萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

Short Scene Talk ふたり暮し前 Christmas act.4-1 ―Night Before Aesculapius

2013-12-26 11:30:05 | short scene talk
二人生活-4ヶ月半@the day before Christmas Eve 4の1時間前
雅樹27歳、光一12歳の12月23日



Short Scene Talk ふたり暮し前 Christmas act.4-1 ―Night Before Aesculapius

「吉村先生、夕食の買い出し行きま…あ、(吉村先生お話し中だわ誰かなスーツの崩し方からカッコいい吉村先生と並んでホント目の保養ね萌)」
「今日はカメラマンと雑誌社のパーティーだからね、モデルの話とか来ちゃうかもしんない?(笑顔)じゃあまたな雅樹、」
「あ、(カメラマンってことは国村さんかな吉村先生の高山研究の被験体の方って聴いてるけどヤダ本人カッコいい吉村先生もちろん素敵だけど照)」
「雅樹さん、弁当の感想また教えてね、(寂笑顔)またね、」
「え…(ちょっとすごい美少女じゃないお弁当って吉村先生が持ってる風呂敷包みよね差入かな国村さんが連れて来たのよねドウいう関係なの?)」
「うん、また電話するね(笑顔)」
「…まあ、(ちょっと吉村先生すごい優しい笑顔じゃないの他じゃ絶対にしない貌それだけ美少女が特別大事ってことよね嫉妬×ガッカリ)」
「はあ…溜息(光一もう行っちゃった逢えて嬉しい分だけ寂しいなお弁当ちょっと食べよう)」
「あ…(吉村先生ため息でクリスマスツリー見つめちゃってる涙目っぽいわよ寂しいオーラ出まくりね美少女がそんなに大事ってこと?)」
「山口さん?何やってるのよこんなとこで」
「あ、佐々木さん、」
「ふうん?吉村先生を観察中なのね笑 ほんと先生カッコいいから解かるけど、って先生なんか落込んでない?」
「やっぱりそう思いますか?(やっぱり誰が見てもそうよね)」
「いま独りだから無防備に落込んでますって感じよね、あら歩きだしたわよ?研究室に行くのかな、綺麗な風呂敷包み持ってるけど、」
「あの風呂敷包み、さっき美少女が持って来たんです。お弁当とか言ってました(ほんと美少女だったわ吉村先生とどういう関係なのかしら)」
「じゃあお弁当食べに研究室行くのね笑、でも美少女って、来客があるって言ってたけど国村さんじゃ無かったの?」
「はい、たぶん国村さんだろなって方と一緒に来ていた女の子がすごい綺麗でお弁当持ってきました(高校生くらいかなホント綺麗な子だったけど)」
「国村さんが一緒につれて来るなんてよっぽど親しいわね、吉村先生の御実家の方かもよ?しょっちゅう奥多摩に帰ってるし、」
「…婚約者とかってありますかね?(だったらショックだわでもあって不思議じゃないわよね泣)」
「あるかもね?先生の御実家って旧いお家らしいし、田舎って年の差婚も多いから(美少女ってことは高校生くらいよね多分)」
「ですよね…溜息(やっぱり婚約者なんだわお弁当の差入にわざわざ来るんだもの泣)」
「あら?吉村先生が来るわよ、スーツ姿だけどナンカ元気になってるわ笑(その美少女に関わることかしらね)」
「え?外出される予定なんて無かったはずですけど、(急に何かしら)」
「あ、山口さん、佐々木さん、ちょうど良かった(笑顔)」
「あの吉村先生、お出かけですか?(また良い笑顔しちゃってるわ照ってことは彼女に逢いに?嫉妬)」
「はい、僕の登山のスポンサーになってる出版社のパーティーに顔出してきます、急にすみません(笑顔)」
「それは良いですけど、坂上教授のご許可は?(ほんと嬉しそうな貌あの美少女もパーティーにいるんだわ嫉妬泣)」
「坂上教授から行くように言われたんです、僕のザイルパートナーしてる国村が教授にパーティーのこと話してくれたみたいで(笑顔)」
「先生、パーティーなら髪軽くセットされてく方が良いですよ?笑(そのまんまでも吉村先生カッコいいけど美少女ちゃん喜ぶだろうし笑)」
「あ、そうですね?ありがとう佐々木さん、駅コンビニで整髪料買ってから行きます(笑顔)じゃあ急にすみません、行ってきます、」
「はい、行ってらっしゃいイケメン先生、お幸せに笑(ほんと嬉しそうな貌しちゃってるわね笑)」
「はい、幸せになってきます(照笑顔)」
「(行っちゃったわ泣)…佐々木さん、今思いっきり吉村先生の背中押しちゃってくれましたね(恨み顔)」
「吉村先生、明日の休みも急に無くなったでしょ?勝田先生がインフルなんか罹っちゃうから。これで連続6日間の夜勤になるのよ、今ここで息抜きしてくれないと保たないわよ笑(山口さんも結構本気で吉村先生狙いだったのねホントモテるな吉村先生これで何人目よ罪作りねえ無自覚なだけに笑)」
「そうでしたよね(溜息)…やっぱり明日のイヴって彼女のために休みだったんですよね、きっと、」
「当たり前でしょ笑、ほらっ行くわよ?明日は病棟の皆さんにクリスマス会なんだから、準備の協力してきましょ?笑」
「あ…そうですよね(そうよ私は看護師なんだから)佐々木さん、小児病棟の子たちにERからもプレゼントなんかしたいですね(笑顔)」
「それね、吉村先生が支度してくれてるわよ?今年もね(笑顔)(ホント良い医者よね吉村先生)」
「え、吉村先生って毎年なにかしてるんですか?(子供にも大人みたいに丁寧に接する先生だけど)」
「研修医の時からずっと、匿名でね(笑顔)だから今年で3回目なんだけど匿名でも知る人は知ってるわ、笑」
「匿名なのが先生らしいですね、自分だって威張らないとこ、(ヤダどうしよう吉村先生ほんとカッコいい萌でも婚約者いるし泣)」
「でしょ?笑 先生すごい照れ屋で奥ゆかしいのよね、あんだけ美形なのに性格かなり地味で可愛いのよ(だからモテるのよね先生も大変だわ笑)」
「ほんと真面目で良い先生ですよね、素敵なサンタクロースで、(泣笑)」
「やだソンナへこんだ顔しないでよ笑 山口さんには山口さんの最高な相手がドッカにいるわよ?明日とか搬送されてきちゃったりしてね、笑」
「搬送って佐々木さん、怪我や病気は無い方が良いですよ?あの、吉村先生のプレゼントってどんなのなんですか?」
「押花の栞よ、毎年同じなんだけどホント綺麗に作ってあるわよ(笑顔)」
「それってもしかして、さっきの彼女が作ってるんですか?(押花なんて先生は忙しくて作る暇も無いわよねあれだけの人数分なんて)」
「たぶんそうじゃない?親戚の子に作ってもらってるとかナントカ聴いたコトあるから、(たぶん今日の彼女なんだろな吉村先生ほんと幸せね笑)」
「それ、脳外の緒方先生からの情報ですか?(やっぱり婚約者なのね泣そんな優しい子なら大事になるわホント美少女だしお似合いね)」
「そうよ、緒方先生と吉村先生はお互いに良く知ってるのよね笑 部活も一緒で同期だし、」
「そうですか…(なら信憑性大だわ泣でも凹んでる暇あるんなら)佐々木さん、明日のイヴはERでもちょっとお祝いしたいですね(笑顔)」
「そうね(笑顔)明日も明後日も急性アル中とか酔っぱらって転倒とか少ないと良いわよね、笑(年末ホント飲み会急患とかヤメてほしいわ)」
「あ、そういう急患はホント困りますね(笑顔)(世間と私のクリスマスって差があるな仕事一色ってカンジでもちょっと誇らしい、かな?)」



Aesculapiusよりクリスマス譚、いま連載中の時間軸-4ヵ月半のワンシーン。
昨夜掲載の1時間前より・雅樹27歳&光一12歳小学校6年生の12月23日@大学病院です。
あと1回このシリーズ書いたら終了予定です、笑

週刊連載『Savant』加筆校正まで終わりました。
Aesculapius「Pinnacle不尽の燈 act.9」草稿を載せてます、倍くらい加筆校正の予定です。
そのあとクリスマスが舞台のナンカを1日遅れでUP+第72話の宮田サイドかなって考えています。

取り急ぎ、




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Short Scene Talk ふたり暮し前 Christmas act.4 ―Night Before Aesculapius

2013-12-26 00:00:03 | short scene talk
二人生活-4ヶ月半@the day before Christmas Eve 4
雅樹27歳、光一12歳の12月23日



Short Scene Talk ふたり暮し前 Christmas act.4 ―Night Before Aesculapius

「雅樹さん、どうしてココに居るわけ?(極上笑顔)(スーツが似合うねカッコいい雅樹さんウェア姿も白衣もイイけどフォーマルもイイね喜)」
「僕の登山にもスポンサーになって頂いてるからね、ご挨拶に来たんだよ?(笑顔)(ああ光一ほんとリボンタイ似合うね可愛い萌)」
「オヤジの仕事で登って八千峰とか高い山で研究してるからってコト?(雅樹さんも仕事で来たんだね医者として)」
「そうだよ?こちらの資金援助を頂いてるから僕も高山研究が出来るよね、だから大学としても挨拶しないといけないんだ(僕としては光一に逢えることが第一目的だけどって僕ほんと不真面目だこんなんじゃ困るでも可愛い恰好の光一といられて嬉しくて照)」
「そうなんだ、でもさっき大学病院で会った時はナンも言ってなかったよね?」
「うん、さっき明広さんがパーティーのことを坂上教授に言ってくれたんだ、それで教授からこちらに行きなさいって言ってもらえて(明広さん仕事も理由だろうけど光一に逢えるよう気遣ってくれたのかな明日の休暇が無くなっちゃったから)」
「じゃあ挨拶しないとだね?(笑顔)たぶんオヤジと今喋ってる人がエライ人だよ、俺もくっついてくねっ、(一緒にいたいね)」
「ありがとう光一、ケーキは後で一緒に食べる?(笑顔)(オレンジ・ガトーショコラ以外にも光一が好きそうなの沢山あるな)」
「うんっ、後で一緒に食べたいね?(嬉しい雅樹さんと一緒に旨いもん食えるね喜)」
「すみません、彼女とのご関係を訊いても?(いきなり登場して彼女かっさらったけど誰だ?ってすごい美形だ驚)」
「保護者です(笑顔)失礼ですがあなたは?(いま彼女って言った光一また女の子に間違われてるんだ可愛いから萌でもなんで僕にこんなこと聴くんだこの男)」
「カメラマンの田崎です、初めまして(笑顔+名刺)(スーツの着こなしから言って業界人じゃなさそうだけど雰囲気あるな)」
「吉村です(笑顔)名刺は今持ち合わせが無いので、すみません(本当は持ってるけど渡したくないなこの男なんとなく嫌だ)」
「いま彼女にモデルをお願いしたいなって思ってたんです、吉村さんが保護者ならお話し少ししたいんですけど(彼も一緒に撮ったら綺麗だろな)」
「そういう話は僕だけでは決めかねますので(笑顔)もしお願いするなら御名刺のところに連絡いたします、では(笑顔)(光一のこと勝手に撮られるのは嫌だな変な恰好させられたら困る可愛い分だけ本当に心配だな)」
「あ…逃げられたか笑(ホント良いタイミングで現れちゃったなイケメン吉村さん笑でも彼が保護者ってことはあの子も吉村さんか)」
「雅樹さん、早く挨拶すませてケーキ食おうね(極上笑顔)(旨いモン一緒に食べたらもっと旨いね)」
「うん、少し待っていてね(笑顔)(ああ光一その貌ほんと可愛い他にやたら見せないでほしいなそうだ)光一、さっきの人と何の話をしたの?」
「うん?なんか飯の食い方を褒められたりしたけど?(変なヤツだったねカメラマンだって雅樹さんに言ってたけど)」
「光一はご飯の食べ方も綺麗だから(笑顔)(それって光一が食べるとこ観察してたってことだよねこの綺麗な唇を見てたのか嫉妬)」
「雅樹さんの食い方はすごく綺麗だよね、他もイロイロねっ(笑顔)(雅樹さん風呂入ってるトコほんと別嬪だよね酒呑んだ時も艶っぽいし照)」
「そう?ありがとう照(他もイロイロってアレの時のことかな今それは困るよ光一ほんと僕気恥ずかしくなるこれから挨拶なのに照)」
「社長、光一の保護者が来ますよ?笑(雅樹ほんとスーツ姿が様になってるねモデルより目立ちまくってんな別嬪医師だねえ笑)」




Aesculapiusよりクリスマス譚、いま連載中の時間軸-4ヵ月半のワンシーン。
昨夜の続きで光一12歳・小学校6年生の12月23日の4@出版社主催のパーティー会場です。

週刊連載『Savant』加筆校正ほぼ終わっています。
このあとクリスマスが舞台のナンカを書きたいなってトコですが、
クリスマスらしく呑んじゃったので日付変わるかもしれません、笑

取り急ぎ、





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