ずっと前にまいた目玉オヤジ豆(本名ではありませんよ、わたしが勝手につけた名前)、収穫しました。 大豆の仲間ですので、枝豆で食べます。
大豆は、水さえあれば育つと母が言っておりました。 そういえば子どもの頃は、田植えの頃、泥で固めたあぜに大豆を蒔いていましたね。 母が穴をあけた後に大豆を3粒ずつ落としていくのがわたしの役目でした。 それを考えると、ずいぶん水の多いところでも育つのだと思います。
わたしが植えたのは水はけのよい畑でしたので、ときおり水やりをしましたが、ほんとうにそれだけでうまく育ってくれました。 時期的に遅かったため、虫にもあまり食われず(1匹小さいのが水に浮いてきましたけど)、まずまずのできです。
根っこにも豆!
これは根粒でしょうね。 知識としては知っていましたが、実物を見たのは初めてです。 この中には根粒菌が入っていて、空気中の窒素を窒素化合物にする働きをしています。ですから豆類には窒素肥料はいらないのだとか。
一方、別の場所に植えた枝豆のできが悪くてぶじおくんは歎いております。 そこには肥料を蒔いたらしいのですが、もしかしたら窒素過多になったかも。 ほんとうに水さえあれば育つありがたい食べ物です。
収穫して即ゆでました。 枝豆は少し時間をおくと味が落ちてしまいます。
枝豆には、わずかに黒い部分が見られますが、目玉にはなっていませんでした。 どうも、豆が充実してくると模様がでるみたいです。 表面の薄皮だけにね。
味ですがー
おいしいです。 淡泊であっさりしているのだけれど、普通の大豆より甘みがありました。 ついでに言うと、黒豆のえだまめは、甘みはこれほどありませんが、味が濃厚で、これもおいしいです。 どちらが好きかと言われれば・・・・どっちも好き。
畑には後から蒔いたのがまだ残っているのですが、寒さに向かう中で実がつくか心配です。 もしうまく実がついたら、これは来年の種として残しておきましょう。
追記
園芸カタログでこれと同じ豆を見つけました。 名前は「くらかけまめ」 信州のご当地野菜だそうです。 大豆のように固く熟してから採り(早すぎました) 7時間ほど水に浸してから塩茹でするそうです。 どんな味かしら。 今畑にあるのがうまく収穫できたら、少し試してみます。
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