あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

錦秋の京都その3 東福寺

2009-11-21 09:17:14 | 旅行

  今回のツアーは、京都のもみじ三名所、嵐山、永観堂、東福寺。 このうちの二つをまわるツアーなんですが・・・・
 クイズ番組で活躍中の博学のお笑い芸人と同じ大学を出たという添乗員さん、市街地へ入る前からいろいろな名所を教えてくれました。 
 遠くに見える比叡山、淀君の居城だったという桃山城、嵐山に通じる桂川、京都タワーに西本願寺、二条城、京都御所、。
 永観堂を出てからは、哲学の小道(の入り口)、加茂川、祇園、ずうっと奥が八坂神社で、歌舞伎の南座は歴史を感じる劇場、三十三間堂に国立博物館、この二つは向かい合わせです。
 帰りには東寺の五重塔・・・・ 思い出すだけでもこんなにたくさんの車中観光。 名所ばかりでなく古いお店が普通に営業していたりするから楽しいです。 写真はありません。 母が窓際の席を陣取っていたから。


 さて、東福寺は、鎌倉時代に建てられた聖一国師を開山とする由緒あるお寺です。 三つの渓谷を取り入れた広大な敷地に三つの橋を架けて建物を結んでいます。と、これは帰宅してから調べました。 行くまで全くの予備知識なし。


 東福寺には駐車場がないとのことで、大通りにバスを止め、そこから10分ばかり歩きました。 


 途中で見つけた見事なピラカンサ。 うちのとは実の付き方がちがっていました。



 付近には小さなお寺もたくさんあるようで閑静な雰囲気の道ですが、人がいっぱいです。 京都らしく着物姿のよく似合う女性がいました。



 右の紅葉の美しい門構えは、料理屋さんか何か。 おどろいたことにこの奥には幼稚園や小学校がありました。 どれもこの道の雰囲気にぴったりの静かなたたずまいですが、これだけ不特定多数の人が歩く道を通学するのですから、安全管理もたいへんでしょうねえ。 ついつい昔の職業意識が頭をもたげました。


 ようやく到着です。 門からはき出されてくる人、人、人・・・・・



 これは新居浜祭り以来だわぁ。 平日でこれですからね、今度の連休あたりどれだけたくさんの人がおしかけるのでしょうか。


 この門をくぐるとすぐに屋根付きの通路(後でわかったのですがこれは臥雲橋という橋でした)があり、人が溜まっていました。 人の隙間を縫って見てみるとー


 うぉ~ きれい、きれい~
  



 眼下にもみじの海
 向こうの方に橋が見えました。 あれが通天橋らしいです。


 この白壁の美しい建物は何? なんだかわからないまま通天橋への入り口を目指します。 特別に団体入り口が設けられていました。



 


 中へはいると、だれもかれもにわかカメラマンになっていました。



 


 通天橋は真ん中の中谷にかかる橋です。 ここへ来ると先ほど通った臥雲橋が見えました。



 


 下を見ると、もみじの海の中を魚が群れをなして泳いでいく・・・・


  


 通天橋を通り抜け、そのまま屋根のある回廊を歩いていくと大きな門があって、入ってみました。


 


 うわあ、手入れが大変そう。  



 白砂が敷き詰められた庭。 この白砂は縦横交互にほうき目がつけられて碁盤の目のようになっています。 落ち葉ひとつ落ちてない真っ白な空間。 ここには見事に赤色がありません。
 向こうの建物は、今入ってきた門です。


 そしてこの奥にはちょっと変わった建物がありました。 屋根の上に楼閣があるのです。



 どうも本堂ではないらしいと分かったので出ることにしましたが、本堂はいったいどこに? 


 帰宅してから改めてパンフレットをつぶさに読みました。 それによれば、ここは日本で最初に国師と称された禅僧、聖一国師をまつる開山堂でした。 白砂の庭は江戸時代に造られた物だそうです。

 そして白壁の建物は、日本最古の禅堂(僧たちが修行をするところ)でした。 (一部書きかえました)

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コメント (8)
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