいドングリが根付いて大樹へと育ってゆく。
そういう繰り返しが続きながら森も山も今の姿になっているわけですが、悠久って言葉が似合うなと。

ちなみに、カリフォルニアのレッドウッドは樹高110m、30階建てビルの最上階と同じ高さまで育ちます。
見あげたらどんな感じするんでしょうね、笑

Savant「Supreme 至上の点3」加筆校正が終わりました。
このあとAesculapius「Pinnacle不尽の燈3」の加筆します、倍くらいになる予定です。
それ終わったら第72話の続きか短編になるかなと、でも寝落ちするかもしれません、笑
取り急ぎ
智
