Short Scene Talk ふたり暮らしact.4 ―Aesculapius act.14

二人生活＠home２

Aesculapius第２章act.2の幕間

Short Scene Talk　ふたり暮らしact.4 ―Aesculapius act.14

「光一、時計したままでいるの？」
「うんっ、せっかく雅樹さんに嵌めてもらったからね（笑顔）（なんか指輪嵌めるみたいだったねさっき照）」
「それって、僕が嵌めたのが嬉しかったってこと？照（こんなこと訊くなんて僕ちょっと自意識過剰っぽいかな）」
「だよ？（笑顔）ね、このケーキ旨いね、新宿の店なんでしょ？」
「そうだよ（ああ光一その貌かわいい照）光一、今日はどんな本を買ってみたの？（あの大きな書店だと色々あるけど変なのだと困るな）」
「ん、オヤジの持ってるのと同じのだよ？（つい懐かしくて買っちゃったんだよねアレ好きだし大事に読もう）」
「え…（明広さんと同じのってまさかフランス艶本かな困るよどうしよう13歳にそんなもの売るなんて非常識だ）」
「雅樹さん、あの本屋デカイけどフロアごとに見やすくてイイね？またいこっかな（笑顔）（山のコーナーも面白そうだったね）」
「あ…そうだね、あの本屋は色々あるんだ（何買ったのか念のためチェックしよう）光一、買ってきた本を僕も見てみたいな？」
「うんっ、いいよ？ちょっと待ってね（あの本なら雅樹さんも好きそうだよねもしかして持ってたりして照）」
「ん…（もしフランス艶本が出て来たら僕どうしたら良いのかなお小遣いで買って来たのに取りあげるのも可哀想だしでも…悶々）」
「コレだよ、雅樹さん？」
「ありがとう…あ、（なんだ詩集だった良かったあれこれってお父さんも同じの持ってたかも安心っていうか僕なんて誤解を照）」
「ね、これ雅樹さんも同じの持ってたりする？」
「うん、僕も同じ文庫版で持ってるよ？明広さんに奨められたんだ（笑顔）（でも父も同じの持ってるってなんか言えない困惑）」
「じゃあ、お揃いだね？同じ本を持ってるってナンカ良いね（ストレート笑顔）（やったお揃いの無意識で買ってたなんかイイね）」
「うん、お揃いだね（笑顔）（ああ本当に変な艶本じゃなくて良かった光一の情操教育もちゃんと僕がしないと）」
「ねっ、（笑顔）（そうえば雅樹さんWEBではアンナの見てたけど本やDVDは持ってたりするのかなオトナだし一つくらいあるかね照）」

Aesculapius第２章act.2の幕間、昨日の続きです。
光一の買物チェック×雅樹＠本郷、あらぬ想像した雅樹とリアル推理する光一です、笑

さっき第72話「処断４」草稿UPしました、３倍くらい加筆の予定です。
Savant「Vol.3 Supreme 至上の点 act.4」加筆校正終っています、馨＆紀之＠湯原家のシーンです。

取り急ぎ、

智


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