萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

Short Scene Talk ふたり暮し前 Christmas act.3 ―Night Before Aesculapius

2013-12-25 01:00:06 | short scene talk
二人生活-4ヶ月半@the day before Christmas Eve 2
雅樹27歳、光一12歳の12月23日



Short Scene Talk ふたり暮し前 Christmas act.3 ―Night Before Aesculapius

「光一、アンマリ俺から離れないようにね?迷子になったら困るからさ(去年より広い部屋だね)」
「でもオヤジは仕事の話すんだろ?そんとき俺はナニしてたらイイわけ?」
「ケースバイケースで考えるからさ、とりあえずくっついといてね(って言っても言うこと聴かないだろね光一だし笑)」
「ね、だったらまず飯食わせてよ?腹減っちゃったよ(雅樹さん今ごろ弁当食べてくれてるかな)」
「立食式で自由に食えるよ、とりあえず一緒にテーブル行っとこっかね(そうだ食わせて待たせておこうかね)」
「へえ、いろんなモンが置いてあるね、全部まず食ってみて良い?(旨いのあったら雅樹さんに作ってあげたいね)」
「いいよ?また雅樹に作ってやろうとか考えてんだろ、笑(ほんと健気だよね光一)」
「まあね、オヤジそこ座って食えばイイ?」
「だね、とりあえず俺も一緒にナンカ食うかな、」
「国村さん、今夜はようこそ(笑顔)」
「こんばんわ、邪魔させてもらってますよ(笑顔)(やれやれ営業スタートしちゃったね笑)」
「紅葉の山シリーズ素晴らしかったです、今シーズンの雪山も楽しみにしていますよ(笑顔)」
「ありがとうございます(笑顔)(今んトコ光一のやつ料理とるのに集中してくれてるね)」
「今年もパリに出展されるんですよね、写真はどれを…おや?(あそこに随分と綺麗な子がいる)」
「雪山のつもりなので未定です(笑顔)(視線が泳いじゃってるけど光一に食いついたかね笑ほんと別嬪だよウチのがきんちょは笑)」
「あ(オヤジもう話し中だね?とりあえず座って食ってよ)いただきます、(あ、旨いね笑顔)」
「国村さんは人物像だとお身内しか撮られませんよね?(あの美少女を国村さんが撮ったらどうだろう)」
「ですね(笑顔)(光一に目をつけて俺に撮らせる気かね笑)お、」
「ここ座っても良いですか?(すごい綺麗な子だモデルかな高校生みたいだけど雰囲気がある)」
「どうぞ?(なんかチャライカンジだねオヤジと同業かねえ)んっ(コレ旨いね帆立とジャガイモをつぶしてグラタン風?)」
「綺麗に食べるね?(笑顔)(フォークの遣い方も綺麗だな美味しそうに沢山食べるとこ気持ち良い周りの視線を気にしないあたりホントの美人だ)」
「どうも、(人の食い方を観察してんのかね何だろこのひと?これ雅樹さんにも食べさせてあげたいね次なに取ってこようかな)」
「あっちにデザートも沢山あるよ、持ってきてあげようか?(笑顔)(って俺なんか彼女にお仕えしちゃってる笑でも納得の美少女だ)」
「自分で行くから良いです(自分で選びたいもんね全部一揃いもらってくるけどさ)」
「へえ?笑(光一のヤツあいつに目つけられてるよスゴイねえウチの別嬪ちゃんは笑)」
「田崎さんの話してる彼女、新人のモデルでしょうか?目を惹きますね(高校生かな田崎さんに声かけられるなんて有望だ)」
「アレ、俺の子です(笑顔)(やっぱ光一モテるね美少女だって想われてるんだろうけどさ笑おっ新しい視線がまた向いちゃってるよ会場のカメラマン皆が見てるね笑)」
「国村さんの御嬢さんでしたか(それなら引き受けてもらえるかな?)どうでしょう、御嬢さんをモデルにした写真を出されたら?」
「そうですねえ(笑顔)(ほら話が来たでも保護者がたぶんねえ笑とりあえず話聴くか)コンセプトは?」
「山の女神って感じはいかがでしょう?神秘的な雰囲気が合うと想うんです、グラビアとは一線を画した造りで(きっと良いだろな)」
「それなら面白そうですね(ホント面白そうだけど保護者がね笑)でも俺が良くてもOKか解りませんよ?笑」
「それなら私から御嬢さんに撮影交渉してもよろしいですか?(国村さんの写真で彼女を撮ったらきっと良い)」
「だったらもうじき交渉相手が来るかもしれません笑(そろそろ来ちゃうかもね?)」
「え、御嬢さんと国村さん以外の交渉相手がいるんですか?(そういえば国村さんのお父さんは堅いって話だったな)」
「まあね(笑顔)(お、今入って来たアレそうかな?ちょうど光一シッカリ田崎サンに貼りつかれちゃってるトコにねえ笑)」
「手が届かないでしょ?とってあげるよ、どれが良い?(ほんと綺麗な子だな写真もちろん撮りたいけど見ていたくなる萌)」
「それ要らないですから、(なんか付いてくるこの人なんだろね雅樹さん今ごろ仮眠とか摂ってるのかな逢いたいな)」
「遠慮しないでいいよ、苺のタルト美味しそうだよ?(大人になったらすごい美人だろな育てたい生長過程まるごと写真集にしたい萌)」
「ホントイイですから(苺のも旨そうだけどまずガトーショコラが食いたいしね雅樹さんなら言わないでも解かるのに)」
「光一、オレンジのガトーショコラで良いの?(笑顔)」
「雅樹さんっ、(驚×極上笑顔)」



Aesculapiusよりクリスマス譚、いま連載中の時間軸-4ヵ月半のワンシーン。
さっきの続きで光一12歳・小学校6年生の12月23日の3、出版社主催のパーティー会場です。

週刊連載『Savant』とクリスマス特別編、ちょっと私事により順延です、笑
もし楽しみにしている方いらいたら25日中にはUPかなって待っていて下さい。
第72話「初弾4」は加筆校正も終わっています、

取り急ぎ、





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