ブログ友ねこ♪さんの写真が展示されているという写真展に行ってきました。 最終日です。
場所は松山市郊外、と言うよりもかなり山の中にあるアッシュ・ギャルリー。 この道はいよ13仏参りでも行きましたし、今治から松山へ直行したときにも通りましたから、場所はだいたいわかっていました。
多分奥道後の紅葉も見られるし、石手川ダムも見られるし、ドライブにはちょうどいいんじゃないかなあ。
で、その通り、山道はとてもきれいだったです。 なんだかこちらから行く車も、対向車もとても多かったです。 中には県外ナンバーも。勤労感謝の日で、しまなみ海道を渡って帰るんでしょうね。 お寺参りをした時とはうって変わったにぎやかさでした。
ただ、ぶじこの仕事が終わるのを待って出発したのが3時過ぎ、石手川ダムにさしかかった頃には時計は4時をまわっていました。せっかくの紅葉も写真に撮る間がありませんでした。
ついた頃に終わっていたらどうしょう。
それは悲しい、何時に終わるん?
ああ、それ調べてなかった。
たいていの場合5時まではするけれど、最終日で早めに終わったらどうしよう。 まあ、いいドライブができたと言うことにするか・・・・
アッシュギャルリーはすぐわかりました。 いったん通り過ぎてしまったけど。
こんな山の中にギャラリーがあるなんて、お客は来るんだろうかと疑いたくなります。 でも、よかった、まだ開いていました。 そして先客もいるようでほっとしました。
おそるおそるドアを開けると、上品な中年の紳士が迎えにでてくれました。 この方がねこ♪さんの先生なのかな?
県展派別として、ギャラリーで写真展を見るのは初めてです。 大きさも形もバラバラな染色展とはちがって、同じ大きさの写真がきちんとならぶ写真展は、なにか物静かで端正な雰囲気でした。
作品は、風景やら花やら、ほんとに対象へのアプローチのしかたは様々で、それが、一定の型にはめられてないなと好もしく思えました。
ねこ♪さんの写真はすぐわかりました。 いつも見なれている野良猫のピさん、そして迫力ある菊間祭りのお供馬の写真でしたから。 風景写真もいいですが、こんなふうに生命の感じられる写真はとてもいいなあと思いました。
それからねこ♪さんはどの人かなあ? 花火大会の撮影にベアトップを着ていったという人だから、多分この人ね。
予想通りでしたよ。
初めは名乗らないでそっと見て帰ろうと思ったのですが・・・・・、ねこ♪さんの方からいろいろ話しかけてくださって、とうとう名乗ってしまいました(ハズカシ~)。
ねこ♪さん、とっても喜んでくださいました。 こんなふうにストレートに喜びを表現してもらうと、こちらも嬉しくなりますね。 そのあとはー
ねこ♪さんの口から言葉があふれ出してくる。
猫のこと、写真のこと、新しいお仕事のこと・・・・・ねこ♪さんにとっても初めての写真展だったのだそうです。 伝えたいことをいっぱいお持ちの方だと思いました。
終了間際にうかがって、わたしもあまりゆっくりはできず十分にお話しできなかったのが申し訳なかったです。 多分終了の5時はとっくにすぎていたのではないかと思います。
もう最後で食べる人がいないから、とお菓子まで頂いて、ていねいにお見送りをしていただきました。
快い余韻に浸りながら山道を引き返す途中、ぶじことふたりでもう一人のブログ友りんごさんに思いをはせました。 りんごさんはこの道をはるばる、バスに乗ってわたしの県展を見に来てくださったのです。 改めてありがとうと思いました。
帰り道、松山市街の空は赤くそまっていました。
ああ、ねこ♪さんの夕焼け色だ、と思いました。 それでわたしも1枚撮ってみたのですが
ははは、ねこ♪さんと同じ色にはなりませんでした。 あたりまえだ、腕とカメラが違う!
これを写したのは「パリドール」というお菓子屋さんの前。 来るときに入ったことのないケーキ屋さんが何軒かあるのを見つけていたのです。 帰りにケーキを買って帰ろうねと言いながら来ましたので。
迷いながら5個のケーキを買いました。
お勘定を払うときになって、買ったものとは別に小さな袋が置いてあるので、?と思ったのですが、
なんと
「1周年記念なので、皆さんに差し上げています。」
ラッキー
中身はほのかにバターの味がするカステラでした。
帰ってきた下の娘がお菓子だらけなのでびっくりしていました。