トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

久しぶりに食痕

2024-11-25 | 小父のお隣さん

 トンボ池横の沢筋に羽毛が散乱していた。羽毛だけで頭部や脚などは残っておらず種類が判らない。僅かに羽毛の先端に茶色の部分もあったりしたので「ヤマバトかなあ・・・」程度の認識しかないのだった。少なくとも水鳥とは思えなかったのだがそこで思い出した「水域に仕掛けたトレイルカメラを回収しなくては・・・」12月中には助成していただいた企業に報告書を提出する必要がある。

 鳥類にトレイルカメラを設えてみても獣のように容易に写ってはくれなかった。営巣中のイソヒヨドリでは巣の出入りが素早くタイムラグで映らないカットばかり増えたし、夏のヤマシギ狙いでは度重なる大雨で水域の水深が浅くなり浚渫も間に合わず飛来しなかったようだし、現在仕掛け中のカモ類はどうだか、もう期待はしていない。それでも自費購入していたとなるとン万円を棒に振ったことなったが捲土重来、24時間録画のビデオカメラを仕掛けて来季はイソヒヨドリの育雛記録を完成したい。まあ、これは自腹致し方なしだ。そう自腹痛しかた無しだいなのだが春先に続き疼痛を発するようになった肩の痛みはなんとかせにゃあ作業が滞るだけだ。とは言え羽根をむしられ食べられた個体ほどの痛みではないはずだから我慢辛坊やん坊忍坊頓坊・・・。

     


今日のトンボ「翅端斑入りのマユタテアカネ」

2024-11-19 | 小父のお隣さん

 この日は小春日和になった。そうなると既に二種類になってしまった一方の雄、マユタテアカネは姿を見せて来る。温かいせいかカップルも数組見られ、その中の一組のメスが翅端斑付きだった。このメスの体色を見て想った事は「先日に見た名前が判らなかった個体はマユタテアカネのメスだったのだろう」と言う事だった。地味で黒っぽい色彩は似ていると言って良い。

 近くのカラムシにも(ヤブマオだったか)カップルが止まっていたのだが、こちらはオスメスとも普通の翅だった。確か「マユタテアカネの翅端斑はメスにだけ現れる」と記憶しているが発生割合はどの程度なのか、一定の割合で発生しているのかどうかも小生には知識がない。


今日のトンボ「あんたは誰⁉、おいらは誰…」

2024-11-11 | 小父のお隣さん

 トンボ池傍のバタフライキッチンで手入れ不足の不始末を始末している時に黒く見えるトンボが近くに降りた。色合いからも腹部の太さからも「マユタテアカネとは違う⁉」と撮影をしたのだが額の部分を確認できない。草藪が横にあるから遠回りして正面から接近しカメラを向けたところでマユタテアカネが飛来してアタックを掛けに飛び上がってしまった。

 近くに居るはずなので正面から観察出来れば眉状斑のあるか無しかで種を絞れる。しかし希望と期待も空しく撮影できなかった。S先生が来場されていれば一発で疑問解消だったけれど、そうそううまくは運ばないのが人生なのである。自宅で図鑑対照してみたけれど相当する種は判明せず、マユタテアカネの老熟体かどうかさえも不明の個体になった。

     


二点一流れ・昆虫スコイぜ!「カトウツケオグモ」好きです!

2024-11-08 | 小父のお隣さん

 クモは昆虫では無いけれど「昆虫図鑑」に普通に掲載されているから「良し」とする。クモ類を好きでない人たちは多いだろうと推測するが孤爺は特別好きでも嫌いでも無い。まあ、里山のお隣さんなのである。クモ類の中では割合、好感度の高いクモががカニグモ類なのであって最初に見たのはハナグモだったか名前などでてこないけれど「なんだこりゃ~!」とカメラを構えた小生に対し葉っぱの上で盛んに威嚇行動をとってくれたグリーン色のカニグモだった。ハナグモと簡単に片付けてはいたものの独特の姿形はついついほの字になってしまいそうなのだ。薄いグリーン色だったが小生には淡いピンク色にも思えたのだった。鏡を見れば瞳孔はハート形だっただろう。

 さて写真のカトウツケオグモ、そうだと判断したのだが今期2回目のランデブーになった。前回も今回もS先生が発見して呼んでくれたから撮影も出来たのだがまあ、単独では葉の上など見もしないので見つかるはずも無いクモでもある。見たところで「虫目」は持っておらずガチャ目なのだから頑張っても弱り目祟り目で終わるだろう。

 このクモの色彩デザインは鳥のウンコに似せているのかどうか知らないのだが、それにしても四角形の待ち姿で鳥の糞騙しをしようなんて形態がウンコに見えない。さしずめ「残念な生き物図鑑」に入りそうでもある。

 東京都のレッドデータリストの記事を見ると「刈り払いの結果、生息域が無くなった」様な内容だった。藪や灌木、草本の葉の上で待ち伏せして狩りをするタイプなので刈り払いでお払い箱になるとは因果でもあるが、里山保全や自然環境保全の目標は「生物生産緑地」とするべきなのだと改めて思った。孤爺的には細々と小さいフイールドで試行錯誤しているのだが植生を整えておけばS先生が現職の頃に校庭の一画に備えた「自然誘致園」の効果に迫る結果が出ると思っていたものの、市街地、街中と山野のフイールドでは昆虫にとっては切迫度や必要度が大きく異なるようで発生密度から言うと低いままだし、自然誘致園で発生記録されてきた種が何故か我がフイールドには現れないと言う不思議もある。何でだろう何でだろう・・・。それにつけてもあの番組、放送開始にしなきゃあかん。全国のよいこが待っている。孤爺はアサギマダラを待っているが、お迎えはまだ待ってはいない。

     

     


今日のトンボ「リスアカネ」

2024-11-07 | 小父のお隣さん

 気温が下がってくるとトンボたちも温かい場所を選んで止まるようになる。静止状態に近い人体ならほぼ恐れずに翅を休め、ついでに日向ぼっこしていくのであった。この日もトンボ池傍でヒキガエルの下半身の無い姿に集まっていたら赤とんぼが止まったのである。小生は「マユタテアカネ」と思ったのだがS先生は即座に「リスアカネです」と訂正してくれた。小生の判断は「リスアカネの出現頻度は低いしマユタテアカネだって翅端斑があるタイプもあるから…」とまあ、真面目に分析すれば非科学的この上も無い分析なのである。敢て言うまでもない蛇足だが本ブログのいかなる部分も文責は孤爺にあるのだ。

 さてS先生曰く「似た様でもリスアカネの方が大きい」とおっしゃるから周囲のアカトンボと比較すればなるほど明確に体長の差がある。端的に言うなれば体長の違いが認識されていなかったと言えるけれど、そもそも同じ種でも変異がある事も多いから俄か昆虫博士にでもなれない小生なのであって、そうなんです「でも、しか」も無理な孤爺なんです…。で、立冬お見舞い申し上げます。

     


今日のトンボ「マユタテアカネの連結体」

2024-11-04 | 小父のお隣さん

 11月ともなると目につくトンボはマユタテアカネとオオアオイトトンボくらいになる。上空を群れていたウスバキトンボも稲刈りが終わる頃には消えてしまった。日当たりが良く尾根の狭間にあるトンボ池は遅くまで飛翔がみられるのだが飛翔と言うより日向ぼっこに行動は移っていく。時折、採餌に舞い上がったりアタック掛け合ったりするけれど、概ねエネルギー温存の方向性に見える。止まる場所も地面近くになって、やはり輻射熱で温かいのであろう。

 この日もマユタテアカネとオオアオイトトンボの連結体を見つけたがオオアオイトトンボの撮影は出来なかったが連結体を見ていて思った事がある。繋がりはオスがメスの首根っこを挟みつける事で成立するが行為は全くの一瞬なのだ。そこで想う事は「許可があったかなかったか⁉」であって、多くの生物の場合、メスの方が「嫌!」と感じれば拒否行動がある。まあ、「嫌!」なのか「駄目!」なのか科学的判断など出来ない孤爺ではあるけれど明らかに拒否行動がある。

 付近で産卵行動に群れているキタキチョウはこの季節では一番観察し易い。トンボのメスが避ける飛翔⁉と思われる飛び方も見えたりするものの「駆け引きか煽りか⁉」とも取れるからトンボは分からない。となると「極楽とんぼ」は実態としてない、に見える。トンボのオスの行動は言わば「突然、首根っこを掴んで意のままにする」のだから人間社会ではまさしく犯罪に相当だ。その上、既に他のオスの精子の影響がある部分は「捨ててしまう」念の入り方だとか、自分の子孫を残す生存競争はランデブーなんて甘い香りは皆無だ。

 諺に「極楽を作るよりは地獄を作るな」の名言があるが歴史は今もって「極楽を作りたいために地獄を与えている」のが止まない。トンボ界に「極楽とんぼは居ない」を喝破した孤爺ではあるけれど「それがどうした」と言われれば引っ込むしかないなあ。まあ、極楽遁走する事になるか地獄から首根っこを捕まえられるかとんと分からんのがあの世である。とは言え海洋散骨は周知済みだから我が無機質分は「母なる海」に戻る訳で「私は貝になりたい」訳でも無いが滔々たる悠久の輪廻の中に繋がり続けるのは間違いのない事実だ。

     


二点位置流れ・昆虫スコイぜ!「赤い花なら曼殊沙華、赤い虫ならアキアカネ」

2024-10-19 | 小父のお隣さん

 棚田周囲に侵出したウシノヒタイやチゴザサを四本鍬で掻き取っていたところ、赤いものが動いている。「なんだろう⁉」と視点を合わせたらそれはバッタだった。バッタ科というよりキリギリス科になるのだろうが、当然小生には同定できる能力は無い。もしかしたらS先生が来場されるかも、と思って虫篭に入れていたのだが来なかったので同定は出来ず。

 自宅で図鑑対照してみたもののツユムシなのかクサキリなのかクビキリなのかとんと分からないのだった。体長を参考にしてクサキリかクビキリかなあ、と詰めれたけれどそれで頓挫した。まあこの際、同定はどうでも良くて赤い個体であることが珍しいのである。大半が草色か褐色だから赤い体色は貴重と言えば貴重なのである。まあ、フイールドには赤とんぼ以外に赤い昆虫が時たま出現する・・・ていどの驚きというか「ヘェー!」なのであった。

     


ジョウビタキ入域!

2024-10-13 | 小父のお隣さん

 沈泥池の草浚いを休み休み、近くのカラスザンショウの実をついばみに来るメジロの群れを眺めていた。20羽くらいの群れになっていたもののメジロだけで混群にはなってはいなかった。その「チッチッ」と言う鳴き声とは別の音が聞こえてはいたのだが気にも留めなかったのだった。

 そこに時折来る探鳥写真家のIさんが「おーっ、ジョウビタキが入っている!」と声をかけて来た。そう言われれば「チッ」とか「カッ」とかに聞こえて来る。飛来直後は近くに来て姿をさらさないので孤爺の様な素人には分かりにくい。初見とはならなかったけれど入域した事は小生より小鳥に詳しいⅠさんの同定で決まりだ。いつもは「初見」で記録するけれど今回ばかりは「初音」になった。

 しかし残念なことは小生、「初音ミク」の歌声は知らないのであるがキャンデーズはCDがあるし10月の常備歌・睡眠導入歌なのである。まあ、この歳になって聴く気になったのはたまたま視聴した「プロらしさ」を解剖した番組のせいであって孤爺に責任は全くないのである。

 


今日のトンボ「神様、仏様、ギンヤンマさまー!」

2024-10-10 | 小父のお隣さん

 小生は水域内の除草に汗を流していたのだが代表が棚田の水稲を刈りに来たのでお邪魔虫をしに畔まで行ってトレイルカメラの活用報告書の内容などで話をしていたところに一匹のトンボが頭上を通ったのだ。

 ああーっ、それは紛れもなくギンヤンマのオスだったのである。今期は絶望視し、まさかこの期に及んで視認できるなど考えても見なかったのである。そんな感想を代表に漏らした所「居ないときに飛翔していたかも、でしょう…」と至極平凡真っ当な返事だった。それはそうかも知れないけれど孤爺が居た時に視認、または撮影できていなければ「記録に値しない」フイールドなのである。

 かのオニヤンマ様は棚田を一周もしないで上昇し去っていったのだが「今期初見!」である。ただ撮影する機会がなかったから「視認に口無し」であって記録表にチェックを入れてお終いなのだった。今期の思わぬ作業の連続で辟易した日々なのであるが、これで多少は気分が回復して泥水池の水面を開くのと砂泥の浚渫を頑張るのである、ここにキッパリと宣言する!。これは永田町や霞が関よりも確固たるお約束だ。たかだか一匹一種のトンボに絶望死せずに済み「視認に口無し」と言えど今日は良い日だ!。


今日のトンボ「オオアオイトトンボの産卵」

2024-10-07 | 小父のお隣さん

 十数年前に水辺のマユミに集団産卵をしていたのを一度見たきりで、それからチャンスは無かったのだがこの日、泥浚いをしている前を上昇するカップルを見かけた。連結状態はなかなか撮影できないので泥浚いを中断し飛行を追視しながらゴム引き手袋を外し泥中に嵌ってなかなか脱出できない長靴を何とかなだめて泥場から脱出し止まった枝にカメラを向けたのだ。

 単なる休息とばかり思っていたのだがメスが腹部先端を樹皮に立てているではないか。これで「産卵行為」なのがはっきりしたものの光線の具合が悪く順光だとトンボに焦点が合わず背景に合ってしまう。仕方が無いので逆光で撮影したのだが、今度はピントの精度が分からない。とりあえず3枚ほど撮影してPCで再生してみた。当然、細部までわかる鮮明さは期待できない条件だったがモノクロに近い画像でもピントはそこそこの出来栄えでオオアオイトトンボのシルエットには見えるだろう。

     


今日のトンボ「ショウジョウトンボかネキトンボか」

2024-10-06 | 小父のお隣さん

 今期はトンボを見る機会が減ってしまって似たような種になるとますます判断がつき難い。この日、トンボ池に立ち込んでコナギの抜去をしていたのだがクロイトトンボ、マユタテアカネ、オニヤンマとこの種で都合四種を視認できたのである。

 記憶力減退もさることながら朝食を食べたかどうかさえはっきりしないし、玄関の施錠さえ数歩歩けば「さーて、どうだったか⁉」となってしまう今日この頃では「トンボの判定」など優先度は低いのである。とは言えこの日は近くに止まったので泥中の脚を抜く時によろけない様、苦心惨憺しつつ接近遭遇したのであった。ショウジョウトンボかネキトンボかは双方とも出現期の終了がほぼ同じなので、ついつい迷う事になるのだがネキトンボでよろしいのだろう。

     


今日のトンボ「まだいた!クロイトトンボ」

2024-10-03 | 小父のお隣さん

 お彼岸の頃から見かけなくなったトンボの種類は多い。シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、クロイトトンボ等々なのだが今日、トンボ池のコナギの抜去に入ったらまだ数匹が飛翔している。最近は水面近くで作業をしていた訳でも無かったんで捉えられなかったという感じは否めないものの9月前半まで位が出現期だから「遅くまで残業」だったのは間違いないだろう。

     


今日のトンボ「マユタテアカネだけで寂しい…」

2024-09-29 | 小父のお隣さん

 九月も末であってもまだ九月なのである。ところがフイールドで見かけるトンボ、今日はマユタテアカネだけだった。9月は水の奴隷となっていてトンボに目を向ける余裕さえ無かったのである。今日は前日に続き上の池の浚渫に行ったのだが広い空間にマユタテアカネ5~6匹程度と言う寂しさだった。それでも泥浚いをしていると浚っている堆積土の丁度良く水面の高さになった泥土を好んで打泥産卵にやって来る。オスは鮮やかな赤色だけどメスは地味で目立ち難い体色なのはどの種にも共通だ。

 作業が現在進行形の狭い水域とでもいうべきか泥域と言ってもいいのだろうが孤爺の近くに群れて来る。だからこそ思わぬ近さに止まるから撮影できたのであるが水面ギリギリの泥土に産卵していくから作業が出来なくなった。まあ、「孤爺、無理をしないで!」と言われているようでここは率直に作業中止して撤退遁走した。孵化率を上げるためにはしばし作業は放棄するしかないなあ。しかしその一方で水源地の埋没も何とかせにゃならんし、気分的にはお手上げに近い。BGMには平山美紀のけだるい歌声が気分に合うのだった。今日のマユタテアカネは数少ない翅端濃色のタイプを撮影できた。

     


二点位置流れ・昆虫すこいぜ!「ウンコくさいチョウチョの子」

2024-09-28 | 小父のお隣さん

 「チョット~ッ!」と目をそむけたくなる幼虫であったがそこは好き者、幼児だって「ウンコ!」と発するのは楽しいのである。「チェストー!」の場合は心眼も含め直視していなければならない事の差異はまだ認識できておるが、まして二度童の孤爺ともなれば自分のお股がウンコまみれになるのはお約束みたいなもんだし慣れておかなければ、と心に誓う日々でもあるのだ。先日、ユズの葉に居た幼虫は記憶にない幼虫で「姓名不詳」で済ましたけれどこの日、再見したら「アゲハチョウの幼虫」に見える状態になっていた。三頭いたはずが一頭だけなのは生存競争と言うより食物連鎖の渦中にあるからで致し方なし。

 童話に「みにくいアヒルの子」があるがウンコ模様の幼虫ちゃんは果たしてハクチョウになるのだろうか⁉。体色や模様が明確になったので「幼虫図鑑」で検索してみた。初めはナミアゲハとも思ったけれど何となく異なる。クロアゲハやカラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハも異なる。そしてようやく「これかなあ⁉」といきついたのがモンキアゲハであった。自分の写真とネットの画像を比較すると必ずしも同一には思えなかったのだが「アゲハチョウ科」から逸脱はしないだろうし孤爺的にはモンキアゲハとした。少なくとも撮影したのは初めてである。

 で、ハクチョウにはならずモンキアゲハなのに白い斑が少しだけ見えるアゲハになるのであった。「モンシロアゲハ」と改名しないのは命名した人物が偉い人なのかどうか孤爺はとんと知らない。学問の世界は分類のための改名は許されても正しい名称は困難なのだろうと妄想する。古い標本なら黄変して「モンキ」だろうが活動している成体、あるいは新鮮な死体の紋は白色だ。小生はこの特徴で数種見られる黒いアゲハの中で同定できるしナガサキアゲハ、ジャコウアゲハと共に3種になるのだ。

     


二点位置流れ・昆虫スコイぜ!「ウンコ蜘蛛につづきウンコモスラだぁ~!」

2024-09-25 | 小父のお隣さん

 先日は方形のウンコ蜘蛛をみていたく感激したのであるがこの日はウンコモスラでびっくり仰天野壺落ち、だった。ユズの葉に3頭ほどいてサイケデリックと言えば良いのかアバンギャルドと言えば良いのか何種類ものペンキをまぶしたような姿であった。1齢とか2齢幼虫の中には「鳥の糞」のソックリさんがいるし「トリノフンダマシ」なんて虫もいる現世であるからしてビックリはしないまでもこの大きさでウンコまみれは初めてでしゃっくりも引っ込む。とは言え孤爺もこの歳を越えれば「ウンコまみれ」になるやも知れず親近感は覚えたのだったが謹慎感は湧かなかったものの若き美空というか中年のみぎりとでもいうべきかあのスポーツクーペ「アバンギャルド」は欲しかった。老じて今は高年齢低年金の終活時代、こんなもんで我慢できる越後人なのであった。

 

 さて、この幼虫、初めてだし種類が分からない。生憎、休日なのにS先生もSさんもフイールドには来なかったから名前の詮索も出来なかった。まあ、撮影したから食物連鎖に組み込まれても判別は可能だ。それにつけても白い部分はたっぷりと垂れたクリームとかシロップに見えて、これを模倣すれば人気のスイーツが出来そうな予感、予感がするが悪寒もするかも・・・・。抹茶入りの生地にデーツの微塵をまぶしオレンジのジャムとシュガーシロップでトッピングだ。孤爺にも作れるスイーツだなあ。かりんとう風もおしゃれー!かも。芸術の秋も爆発だーがウンコの爆発はいただけない!。