いかにきれいなもみじでも、3日も続くと食傷気味だとは思いますが、今日で見納めです。 もうしばらくおつきあいくださいね。
開山堂を出たわたしたちは、大勢の人につられてもみじの海を歩いていきました。
海の底から眺めたもみじ
あちらの方にひときわきれいなもみじがありました。 そしてもみじよりもあざやかなオレンジ色は?
タイのお坊さんがこんなかっこうしてたような気がしますね。 観光かしら、それとも修行かしら。
わたしも写真を撮らせてくださいとお願いしたところ、にこやかにモデルになってくれました。
一段ときれいだったもみじのそばにあった建物。 どうも経蔵のようです。 地図で見ると、この裏に殿鐘楼があるのだと思います。
ぐるっと回って再び入り口の所へ。 ここではっと気がつきました。
これが本堂よ すると向こうに見えるのが三門ですね。
本来はあちらの三門くぐってお参りするのが本当なのでしょうが、わたしたちは別の所から入ってきたというわけでした。 ああ、残念。 この三門は国宝になっています。 ここまでやってきたのに見ないで出ました。
この東福寺は国宝、重要文化財の建物が10もありました。歴史的にもすばらしいお寺だったのです。
しかし、
もみじばかり見て、ほとんど見ておりません
バスに乗り込むときも路上駐車のため、長くは停められません。 時間に遅れると迷惑をかけるので、時間の余裕をもって東福寺を後にしました。
今回の旅は、たった2カ所しかまわらないにもかかわらず、時間的な余裕は全くありませんでした。 昼食も走るバスの中で弁当を食べました。 これはちょっと悲しい。 「まごわやさしい」食品がすべて揃ったヘルシーで見た目も豪華なお弁当だったのですが、冷蔵庫から出してきたばかりなのか何もかも同じ温度に冷えていました。
お土産も買う時間がなくて、この手のツアーには珍しく、お土産物屋さんにも寄りません。 その代わり、京都名物の八つ橋と生八つ橋の車内販売がありました。 したがって、京都土産は八つ橋だけです。
そしてバスはびゅんびゅんとばしてたくさんの車を追い抜き、予定より45分も早く帰ってきました。 この45分、食事か見物かにつかえばよかったのにねえ。
でも、第3希望のコースであまり期待してなかった分、もみじのすばらしさには大満足しました。 母も、もうこれで他のもみじは見なくてもいいと言っています。
わたしもこれで風邪を引いてもいいです。