トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

バンビーノ通信

2025-02-10 | 感じるままの回り道

 二月になって水源地整備に用材を調達しなくてはならなくなった。必要な牽引器や楔はバンビーノガーデンに陰を作っている道路脇のヒノキ伐採に貸し出しているから「そろそろ返してもらわねば…」と水見回りのついでに立ち寄って作業の進捗状況を確かめに行ってみた。現場は道路脇だし山上の団地に送る電力線も張られている場所なのでリスクを避けるために伐採時に牽引は必須なのである。道路側に傾いて「ヘルプ!」のラインが来て放置できず手助けに行って道具を預けてから3回の週末を挟んでいる。その後のラインで「上手くいった!」と写真で様子が送られてきたので順調だったろうとは思っていたのだ。

 この日、現場を見ると思っていたよりはかどっていて、ほとんどが薪用サイズに切断されていた。北側のバンビーノガーデンを見れば畑の半分に日差しが届いていたが残り半分が切り残しの林で日陰のままであった。この部分は土地所有者が異なるから伐採するかどうか承知はしていないけれど伐採出来れば畑の日当たりは十分になる。しかしながら道路脇のヒノキの大木1本は道路側に枝葉を張り出していて幹も道路側に傾斜している。これをたかだか500kgの牽引器で引き起こすのはリスクがあるなあ、と言うのが印象だった。他人の土地ならこのままだけれど、自分の土地で伐採範囲ならちょっと考えないと危ない。下の画像では左上の斜行木になる。